1)20プリウスEXっていいよなぁ、って、20温存に傾き、ほぼ決断しかかったところで、携帯のベルが鳴る。見積もりができるようになりましたので、とりあえず郵送で送りますと言うトヨタの営業マン。思えば、彼との付き合いも25年になる。最高の営業マンとは言い難いが、こちとらも最高の顧客とも言い難い。まずは、お互い足元がよく見えている間柄と言える。今日は木曜日、郵便は早ければ明日、土日は郵便配達はないので、月曜日の9日配達か? 祭日なので結局10日配達か。カタログは10日以降になると言う。
2)経済的に考えれば、どう考えても20温存に限る。これなら家庭内平和も保てるし、老後資金をベタ減りさせることもない。20も、見れば見るほど、大好きだ。1〜2ヶ所のキスマーク💋は愛嬌としても、冗談抜きに、あと10年乗って乗れないこともない。それはそれでありだ。燃費は下がってる。あちこちガタはきてる。ブレーキパッド、タイヤ、駆動バッテリー、バックカメラ、カーステレオ、いろいろ難はあり、いつサドンデスに見舞われるかは、不明。心配事を抱えながら、あと10年乗り続けることは、確かに難がある。私のカーライフには、必ず次なる一台は必要となる。
3)新型60プリウスXに乗り換えるとしたら、いくつかの条件がある。まず①法人向けXグレードがわが法人で購入できること。つまり275万スタートができると言うこと。これでも私としては大奮発である。されどマツダロードスターNDだって似たようなものだ。オプションをつけて、税金を払って、20を下取りしてくれて、300ジャストぐらいなら、なんとかまな板に上がる。それ以上なら、無理。②納期が、今年の9月まで間に合うこと。もう一度20の車検を通すなら、あと2年待つことになる。その間に、更なる魅力的な新車が出てくるに違いない。
4)その次は、③家族の同意を得ることだろう。ここもなかなかハードルは低くない。まもなく古来稀なる年齢となる我が人生。伴侶を初めとする人間環境を再確認必要がある。NDのようなツーシーターでは無理なことは判明した。リクライニングシートは必要である。ドライビング用奥様荷物置きとしても後席は必要である。孫たちもまだ小中学生たちの間は、後席を狭いなんては言わせない。ランニングコストはほぼ同等、との読みがある。とにかく、我がライフには仕事上からも、実用的な車は絶対に必要なのだ。ノーカー・ノーライフ。
5)冷静になって考えてみれば、老後資金から新車一台分減額するというのは、正直きつい。それだけ稼がなくてはならない。単純に考えれば、年100万の貯金取り崩しとして、我が人生、3年間は労働時間が伸びてしまうということである。逆面から考えれば、これを投資と考えることができれば、労働意欲は湧き、周囲の人間関係もより円滑になりうる可能性もあるということである。それだけ収入アップに繋がるのなら、有益な投資となる。ニーサだの、株投資なんてリスク満載の投資より、はるかに安全な計画と言える。
6)正直言ってこのところ、このテーマで考えすぎた。もはやノイローゼである。もはやいいだろう、この問題からはもう解放されたい。20温存はこの状態の延長、先送りに過ぎない。もはやスッキリせんか? 本を読んでも、ネットを見ても、ドライブしていても、考えていることは、このことばかり。結論は出るのか? 天の声は聞こえるのか。我が精神はどこをどう彷徨っているのか。どんな結論を待っているというのかね?
7)頭を切り替えよう。テーマを変えよう。コーヒーを飲み、音楽を聴き、散歩し、お風呂に入って、気分転換しよう。終わりなき彷徨にケジメをつけて、そのエネルギーを新しいテーマにぶつけよう、未知なる世界に、さらに足を踏み入れていこう。もはや、ギブアップだ。
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