俳句
湯煙に小雪舞降る鳴子峡
亡き母の笑顔吹き上げ間歇泉
一年を巡りて坐る成道会
短か日や往く道還る夕間暮れ
咳ひとつ世界を変えるコロナかな
コンコンと積もる雪道まえうしろ
誰がために坐るか冬の坐禅堂
大地揺れ枯葉に埋まる石灯籠
道問わば道なき道のイチョウ道
イチョウ池のの字のの字の弁天堂
霜踏みつ一筋辿る道の元
日が沈み月も隠れて小雪舞ふ
一句だに浮かぶこと無し成道会
ーーーーーー
何事の起こることなし長き夜
祝敬老乙女の胸のまぶしかり
唄い手を誰にたとえん秋の山
わかちあう誰に伝えん秋の幸
登る山下る道あり秋の山 20211222追記
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