ダイハツ 初代ミラ CM 1980年 岡田奈々
No4853 星3
1)マスターサーフの後からやってきて、2台持ちとなったのが、ミラ。それなりにチョコマカ動いた。当時家族が入院し、小さな二人の子供を抱えた奥さん専用の車が必要になった。エイとばかり販売店に行って、店頭の新古車を購入。色はピンクというか藤色、試乗車上りだったので、目立つ色だった。
2)色は気に入ったのだが、確かによく目立った。なんふぁつなんにち、どこそこを走っていたでしょ、なんてよく言われた。l最初は何も言わずに運転していた奥さんだったが、やがてもっと地味だとよかった、というようになった。
3)この車の面白いところは。助手席のシートが、穴になっていて、そこの蓋を外すと、買い物袋を固定するようになっていたこと。ちょっとくだらん、と最初は思ったが、これがなかなか重宝した。もうこういうアイディアの車はもうないだろうな。
4)ワンボックスに乗るのは面倒臭い時には、私の愛車になった、小さくて便利だった。地を這うようで、刺激的。ただ、欠点もあった。まず、ブレーキの効きが悪かった。定期点検の時には、ちゃんと締めてもらうのだが、だんだん緩んだ。レスポンスが悪くなるので、怖かった。
5)ある時、出勤の朝、雪が積もっていた。車の少ないS字カーブを曲がりきれず、路肩から脱輪して、動けなくなった。助けも呼べず、人通りもない。急いでいた私は、自分一人でこの車を持ち上げて、路上に戻して、ことなきを得た。車重がメチャクチャ軽い時代の軽だったからできた荒技だった。今じゃ、こうはいくまい。
6)それと、この車の難点は、燃料タンクが小さいこと。エンプティランプがつくと、次のスタンドに届くまで、全く燃料切れになって、エンコしてしまうにである。あと数百メートルのところで停止。軽いので、自分で路肩に押して駐車させ、スタンドまで徒歩で行って、借りたポリタンクに数リットル、ガソリンを買って戻って注油した。この失敗は、一度だけではない。この体験は私をして、最近のEVの継続距離足らずの問題に敏感にさせる。
7)重装備遊び満タンのワゴン車と、すっぴん軽セダンの二台もちはそれなりに楽しかったが、やがて2台同時に友人に譲り、阿部君のアベニールへと、乗り継がれた。
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