「スピリット・オブ・ロードスター」 <18>キメとツメ
「スピリット・オブ・ロードスター」 ~広島で生まれたライトウェイトスポーツ<18>
池田 直渡 (著) 2016/11 出版社 : プレジデント社 単行本 日本語 232ページ
★★★★★ 「スピリット・オブ・ロードスター 2021」目次
1)自分の人生を考えた。オレって結構スタートダッシュはいいが、ツメは甘いな、と。直感的に最初のキメはかなり早く、決定的だ。であるが故に、途中にどこかで、迷いが入る。これでよかったのか、このまま行っていいのか。
2)兎と亀の話にやや似ている。自分の直感に自信はある。これしかない。本質を見抜く力はある。間違いない。ここだと思えば、突っ走ることができる。
3)思えば少年時代の初恋もそうだった。君に決めた。決めたのだ。決めたのだから、あとは自然とうまくいくはずだった。だが、----------。人生はそう簡単ではない。
4)職業選択もかなり早かった。自分を生かす道はここしかない。確かにその決断に間違いはなかった。しかし、人生は、そうはならなかった。
5)マスターとの出会いも、早かったといえば早かった。かなりな決断である。そして、そこから外れはしなかったが、それ以外の道も、結構慎重に検討する。
6)前回のクルマ選びも、間違ってはいなかったし、決定も早かった。しかし、結果としては、実は惑いも多かった。
7)今回は、ちょっとEV待ちが長すぎたのだ。もうすこしでいいEVがでてくるだろう、と期待を寄せていたのに、全然でてこない。リーフも悪くないが、ゴーン以前より、私は日産には懲りている。ホンダもちょっと子供っぽい、スバルは燃費が、マツダは中途半端、トヨタは金太郎飴、などなど、手のとどかないブドウは渋い、のセオリー通り、まったく手が出せない状態が、ながく続いてしまったのだ。
8)もう待ちきれなくなって、理想のEVなどでてこないだろう、という予測のもとに、では最高のガソリン車はどれか、などと考えてしまったのだ。
9)免許返納まで、あと何年あるのか。のこり10年あるかないかの、その中で、自分で楽しめるなにか楽しいクルマはないか、というのが、今回のクルマさがしである。
10)キメは早いが、ツメが甘い、我が人生。どうなることやら。
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