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2022/02/06

スズキ スイフト



1)昨日知人と話していたら、この車の名前がでてきた。まもなく今年還暦の女性である。いつかは、あのホンダS2000に乗っていた人である。最近は、どんな車に乗っているの? そして、その答えは、スズキスイフト赤だった。

2)私は若い時に、スズキキャリーバンを何台か乗り継いだことがある。仕事がらみだから仕方なかったとは言え、決して不満ではなかった。軽だから維持費は安かったし、積載量は最大限だったので、こんないい車は他にない、とさえ、思っていた時期がある。

3)そんな車に乗っていると体を悪くするよ、と言われて、そうかなぁ、と不思議に思ったが、うん、なるほど、今になってみれば、忠告してくれた人の気持ちはわかる。

4)軽のワンボックスワゴンは、鼻がない分だけ、事故に巻き込まれたらおそらく最弱だ。危険な乗り物といえる。そんなことに気づいてから、軽は遠慮するようになったし、そのメーカーであるスズキも、私の視界から次第に消えた。つまり、最後の車選びの段階である現在において、最初の最初から、スズキブランドは、選択肢に入っていないのである。

5)つまり、スズキスイフトという車があるというのは知っているが、私の車ではない、という先入観がある。でも、本当にそうか? この動画を見たりすると、安くて、1トンを切っていて、ハイブリッドで、スポーツカーで、と良いづくめのような気がする。うん、これっていいんじゃない。少なくとも、あの女性がこの車を乗りこなしているのは、とても素敵なように思う。

6)で、自分は選ぶだろうか? その疑問にたったとき、私は瀬戸際に追い込まれる。私の言い逃れは、私は別にスポーツカーに乗りたい、と思ったわけではない、ということ。赤とか、1トンを切るとか、安いとか、運転技術とか、そういうことではないんだ。ただただ赤NDに乗りたいんだ、ということだ。なんだか奇妙だが、そういうことになる。そして反論はいっぱいでてくる。

7)結局は現状維持となり、究極の最後の一案を凌駕するアイディアは、ついぞ登場しないのである。

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