プラネット・ローカル :静かなる革命
No4653 星5🌈
1)snsでこんな動画が飛び込んできた。美しい、素敵な動画だと思う。短いかな、と思ったが、意外と長かった。いろいろ感じ、いろいろ考えた。趣旨はわかるし、方向性もその通り。だが、何か残されたものがある。
2)ローカライザーションがキーワードだが、そのサイズ感が、いまいち不明である。中国やアメリカに巻き込まれない、インドの立場を表明しているのか、ほとんど自分の村で自給自足できているアフリカの村を言っているのか、大都市文明に対峙するパーマカルチャーに基盤を置くエコビレッジを推奨しているのか。
3)私は習慣として300枚の年賀状を書く。年に一度のグリーティングとしては300家族がマックスだろう。実際に顔が見える日常的な交際範囲は70人ほど。多めに見ても、150人ほどの友人がいれば、人生を全う出来るはずだ。あとは架空の、虚構としての人間だ。
4)私は自治会の区長としての活動は3年目に入った。区内には300家族の会員がおり、会に入らない移動型や孤高型の人々もいる。ここに40年暮らしていて、顔馴染みなのはおよそ10分の1。適度な距離感を保ちながら、適度な友好関係を築いている。もっとも密度が濃いのは、やはり家族である。伴侶がいて、豚汁が冷めない距離に子供家族が住んでいる。小学生の孫達は、毎日のように遊びにやってくる。
5)仕事も今はかなりの比率でテレワークで済ます。付き合いは長い。だが、何かの折にプッツリ切れる。転勤、契約の終了、意思の齟齬、体調、生死、冷却期間。それでも自分の生活基盤を支えるための、最低限の付き合いは維持する。お互いにそれは必要だ。
6)3.11後に始めた市民農園の自分の畑は、自給自足にはもちろん十分じゃない。タネ選びや、水やり、肥料、ウィルス、鳥獣害など、意表をつかれることが多い。隣の畑の人々はいたって親切だ。私にとってのパーマカルチャー・エコビレッジだ。とても気に入っている。自転車で10分。ナス、きゅうり、ズッキーニ、インゲン、里芋、ミニトマト、ほうれん草、カブ、大根、カボチャ、オクラ、紫蘇、、、、
7)ローカルゼーションとは何か。月に数回の近くの寺小屋における坐禅会。これも気に入っている。週に数回のオンライン瞑想会。私は自分の瞑想センターが好きだ。廃材で作った、物置小屋。これもお気に入り。究極のローカライゼーションとは、自立、インディビジュアライゼーションであろう。そして、そこには大地があり、空があり、山から川が流れ、やがて海に至り、グローバルに繋がっている。
葉に隠れ息を秘そめる雨蛙 把不住
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