ガレージライフ 2021_07 no88 18万から始めるガレージライフ
No4661 星3
1)ご近所のおばちゃんから、声がかかった。冬タイヤ、要らないか、と。おばちゃんと言っても、同年輩だから、すでにお婆ちゃんだ。つうことは、こちらも爺さんなのだが、今回はまぁ、あまり突っ込まない。いずれ、壮年期を過ぎて、最晩年を睨んだ、人生最後のクルマ選び世代だ。
2)いよいよ13年目を迎えたプリウス30を、ダウンサイズするという。子供達に言われた。いつまで、そんな危険な車に乗っているの? ガラは大きいし、窓はちっちゃいし、古いし。だそうだ。ガラが大きくて、窓が小さい、という欠点は、私も同調する。特に彼女はごく近所の買い物にしか車を使っていない。公務員を退職した御亭主は、いつもゴロゴロ、お出かけは大きな体をのせてママチャリをご活用。
3)奥様も、結局は腰を痛めていて、歩くよりは車の方が楽、という意味でのドライバーであり、おそらく長距離や高速道路で運転することはまずない。で、乗り換えることにしたのは、車名は知らないが、軽かリッターカークラスの車内が広くて、窓も大きいやつ。着座位置も高くて、見晴らしもいいという。それに、車椅子になっても車載できるね、と、余計な一言はわたくし。
4)いや、あれはもっと上のクラスかもしれない。1500とか、1800とか。でもタイヤは小さかったな。いずれにせよ、あの車は、彼女の人生最後の車だ。ある意味羨ましい。あそこまで割り切れる。いいことだ。心の中では、私もこれでいいなぁ、と思わないでもない。十分間に合っている。吾唯足知。
5)でも、イヤじゃ。俺は好かん。あれならまだ、俺のプリウス20EXの方がまだいい。ということで、5穴の冬タイヤ4本、ホイール付きでいただくことになった。山は十分ある。少なくとも、私が履き減らしたタイヤよりはまともだ。ホイールは、まずまず。決して好みじゃないが、ないよりマシ。
6)車があれば、やっぱりガレージが欲しくなるものだが、せいぜいタイヤを収納する物置があればいい方、屋根無し駐車場を確保するのが精一杯だ。もっと郊外に行けば、余裕でガレージを設定できるのだが、なかなかそうも行かない。
7)我が家のビルトインガレージは、電動シャッターが故障して久しい。毎日力任せで開け閉めしているのだが、用途は既に曖昧になっている。ハイルーフのワゴン車も入るように天井を高くし、天井扇風機もつけているのだが、ここは、物置になり、野菜置き場になり、廃物アートのアトリエになり、孫達のキッズルームになり、瞑想ルームになり、現在は、梅干用のウメの乾燥ルームになっている。
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