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2021/08/11

「スピリット・オブ・ロードスター」 <51>蝉しぐれ

<50>からつづく

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「スピリット・オブ・ロードスター」 ~広島で生まれたライトウェイトスポーツ<51
池田 直渡 (著) 2016/11   出版社 : プレジデント社 単行本 日本語 232ページ

★★★★★「スピリット・オブ・ロードスター 2021」目次

1)朝から白NDロードスターで、300キロほど走って来た。その感動が消え去らないうちに、メモしておこう。比較の対称は、私の20プリウスと、私がレンタルした白NDだ。それぞれ個体差があるから、絶対的比較ではない。

2)向かった先は、鶴岡市立藤沢周平記念館。折からの台風の通過中で、峠の手前は曇り時々晴れ、峠を越えると曇りから小雨パラパラ、海沿いに近づくと豪雨という環境だった。

3)まどろっこしいから、結論から言っておけば、それほどの差はない、ということだ。

4)プリウスでも30・40はかなり静かで、柔らかい。私の20は、かなり硬い。重くて、これはこれで嫌いじゃない。白NDも硬めで、ゴツゴツというよりは、コツンコツン、という感じで、悪くない。私にしてみれば、両車とも、小気味いい。

5)タイヤからの刺激は、ある意味リズムだ。それに対し、ハンドルの走り心地はメロディと言えよう。であるなら、フルオープンにした風や音はハーモニーと言えるだろうか。一つの音楽として、体感できる。

6)フルオープンは気持ちいい。あっという間に開くことができるし、小雨が来れば、すぐ閉まる。電動ウィンドウとそう変わるものではない。しかし、以前20年近くサンルーフ車に乗ってきた身とすれば、通常の車でも、窓を開ければ、大してかわるものでもない。

7)ハンティングをかぶっていると、視界が限られるので、フルオープンでも、屋根が開いていることにほとんど意識がいかない。たまに他の車から視線を感じない訳ではないが、思っていた1/10程度だった。私なら、全く気にならない。無視されるより良い、という程度だ。

8)乗ったNDは6速マニュアルだったが、まあこれもありかな、というところ、右手でハンドルを持てば、左手があいてしまうので、何か仕事させるには、ギヤチェンジとサイドブレーキがちょうどいい。が、そこまでこだわるかどうかは、微妙。

7)アクセルは踏んでも早くならない。クラッチを踏んでギヤチェンジをしてこそ速度はかわる。私はハイブリッド派からEV派なわけで、MTにこだわるものではない。むしろ、これからの加齢を考えれば、ATの方がはるかに楽だろう。力の減退を感じたのは左足のクラッチ。奥まで踏み込まないといけないし、かなり回数も多い。体操や筋トレと割り切るなら、これもありだが、必須ではない。

8)サイドミラーの開閉は、NDは手動。軽量化の一環だという。なんだかな。誤魔化されている感じ。内装の質感は私好みではあるが、20と比較する限り、ちょっとチープ。

9)燃費はほぼ同等。どうかすると、NDの方が伸びるかも。少なくとも、原油高のこのご時世、割と良かった。16.6キロ/リッターだった。20も適当に走ればそんなもんだ。ハイオク車は初めて乗ったが、だから、どうした、という感じ。

10)荷物はカバン一つしか持ちこまなかったが、ペットボトルやCD、地図や土産もの(デラウェアを買ってきた)と、どんどん増える。2シーターだと、やっぱり狭い。そこを削り取るのが茶室コンセプトでしょ、ってことではあるが、一人旅ならこれでよし。奥さんとふたり旅なら、文句が出るのは覚悟。

11)一時、ペットボトルが3本になってしまって、禅の思想に反すると思ったが、ロングドライブには、私の場合、このくらいは必要。ボトル置き場も、ちょっとチープ。これで数泊のふたり旅では、おそらく無理。疲れたらリクライニングで30分ほど休憩、ってこともできない。

12)明らかにNDの方が優れているのは、シート。しっかりホールディングされる。20はルーズで、ついつい斜めに寄りかかったりする。これはシートカバーとかで、修正する必要があろう。

13)明らかにNDの方が劣っているのは、乗降の姿勢。これからの加齢を考えれば、あまり無理をするものでもないと思う。そしてドアの大きさ。普段から20でも、ドアパンチにならないように気をつけているが、NDでは、おそらく駐車場に困るだろう。二人乗りならなおさら気になる。立体駐車場なんて、私の場合、無理かも。

14)今日乗ったNDにはバックカメラがなかった。私の20も後付けDIYでしかも現在故障中ではあるが、私にはバックカメラは必需品である。NDにはCDもなかった。スマホと連動したりするのだろう。この辺は、周辺環境との整合性を鑑みる必要がある。

15)エンジン音があるのも悪くはないが、必需品ではない。小気味いいエンジン音は、確かにエクスタシィを感じるが、まぁここはかなり趣味的な部分。

16)総評として、概していえば、20があるのなら、セカンドカーとしてNDを持つ必要はない。20がぶっ壊れてしまったのなら、現在ならNDが最短距離。でもその時は赤を選びたい。NA、NB、NC、とも、私が所有するほどのものではない。乗りたければ、レンタカーで十分。

17)藤沢周平記念館に向かって走った今日、フルオープンにして、高速を蝉しぐれとともに走ったことは、とても有意義なことであった。

18)NDは乗降が窮屈で、着座位置も相当に低いのに、走行中はそれほど低くは感じない。小気味好くハンドルが切れる。回転半径が短いからだが、20でも長すぎるということはない。

19)今度は、赤NDのATに乗ってみよう。近くにあるレンタカーは、この2台しかない。今日は個人間レンタルで受け渡し場所まで小一時間かかったが、往復を考えれば、結構負担。赤NDは歩いていける距離。その代わり、料金が割高。

20)ちょっと可愛い子に浮気心をくすぐられ、ちょっかい出してみるが 、結局、長年付き合ってきた奥さんの方が、いいなぁ、という結論か。安上がりだし(まずい、こんなこと書くと叩かれるかも_| ̄|○)

21)    蝉しぐれロードスターと恋路かな    把不住

<52>につづく

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