「スピリット・オブ・ロードスター」<176>人生最後に乗るクルマ
No.4641★★★★☆
1)どうやら逈の巻になっても、クルマ談義は終わりそうにない。いやいや、むしろさらに加速度がついているようでもある。人生最後に乗るクルマ、このテーマはなかなかに魅力的である。一体どうなってしまうのだ。
2)この本は、平成25年、2013年の発行である。しかも、発行元はリクルート社。思えば、あの大震災3・11の2年後である。うー〜ん、と考える。あのタイミングで、私なら、とてもとても、こんな本などは、読めなかっただろう。
3)しかもだ、今ようやくこの本が読めるようになったとしても、内容があまりに外車礼賛なので、私には、とてもとてもふさわしいとは、言い難い。
4)されど、人生最後のクルマを考えるということは、人生最後を、どう生きるか、を考えることでもある。一体全体、人生最後をどう生きるのだろう。他の誰かのことではない。私自身のことだ。
5)人生最後とは何か、つまり、死ぬ直前の自分はどう生きているか、ということである。死ぬとは何か。60だから、70だから死ぬのか。いやいやとんでもない。死は常にすぐそばにある。80だって、90だって、クルマを運転しようとすれば、できる。
6)つまり、人生最後に乗るクルマ、というテーマは、とっくに破産している。この本でも、趣味性と、実用性は、対立する概念として併記されている。そして、この本は、大きく趣味性に偏っている。さらに言えば、私は、どうしても趣味には没頭できる人間ではなさそうだ。半々だ。どっちも必要だ。
7) これがまぁ終いのクルマか車椅子 把不住
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