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2021/04/19

「帰郷」  杉田成道 監督 

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帰郷 
杉田成道 (監督)  藤沢周平(原作)2020年作品 仲代達矢 (出演), 常盤貴子 (出演), 形式: DVD 言語 : 日本語 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g EAN : 4907953283978 メディア形式 : 色, ドルビー 時間 : 1 時間 59 分
No.4492★★★★☆

1)ネットサーフィンしていたら、この作品の名前がでてきた。藤沢周平作品としては比較的新しいようだ。海外においても評価が高いようで、何かの賞を与えられたようだ。

2)図書館は閉まっているし、ネットでも安易には観照できそうにないので、レンタルショップにでかける。正直あまり慣れていないシステムなので、DVD一枚借りてくるのも、一苦労だ(笑)。

3)自宅に戻って早速再生してみるが、わが家のシステムでは再生できないようで、しかたがないので、パソコンの画面で見る。この映画は、超細密画像でできているらしく、本当は、映画館や畳一枚分くらいの大きな画面でみれば、なおその迫力があるのだろうが、ちょっと残念。

4)で、見る前から思っていたのだが、はて、藤沢周平の小説と、この映画のような超有名大物役者たちのような取り合わせはいかがなものであろうか。たとえば、主演の仲代達矢などは、あまりに俳優の個性が出過ぎていて、はて、この原作小説を生かしているだろうか。

5)娘役の常盤貴子にしても、「京都人の密かな愉しみ」ですっかり騙されてしまった(笑い)わたくしとしては、あのイメージがチラチラして、こちらの時代劇の中に、うまく溶け込めない。気難しい、きままな一人の藤沢周平ファンとしては、敢えて★4の評価としておく。

6)私は、若い時はともかく、一生を通して考えれば、この小説の主人公ほどにはヤサグレておらず、早めに帰郷をはたしてしまった立場だ。30年という年月は、確かに年月としては長いが、いざ老齢に達してみれば、あっという間の30年である。もともと朋輩であった敵役の中村敦夫が、いくら老齢に達していたとしても、突然あらわれた仲代達矢を忘れている、なんてことはあるだろうか。

7)弥勒菩薩の指が欠けたからと言って、それをやくざ稼業に連携させるなんぞは、原作がどうなっているか知らないが、どうもいただけない。ましてや、もう、正直言うが、仲代の「南無阿弥陀仏」はいけない。最近の私は、どうも浄土教にはすこし距離を感じているせいもあるだろうが、それでもやはり、どうも違和感を感じてしまう。

8)当ブログは最近、「蝉しぐれ」にぞっこんで、なんども繰り返して見ている。あの映画やドラマにしても、最初に見た時は、おざなりな通りすがりだったが、今になって、ぐっと胸に迫ってきている。この「帰郷」も、ひょっとすると、そのように、いつか、グッドタイミングで私に迫ってくるものだろうか。

9)仲代はすでに80代後半だと聞くし、中村敦夫にしても80だ。まだまだ初期高齢者の私などとは、違った心境であるかもしれない。私なんぞは、過去を振り買って懐かしむには、まだまだ早い、ひよっこなのかもしれない。もうすこし、仕事が残っているのだろう。

10)DVDのレンタル期間は一週間だという。その間に、わが家のシステムとうまく調整して、もっと大きな画面で、楽しめればいいな、と願う。

<2>につづく

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