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2021/01/31

「緊急提言 パンデミック: 寄稿とインタビュー」 ユヴァル・ノア・ハラリ<2>

<1>からつづく

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「緊急提言 パンデミック: 寄稿とインタビュー」 
ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) 2020/10 河出書房新社 単行本 : 128ページ 

1)すでに店頭で手にして目を通した一冊であり、後半はNHKテレビで何度も放映されたインタビュー記事なのであり、内容的には、まさにこの通りだ、両手を挙げて、賛成できる一冊。ただ、2020年4月時点でのハラリ氏の言説であるので、時間的は多少の修正が必要であろう。

2)2021年の1月末において、寄稿とインタビュー内容と違っているのは、アメリカの大統領がすでに変わっていることと、ワクチンがそろそろ出そろうか、ということだろう。ただ、リーダーシップの不在、各国の責任のなすりつけあい、変種ウィルスの複数発生など、残念ながら予測どうりのことが起きつつある。

3)今日、人類が深刻な危機に直面しているのは、新型コロナウィルスのせいばかりではなく、人間どうしの信頼の欠如のせいでもある。感染症を打ち負かすためには、人々は科学の専門家を信頼し、国民は公的機関を信頼し、各国は互いを信頼する必要がある。

 この数年間、無責任な政治家たちが、科学や公的機関や国際協力に対する信頼を、故意に損なってきた。その結果、今や私たちは、協調的でグローバルな指導者が不在の状態で、今回の危機に直面している。p27 ハラリ「人類は新型コロナウィルスといかに闘うべきか」

4)同じような提言はあちこちから上がっている。もちろん、これに反するかのような意見もないわけではない。しかし、当ブログがハラリ氏に信頼を置くのは、「21レッスンズ」において、ハラリ氏はゴエンカの指導のもとで、この20年来、日常的にビパサナを励行している、ということを知ったからである。

5)ゴエンカについては、私は初めて「聖者たちのインド」島岩他をパラパラ読みして知ったばかりだし、ゴエンカそのものを、OSHO自身は「Mindfulness in the Modern World」の中でめっちゃ切りをしていることを知ったので、ここでは多言を弄さないでおく。

6)されど、その「21レッスンズ」21世紀の人類のための21の思考の中の21番目に「瞑想」をもってくるあたりに、ハラリ氏の信頼できるセンスを感じるのである。

7)今のような時には、国民はさまざまな責任があります。一つは、情報と行動にかかわるもので、どんな情報を信じるか、用心に用心を重ね、科学の確かさを信頼し、科学的裏付けのある指針を実行に移すことです。p99ハラリ 緊急インタビュー「パンデミックが変える世界」

8)ざっくりと対比してしまえば、ウィルス・パンデミック VS I T・人工頭脳(AI)という図式になるだろう。ここにさまざまな思惑が絡み合い、地球全体のグローバルな進化があるかないか、そこが今回問われることとなる。

9)今回、個人的な想いを7つにまとめてみた。

①ベーシック・インカム 格差の是正 MMT

②ソーシャル・ディスタンシング 過密都市の終焉 Minimalism

③ビックデータの共用公開 GAFA解体 GAFAM

④地産地消  自給率の確保 DIY

⑤テレワークの推進  職住一致(近接) SOHO

⑥スポーツの非商業化  オリンピックの終焉 ZEN

⑦ひとつの世界政府  WHO、国連を乗り越えて SDGs

10)個人的な貧富の差をなくし、足ることを知って、自らの情報を自ら管理し、身近な材料で生活を作り上げ、ライフ&ワークのバランスを取り、静かな瞑想を生活を取り入れながら、地球政府を信頼する。

11)そのような方向性に、動いていくことを期待している。また、それは個人的にもできることだろう、と直感する。

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