感想
1)率直な感想。面白かった。できればこれ期間限定の企画展ではなく、常設展にして欲しいと思った。
2)最初の最初は、やはり、あの石川家の暖かい環境であっただろう。本をたくさん読んだ。読ませてあげたあの家庭。二番目は小学校、仲間たち、越前先生。そして中学、高校と彼をデビューに繋いだのは、やっぱり私だ。
3)しかし、誰かがその役割を果たさなければならなかった、とするなら、その役割は単に私に割り振られただけで、元々の素因はニュートンにあった、というべきであろう。
4)一気に彼の人生を十月劇場やオクトパスから読むことはできない。座敷童子や洪洋社を経ていったプロセスを見つめる必要がある。
5)1978から1981までのブランク。これはニュートンの人生においての、私の欠損である。そして決別。私の不在からの、復活。私にはこれしか読めない。
6)そして吹っ切ったところからの再生。大人になったのだ。私は私の道を見つけた。
7)最終章、私は彼の多くは知らないが、私の中で、どう仕舞われるかについては、私は知っている。
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