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2022/01/03

「スピリット・オブ・ロードスター」<161>人生最後に乗りたいクルマ3台

「スピリット・オブ・ロードスター 2021」目次

1)と言う命題があって、幾人かのコメントが載っていた。私からすれば、みんなに似たような傾向があるなぁ、と思ったが、まず3台、とはずるい。そもそも2台持ちさえ贅沢なのだから、3台という設問自体、現実離れしている。通常は1台だ。さて、一台まで絞り込めることができるものなのか。

2)30人ほどの回答者の中に、かなりの確率で、マツダロードスターの文字が踊っていた。これには半分驚き、半分そうだろうな、と納得した。他の車名あげた人であっても、スーパーカーであったり、2シーターオープンであったり、他社の類似のスポーツカーだったりして、いざとなれば、みんなそうなんだな、と納得した。

3)ある人はスズキワゴンR類似を3台上げている人もいた。これもまた、一つの知見であろう。またプリウスを上げた人もいる。なんであれ、現代では、VWゴルフとプリウスは、車選びの中心に位置しているようだ。私は車に感しては愛国主義者だから、プリウスもあると思う。

4)質問の時期やタイミングの問題もあろうが、テスラのようなEVや、トヨタミライのような水素自動車をあげた人も、少数派だが、いた。

5)さて、我が身に振り返ってみて、三台ではなく、1台に絞り込まなければならないし、経済的に手の届く実車である必要がある。敢えて言うなら、中古は避けたい。この年齢で最後の一台を選定し、墓場に行くのである。残り10年10万キロはお付き合い願いたい。

6)さらに条件をつけるとするなら、奥様は免許を返納し、運転しないこととする。いまでもこの十年間ペーパードライバーなのだから、小賢しいことは言わせない。(ここが実は、一番のネックなのだが、涙。)2台持ちもなし。

7)そして、現在の車は、もう廃車にするしかない、と条件づける。(いやいや、まだまだ健在ではあるのだが。次第によってはあと10年のれるよ)。そのようなさまざまな条件の中で、考えていくとすれば、私も3台に絞り込むことはできるだろう。

8)まず一代目はプリウス。これより車格が下がると、どうもいけない。でも現行プリウスは価格も高いし、車体も大きい。だが、プリウスからプリウスなら、乗り換えやすい。周囲も説得しやすい。奥さんは、自分が運転しない限り、この案がベストと思っているはずだ。彼女の笑顔が思い浮かぶ。

9)もう一台は、ロードスター。中古ではなく、現行車となれば、なおのこと周囲の反対意見が聞こえてきそうだ。その反対意見に、一つ一つ反論できない自分が悲しい。体力が落ちたらどうするのか、視力が下がっているのに、ますます危険。腰を痛めるよ。近所の買い物はどうするの? これらの反対意見は外部からだけではなく、自分の内部からも湧き上がる。

10)市民農園に行くとき、肥料はこびはどうするの? 孫の保育園や小学校の送り迎えはどうするの? 一人じゃなくて、二人の時は? 三人の時は? 実用性におけるチェックポイントは限りない。そこを我が趣味性で立ち向かっていけるものか。

11)三つ目の選択肢は、日産サクラ。まだ発売されてはいないものの、軽のEVで、200万を切る価格は魅力的ではないか。自宅の太陽光パネルで充電する。ある種の理想型の完成である。軽なら、ひょっとすると奥さんでも運転する気になるかもしれない。私が介護状態になっても、病院くらいまでは運んでくれるかもしれない。税金、保険、車検も、軽くなるかもしれない。

12)人生最後のクルマが軽かよ、なんて、悲観してはならない。これはこれで立派な選択肢である。もし花が欲しけりゃ、たまにレンタカーで突っ走ってくるという手もある。確かに遠出ができなくなるが、その時は公共交通機関も悪くないのでは?

13)ということで、今日のところは、本命サクラ、対抗プリウス、穴ロードスター、であった。

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