決算書類
1)当法人も、あっという間に数十年が経過した。ミニマムな業態とは言え、次々に重要書類が増えていく。これらはいつまで保管すればいいのだろう。数ヶ月から数年、あるいは永久、というものもないわけではない。その中で、決算書類は10年間と定まっているようだ。
2)これ幸いと、積年の疑念を払いながら、シュレッターを駆動する。次々と飲まれていく重要書類。一つ一つは、作成に手間暇がかかり、金庫の中に保存されていたものもあるが、ここは、事務的に処分し続ける必要がある。
3)個人的な写真アルバムにも似て、なかなか処分には苦慮するものがあるが、ここは一気呵成にやりきってしまう必要がある。思いはともかく、情報類は、時には期待しない漏洩のリスクを抱えることもある。おおよそ3分に2を消滅させる。
4)保存していたものによっては、数年の保管で不要になるものもある。これらを置きぱなしにしておくと、新しい情報が入って来なくなる。ここは積極的に断捨離するのみである。失われてしまうものも多くある。それでもそれは必然なのである。
5)よく寺院の過去帳が、火事や洪水で消失して、残っていない、という台詞を聞く。実際そういうこともあるだろうが、真実は、過去帳を残すだけの努力が払われなかった、ということもあるに違いない。数十年の事業の記録の整理をしながら、そう思った。
6)処分に苦慮するのは、蔵書の類でもあるが、特に苦慮するのは、OSHO関連の資料である。私的資料でもあるが、時に公的資料にも転じかねない。不用意に断捨離などはできない。キチンと整理して、保管しておく必要もあろう。
7)それとて、当事者の私の身が永久であるはずもなく、持ってあと数十年の命であれば、私の努力や配慮など、海の藻屑となる。本当に大事なものは何か? シュレッターの駆動音を聞きながら、想った。
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