7年のサイクル
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49歳から56歳までのあいだに、この独りあることがあなたの存在の焦点になる。世の中のあらゆることが意味を失ってしまう。残っている唯一の意味あることはこの独りあることだ。
56歳から63歳までのあいだに、あなたは自分のなるはずだったものに完全になる。潜在的な可能性が花開く。63歳から70歳までに、あなたは肉体を落とす準備をしはじめる。いまやあなたは自分が肉体ではないことを知っているし、また自分が心ではないことも知っている。35歳頃のある時期に、あなたは肉体が自分とは別のものであることを知った。49歳頃のある時期に、心が自分とは別のものであることを知った。いまや、観照している自己以外のすべてのものが落ちてしまう。ただ純粋な気づき、気づきの焔だけがあなたのもとにとどまり、それが死への準備になる。
70歳が人間にとっては自然な寿命だ。ものごとがこの自然な道筋をたどったなら、彼はあふれるような歓びと共に、大いなる歓喜と共に、この生は無意味なものではなかった、少なくとも自らのわが家を見つけることができたという、この上もない祝福を感じながら死んでゆく。そしてこの豊かさゆえに、この成就ゆえに、彼は全存在を祝福することができる。
このような人物が死んでゆく傍らにいることは素晴らしい機会だ。彼が肉体を離れるとき、あなたは目に見えない花々が自分に降りそそいでくるのを感じる。見ることはできないけれど、それを感じることができる。
Osho: From Darkness to Light より抜粋
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