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2021/02/02

「瓢鮎図」の謎―国宝再読ひょうたんなまずをめぐって 芳澤 勝弘 <1>

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「瓢鮎図」の謎国宝再読ひょうたんなまずをめぐって <1>
芳澤 勝弘 (著) 2012/09 出版社 : ウェッジ 日本語 単行本 : 269ページ 
No.4454★★★★★

1)先日、知人の蔵書である「禅林画賛」について思い出し、図書館から借りだしてきて、もういちど把不住を検索してみたが、結局あれほどの大きな本の中に、見つかったのは一か所だけだった。はっきり言ってがっかりして、その部分だけ抜き書きして返却してしまった。

2)ところが、あのページについていた水墨画はあまりきれいじゃなかったので、ネットでもすこしましな瓢鮎図を探していたところ、なんと瓢鮎図について書いたこの一冊があることを発見してしまった。しかもあの絵はなんと、国宝だという。ほう~~~。あたしゃ、びっくりこきました。

3)そしてなんと、近くの図書館を調べてみると、この本がキチンと蔵書されているので、近日中に拝読する予定になった。というか、なかみ検索ができる状態なので、数十ページを読み込んでしまった。あ~すごい。

4)なんと、この瓢鮎図は、たしかに瓢箪(ひょうたん)と鮎(あゆ)の文字があるので、元気のいい鮎を瓢箪で抑えることはむずかしい、という意味だと思っていたら、なんと、これはアユではなくて、ナマズだという。中国において、鯰(なまず)と鮎(あゆは)おなじ漢字だと。へ~~。

5)つまり、あれは、ぬるぬるしている鯰を瓢箪で抑えようという試みをしている男の絵だったのだ。しかも、その瓢箪にナマズをいれるのか、瓢箪の中の酒を飲まして酔わせて捕ってやろうかというのかなど、いろいろな詮索が行われているらしいのだ。その詮索が、いろいろあって、それぞれ勝手に感想を書いたのが、あの水墨画だったのだ。へ~~~~。

6)そしてだな、さらに驚いたのは、教科書にも載っていて、みんな知っているよね、という雰囲気なのだ。あたしゃ、知らないよ。今回初めて知った。有名な絵でしょ?、と言われても、とんとピンとこない。

7)どうやら鈴木大拙が20世紀中半のアメリカにおいて禅ブームを起こした時、すでにこの絵を紹介していて、世界的にかなり有名ですらあるという。ほう、へー、ふ~~~~。

8)そして、どうやらこの絵は、もっとクダけたニックネームがあって、ひょうたんナマズ絵というらしい。ふ~~~。これはなんという展開。つまりだな、把不住とは、ひょうたんナマズである、という新しいつながり展開があった、ということだ。ひ~~~~。

9)さらに驚いたことには、この解説本を読んでいたら、いきなりウィリアム・ブレイクの話題が挟まってきた。ひょうたんナマズとは直接結びつかなかったが、つまり、ブレイクは、禅に通じているということだ。それはうすうす感じていたが、すくなくとも、これまでの私の読書歴の中にはブレイクはほとんど登場はしてこなかった。

10)しかしだ。OSHOサニヤシンとしては、これは重大な発見だと言っていい。つまりOSHOという名前は、一応、和尚という呼び名の英語訳と思われているが、OSHO本人は、ウィリアム・ブレイクのOceanic(海になる)という言葉からOSHOと名付けたのだ、とどこかで言ってさえいるのだ。あれまぁ、この辺につながってきたぞ。←これって、おおいなる勘違いかも。キチンと把握し直す必要がある_| ̄|○ 2020/02/06記

11)ということで、いずれ図書館からこの本を借り出すとして、またまたさらなる展開であるウィリアム・ブレイクのほうにもぶっ飛ばされることに、なってしまうのでありましたぁ~。

<2>につづく

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