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1)家族が勧めてくれていたテレビ番組。録画して、しばらく忘れていた。本当にこの番組だったかどうかは忘れたが、とにかくこの番組は面白かった。"書けない"ボクと母が歩んだ道 〜学習障害と共に〜
2)30分番組なので、割と簡単に終わったが、なかなかに深い内容だった。最近カミングバックが流行っているが、こういう自分の表現があるんだな。コンパクトな番組にまとめられているが、ここまでに至る道は、おそらく様々なプロセスがあったに違いない。
3)かたや戦争とか、飢餓とか、流浪の旅の中にある子供達も、世界のどこかにはいる中で、このように、一人一人の性格、体質、能力、才能、傾向、などなどに配慮してもらえることは、やっぱり幸せなことだと思う。そういう配慮ができる社会は、幸せな、進歩した社会、成熟した世界だと思う。
4)単純に、左脳、右脳、演算能力とパターン認識、などという単純な区分けでは、一般には理解できない、何かがある。そもそも画一的な人格を形成するような教育は間違いである。されど、共通理解の範囲も広くゆったりと確保されている必要もある。
5)人生には、いくつかの、決定的な出会いというものがある。先生だったり、タブレットだったり、仲間だったり、社会や時代や、仲間だったり。その機縁の中で、人は生きていく。
6)この番組を見て、力をいっぱいもらった人もいるだろう。私みたいに、この問題に初めて気付かされた人も、他にもいるに違いない。自分のこと、まわりの人のこと、あるいは、ある可能性として認識した人。あるいはここから何か、他の分野につながることに気づいた人もいるに違いない。
7)このような問題に気づくことは、なかなか少ないことで、時には面倒臭く、時には目を閉じる。されど、多様性の只中で、このような要素や、このような小さな気づきが、大きな未来へとつながっていくことも、きっとあるに違いない。この番組を教えてくれて、どうもありがとう。
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