禅の友 曹洞宗
禅の友
2022/01 02 曹洞宗 小冊子 p36
No.4633〜4★★★★★
1)正月初めの早朝坐禅会において、1月号はタッチの差で戴き損ねた。それもよからん、と思っていたが、この2月の坐禅会では余分にあったので、都合2冊頂いてきた。
2)そもそもは秀麓斎でのこの冊子に配布はなかった。最近のことである。もっとも、年末の輪王寺における成道会の際には頂いていたので、その存在は知っていた。自分で定期購読しようかなと思っていたが、その気持ちを察していただいたか、毎号、坐禅会でいただけることになったのである。めでたし。
3)こういう冊子は、私は好きである。キリストの幕屋の冊子とか、生長の家の冊子とか、時にはエホバの冊子なども精読する。必ずしもこちらの意思にピッタリとはいかないが、なるほど、そういうものか、と毎回納得することの方が多い。
4)ここにきて、不思議なことに、私の父方の菩提寺も、母親の菩提寺も、曹洞宗から離脱した。不思議なものである。何が起きているのか、私には分からない。考えようによっては悲しいことであるし、取り方によっては正しいと評価すべきことでもある。
5)秀麓斎は、もともと1200年前に開闢された天台宗の寺院だったが、風雪の流れの中で、曹洞宗に宗旨替えをした。経緯は色々あったことだろう。私はそこに細かくはこだわらない。
6)結局は道元が好きになって、禅が好きになれば、永平寺などのドキュメントをみたりして感動する。いいなぁ、と思いつつ、現代にマッチしているのだろうか、と心配になったりする。事実、150人ほどいた雲水も、今や半減しているという。少子化のせいだけではないだろう。
7)道元禅は図星であるだけに極めて魅力的である。しかしOSHOサニヤシンの視点からすると、ちょっと厳しいなぁ、ということが多い。現代におけるZENはどうあるべきか、坐禅会における個人的な考案でもある。
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