旧車 大図鑑 日産・アベニール初代1990年-1999年
No4850 星1👇
1)我がカーライフの黒歴史。もう思い出したくもない、9年間だった。寺野君のテラノ、阿部君のアベニール、なんてコマーシャルに踊って、何気に乗ったアベニールワゴン。サンルーフ付き。最悪。思い出したくもない。
2)エンジン内部が油だらけになり、途中で中古エンジンと交換した。フロントガラスが傷だらけになり、二度交換。ブレーキ音がとんでもないことになり、ブレーキパッド交換。室内ランプが路面の凸凹の振動で脱落、荷室のトノカバーがチープでボロボロ、燃費最悪、リッター6キロ、スタンドで女の子にディーゼルオイル入れられた。サンルーフから雨漏り。
3)数々の事件、珍事、障害は、そもそも低迷時代の日産の不始末でもあるが、確かにドライバーとしての自覚が足らないせいでもあった。とにかく、涙の連続。私は人生、二度と日産には乗らないと決意したのだった。ゴーンが来る前の、日産にとっても黒歴史時代である。
4)まず自分から反省すれば、そもそも試乗もせずに形状だけでハンコ押してしまったこと。ワゴンブームの走りで、まともなワゴンがなかった。レガシーワゴンがほぼ唯一のヒット作であり、各社が追いかけた。輸入車ならボルボステーションワゴン。見に入ったが、結局見た目でアベニールにした。これが間違いのもと。
5)そして、車の扱いがわかっていなかった。新車のオイル交換は必要ないと思っていた。これは逆。新車こそ、頻繁にオイル交換が必要。雪の日、ウィンドウの雪を庭の箒で払い落とした。これも間違い。まずはデフォルガで内側から温めて溶かすが正解。大水が出た日、友人のパジェロのように、深い水溜りを泳いで渡った。これは、水溜まりを避けるが正解。スタンドで間違った燃料をを入れられたら、大クレームをつけて、徹底的に賠償させる、が正解。ティッシュ5箱で騙されてはいけない。燃料キャップを閉め忘れましたー、などと後から電話をよこすようなスタンドには二度と行っては受けない。自宅に夜分やってきて土下座をするようなディラーから車を買ってはいけない。まだまだある。
6)あの黒歴史がなかったら、私は人生をもっと笑顔で過ごす事ができたであろう。苦悩の90年代であった。ああ、思い出したくない。それに比べれば、nhw20exはハデさはなかったが、実にメンテナンスフリーのカーライフだった。決して100点満点ではなかったが適時必要な対応ができた。燃費も良かった。時流に乗っていた。
7)さぁ、これかも素晴らしいカーライフでありますように。
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