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2021/12/11

トラトラトラ

 

No.4588★★★★☆

1)1970年作品。高校生の私は、駅前の東宝映画館でこれを見た。印象はほとんど残っていない。ただ、名画座でも日の出でも、東映でもない、市内で最も豪華であるべき東宝で見たのに、なぜか私が座ったシートは壊れていて、バネが飛び出していた。制服自由化を終えた我が高校であったので、数少ない新調のズボンをはいてオシャレして行ったのに、お尻に穴が空いてしまったのは、悔しい思い出である。

2)高校生の私には高額であったはずのチケットの他に、パンフレットまで購入したはずなのだが、映画の内容はほとんど覚えていない。すでに16歳とはいえ、反戦デモなどにも参加し、70年安保の時代である。この映画がどのような位置にある内容かは知っていた。知らないはずはない。

3)覚えているのは、山本五十六役を演じた山村聰の凛々しい姿と、ニイタカヤマノボレ、トラトラトラ、の暗号くらいである。少年時代には、叔父や兄が入手するソノシートで軍歌のかなりの数を歌えていた私であったが、思春期を通り過ぎようとしている私には、全く戦争や軍記物の内容が響いてこなかった。

4)長じて、バブル期には繁華街にも繰り出し、カラオケなどで、職場同僚の波にのまれて、記憶にあった軍歌を大いに歌ったものだが、戦争やバトル、戦記や軍記は、未だに至って苦手である。サムライの闘いやチャンバラも、基本苦手である。

5)アメリカは日本の暗号文を完全に解読していた、アメリカは一足先に軍艦を回避させていた、山本五十六は戦争に反対していた、などという、やや陰謀説めいた言説は、最近になって捏造されたもののように感じていたが、少なくともこの1970年当時においてさえ、すでに公式に知られていた内容であったようである。

6)私の両親の青春時代を語るにおいて、抜くことにできないのがこの戦争である限り、私も戦争に無関心ではいられない。ましてや陸軍兵としてノモンハン事件に参加した職業軍人であった父が結局は病死した遠因がこの戦争にあったとなれば、知らぬ存ぜぬでは通らない。しかし、一つ一つの史実を調べ上げることに、私はほとんど興味がない。

7)4〜5年前に、家族で「これから10年、我が家のこうあってほしい10大ニュース」を作った。年末にあたり、確認してみると、なんと10の願い事のうちの8つまですでに達成しているのである。なんと幸せなことであろうか。残っているのは、二つ、一つは「宝くじで一億円当たること」であり、一つは「世界平和」である。これらも早期に達成されることを願う。

追伸

トラトラトラ、で検索すると、フーテンの寅、が出てくる時代を、平和ボケではなく、世界平和も近い、と読みたい。

 

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