2000年頃のCM トヨタ プラッツ TOYOTA PLATZ
No4854 星1
1)阿部君のアベニールに、徹底的に不信感を持った私は、車不信となった。車なんか、もう乗りたくない、とさえ思った。とにかく日産車には乗らないと決めた。唯一の救いといえば、トヨタの初代プリウス。あれに乗りたかった。
2)だけど、少し予算が足りないし、奥さんが反対した。あなたは新しい物好きで、それでいつも失敗する。やめなさい。ときた。いや、とにかく販売店に行ってみようよ、とショールームに行ってみたのが、プラッツだった。
3)ちょっと見には、初代プリウスに似ていなくもない。それに、安い。新人そうな営業マンが近づいてきて、これからの時代は、こういう車ですね。それで決めた。後から聞けば、この営業マン、私に売ったのが二台目であったらしい。あれから20数年付き合っている。
4)時代は確かに、エコカー、環境問題に敏感な流れとなっていた。いわゆるリッターカーの時代である。リッターカーという呼称は、やがてコンパクトカーという言い方に引き継がれていく。
5)この車に、満足したのは、ほんの数ヶ月。とにかく飽きて、嫌やで嫌やでたまらなかった。他の車ばかりに目が行った。だがしかし、結果として11年も乗り続けたのは、丈夫で壊れなかったからだ。リッターカーだから燃費も安い。税金も、保険も安い。維持費はめちゃくちゃ安かった。
6)そんな車にもおさらばするチャンスがやってきた。少しづつ不具合が出ていたが、奥さんはまともに聴いてくれなかった。プラッツに乗っていたからこそ子育てができたんでしょ。プラッツ様様じゃないですか。はい、おっしゃる通り。PTA会長時代もプラッツでやり過ごした。マイホームも建てちゃったしな。
7)ある日、奥さんと二人で玄関を出ようとしたところ、プラッツのエンジンがかからない。結局重症な故障ということで、レッカー車で運ばれていった。この時の奥さんのショック体験があってこそ、ようやく次の車のゴーが出た。でしょ、自分が体験してみると、奥さんでもわかるでしょ。
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