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2022/01/07

「スピリット・オブ・ロードスター」<168>シュミレーション

「スピリット・オブ・ロードスター 2021」目次

1)さして欲しくもないが、かといってまんざら具体化に可能性がないでもない風景を思い浮かべてみる。それはそれでなんだか愉快でもあり、ちょっとだけ重荷でもある。

2)車検、保険、税金、燃費、タイヤ、洗車、ちょっとしたあれこれの手直しやら、調整。そして、その風景を受け入れるための準備。ガレージを開けなくてはならないし、シャッターを直すのかどうか。あれこれの存在意義を、少し方向転換しなければならない。

3)負担感は、思ったよりも大きい。楽しみと、負担感、どっちが大きいかといえば、うーん、どっちもどっちだな。少なくとも、苦しいばかり一辺倒ではない。それと同じく、楽しいことばかり、一辺倒でもない。

4)感情がないまぜになる。面倒を背負い込んだような気分になったかと思えば、いいもの拾っちゃた、という有頂天の気分もないわけではない。調子いいのは、視覚的に自分の生活が彩られている風景が、カラフルに広がっていく時。

5)ちょっとまずいぞ、ブレーキ、と思うのは、色々とあれこれ経費の算段をしてしまうとき。すくなくとも、ほかの一回性の遊びとは違う。長期間のぐったりとへばりついてくる重苦しさだ。

6)しかしだ。それにしても、先だってまで思い詰めていたシチュエーションに比較すれば、五分の1の負担ではないか。やってやれないことはない。でもそれって、あの5分の1の楽しみを与えてくれるだろうか。そもそも5分の1の必要性も、あるのだろうか。

7)どうやら、5分の1とか、逆に5倍とかいうようなものはないようだ。そもそも比較できない。算段では5倍だろう。確かにその程度か、それ以下である。しかし、風景としての広がりは、おそらく5倍掛ける5倍かける、あと何倍かの広がりがありそうな気がしてくるのだ。

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