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2020年12月

2020/12/31

把不住述懐

ことしはどんな年だっただろうか。
昨年の大みそかには、とても想像はできないような一年だった。
大きな行事としては、子供のマイホーム計画が持ち上がっていたことが、唯一、今年に持ちこされたことか。
5人目の孫のこともお正月明けに聞いたことだし、もちろんコロナ・パンデミックについてはまったく予想していなかった。
町内会のボランティアに強引に組み込まれることも想像していなかったし、ステイホームでふたたび五重塔製作に取り掛かるとも思ってみなかった。
ステイホームで、運動不足と同居が始まった孫たちとのアイス競争で、糖尿体質になりかかったことも、いやいや意外であった。カヤの木ボランティアの役員になったことも、予想外だった。
されど、大きくは想定外にはずれたということはなかった。受け止めできる範囲であった。
輪王寺での成道会坐禅会に7日間参加できたこともよかった。
ナタラジ瞑想が日常化したこともよかった。
今困っていることと言えば、瞑想ルームの外部シャッターが故障してしまったことか。
これから、秀麓齋の除夜の鐘を打ちにいく。昨年から始めたばかりだが、去年はネズミ年。十二支の始まりだ。来年は牛。十牛図のような一年になるだろうか。

 

無の一字心に止めて除夜の鐘   把不住

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2020/12/27

歳時記2020

2019よりつづく

 

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1月 初春や心に想ふ福禄寿

2月 梅の香を一輪添えて素晴楽堂

3月 沈黙の桜を包むコロナかな

4月 不条理に一服立てて花まつり

5月 水田に移る夕焼け帰り道

6月 もういいかい緑風運ぶもういいよぉ

7月 裾濡れて紫陽花寺へ辿る道

8月 ステイホーム梅干す程の日差しかな

9月 蒼穹に一点穿(うが)て人の秋

10月 秋風やカーテン揺れて旧友(とも)の来る

11月 落ち葉さえ舞いつつ踊る赤青黄

12月 腰元を包みて坐る年の暮れ       把不住

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2020/12/24

「2021年版 間違いだらけのクルマ選び」 島下 泰久 <2>

<1>からつづく

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「2021年版 間違いだらけのクルマ選び」 <2>
島下 泰久 2020/12  草思社 単行本 : 256ページ
★★★★★

1)10年10万キロのわがムーミン・ハイブリッドのラジオが壊れた。おそらくヒューズかなにかが飛んだのだろうと、軽く考えていたが、どうやら、メーカー修理が必要ということで、諸経費3万~4万かかりそうだ、ということが分かった。おいおい、ほとんどラジオしか聞かないし、CDなどほとんど聞いたことがない。FMだってほとんど用なし。それが数万の修理?

2)定期点検で分かったことがだ、それ以上の修理は必要ないとのことで当面乗り継ぐことにしたが、どうもいやな予感がする。昨年も子バッテリーが悪くて交換ということもあったし、そろそろ本格的なメンテナンスの時期がやってきたのかもしれない。

3)前乗っていた10年10万キロのリッターカーも、10年を目途にメンテナンス箇所が増加した。20年20万キロをめざしていたのに、11年11万キロで挫折した。今回も、その轍を踏むのか・・・・?

4)手頃な新車を買って10年乗りつぶすという我がカーライフスタイルにおいて、いよいよ乗り換え時期がやってきたか。車検はあと半年以上あるが、突然の故障サドンデスの危険性もあることだし、次の車探しもしておかなければならない。それにしても、ターゲットが定まっていない。

5)そもそもが手元資金が少ないということもあるが、乗りたいクルマも不足しているのである。

①乗ってみたいマツダロードスターは、スタイルばかりで、わが生活感覚からは大きく隔たっている。いやその隔たりがいいからこそ、このクルマにあこがれるのだが、現実性は薄い。

②この程度の予算があるのであれば、他のクルマが現実性を持ち始めるが、帯に短しタスキに長し。ほとんど金太郎飴だ。

③次に乗るのはEVだ、と決めつけているのだが、どうもこれもこなれない。EVに他の余計な付加価値をつけすぎマッチョになりすぎる。理想は、軽自動車EVで100万円。これがでたら、すぐに乗り換える。

④しかし、現況軽自動車も、ちっとも軽自動車とは言えない可笑しなクルマばかり。ワンランク上のクルマに似せたフェイクばかり。

⑤もちろん中古は乗りたくない。今乗っているのが、昔は新車だったとして今は立派な中古。中古から中古は、ちょっと悲しい。

⑥だから、私はこのまま現況でいく。と言っている間に、同年配の友人たちは、免許返納の時期に近づいてきている。だいたい事故が増加しているよ、わが同輩。安全運転に気を付けよう。

6)といいつつ、今年のこの本も推薦しているように、現在のお勧めは、ヤリスクロスなのかな?

 

7)仮にこれが2021年の本流だとしても、私は選択しないだろうな。ことしの「まちがいだらけ」には、要所要所にQRコードがついていて、著者の動画が見れる。これはいいな。今年からなのかな?

 

8)ほんとはホンダeもよさそうだが、この値段はどうだ? クルマとして、シティコミューターとしては、まだまだこなれていない。

 

)前任者の徳大寺御大は、BMWが好きで、ドイツ車が好きで、ゴルフを理想としていた向きがあるが、結局トヨタ・のミライを見て、日本車もすごくなったと言って去って逝った。今回の現著者は、ポルシェを理想としているようだ。わがカーライフとしては、レポーター選択を間違っているかもな。

10)下手な軽よりも、ヤリスの廉価版あたりがいいのかな・・・? でもリッターカーはイヤだな、という、あまりにも無茶苦茶な心境を抱えて、ことしもまた除夜の鐘を聞きそうだ。

<3>につづく

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保険屋こぼれ話 マイストーリー

どこかにあるはずだとは思っていたが、今朝古いパソコンをいじっていたら、偶然20年前の文章が出てきたので、ここにコピペしておく。今さらこれに加筆するとすれば、もっともっと長い文章になって、とりとめのない文章となろう。まずは今朝はここまで。2020・12・23

http://www.asahi-net.or.jp/~hr9s-ab/

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保険屋こぼれ話 

 

原稿を募集したが、集まりが悪いので、編集子みずからが書き下ろしの記事を書くことになった。といっても、ことさらとっておきのストーリーもないので、気分にまかせて、最近あったネタばなしをストックしていくことにしよう。

考えて見れば、どうして自分は保険屋になったのか、自分でもよくわからないところもあるのだが、先年、会社の研修で、その辺を顧客向けに書くトレーニングがあったので、その文章をアップ。

 

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マイストーリー  011004       

 

私は三人姉弟の末っ子でしたから、結構いたづら坊主で、

冒険もずいぶんしました。

そんな私が、なぜ、今、保険コンサルタントの仕事をするようになったか、

振り返ってみると、ふたつの大きな事件がきっかけになっているようです。

 

若い時の私は向こう見ずで、明日は明日の風が吹く、

という調子で、はたから見れば、相当危なっかしい生き方をしていました。

ヒッチハイクで日本一周したり、インドに渡って、仏教の修行をしたり…… 

ところが、アジアの旅から帰ってきて、勉強をやり直していた時、

病気になりました。

しかも、そうとう重い病気でした。

のどが腫れて、ご飯が食べれなくなったのです。

最初原因が分からなくて、あちこちの病院に行きましたが、

最後は、大きな総合病院に入院しました。

なかなか良くならず、結局、半年入院しました。

幸い、放射線治療と食事療法でなんとか、快復することができましたが、

大変な闘病生活を味わうこととなりました。

この時、初めて、生命保険のお世話になりました。と、言っても

その保険は、家族が入ってくれていた保険でした。

ちょうど一年前、家族が知り合いの勧めで入っていたのです。

ちょっと前までは、3日4日の徹夜でも、土方のアルバイトでもこなしていた

あんなに健康だった自分が、、

病気になるなんて、考えてみたこともありませんでした。

この時の体験が、保険とはありがたいものだなぁ、

と、つくづく思った最初の出来事です。

入院していた期間の治療費の他に、入院の身の回りの物を揃えたり、

家族の交通費などを払っても、まだ余裕があるくらいでした。

でも、完治してから、5年後に家族が私に話したところによると

当時、私は、余命半年と宣言されていたそうです。

今、こうして、元気に生きていられるのは、

あの時、医療費や、家族の生活の心配もなく、

安心して治療に専念できたからではないか、と思います。

つくづく、保険のありがたみを、肌身で感じたことでした。

 

二つ目の事件は、それからずっと後の事です。

結婚して、子供も二人できて、仕事に張り切っていました。

当時10人ほどの部下もいて、一生懸命働きましたので、マイホーム用の

土地も買うことができました。

そんな時、交通事故が起きました。知人の運転する車の助手席に乗っていた私は

車がガードレールにぶつかった拍子に、鞭打ち症になってしまったのです。

知人の脇見運転で、車も大した被害もなく、

ガードレールもほぼ無傷だというのに、

私だけ、鞭打ち症になって、今度は整形外科に入院することになって

しまいました。

そして、4ヶ月も入院することになったのです。

この時は、苦しみました。

首がとても痛かったのですが、それ以上に、仕事に影響がでて、

妻や子の生活のことを考えなくてはならないのが、つらい体験でした。

それでも、当時、幼稚園時だった子供が、休みの日にお見舞いにきてくれるのが、

うれしくて、さあ、早く直さなくては、と、一生懸命リハビリに励みました。

実はこの時も、保険で助けられました。

セールスマンに言われるままに

無頓着に入っていた保険ですが、入院費や車の修理費なども含め、

ほとんどが保険金の支払いでまかなわれ、本当に保険というものは

良くできているものだ、と、痛感いたしました。

この頃から、保険のことをもっと勉強しなくては、と、思うようになりました。

 

その後、仕事が軌道に乗って、おかげさまでマイホームも完成しました。

二人の子供も無事成長し、縁あって今こうして保険コンサルタントをしています。

私と同じ様な事故や病気の体験をされたお客さんも多く、

保険で助かった話を聞くと、この仕事をしていて良かったな、と思います。

今は、この仕事は私の天職だな、と思っています。

仕事柄、いろいろな方々にお会いしますが、保険について、無関心なだけでなく

むしろ、嫌いだと、言う人に、出会う時があります。

そんな時、私はシメシメと思います。なぜなら、こういう人にこそ、

保険のありがたさを伝えなくては、と

伝道者にも似た使命感が湧いてくるからです。

保険を通じて、どなたとも友人になれ、生涯を通じて、おつきあいできるという

この仕事を、私は愛し、誇りに思っています。

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2020/12/22

「花の誇り」藤沢周平

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「花の誇り」
原作 藤沢周平 出演 : 瀬戸朝香, 酒井美紀, 田辺誠一, 山口馬木也, 葛山信吾 発売日 : 2009/4 販売元 : NHKエンタープライズ 時間 : 1 時間 39 分  形式: DVD
No.4450★★★★

1)「花のあと」「山桜」などのように、花は藤沢周平ワールドの女性主人公のシンボルのようである。その名のとおり「花の誇り」は女性のドラマである。

2)このドラマは、よくできたドラマなのだろうか? 二回続けてDVDを見て、それなりにその狙いはわかった。なるほど、そういう藤沢周平ワールドだったのだ。

3)しかし、その前にこのドラマは、NHK時代劇であった。豪華でなければならず、簡潔でなければならない。しかも美しく、茶の間を彩らなくてはならない。

4)そのしばりの下で、本当にこのドラマはよくできたドラマだと、言えるのだろうか。原作を読んでいない段階で、軽々しくは言えないが、このドラマについては、NHKvs藤沢ワールドは、ちょっとミスマッチだったように、私は感じた。一時間30分という時間もちょっとみじかすぎたのではないか。

5)いろいろな細工が重なりすぎている。それに殺陣で、女性主人公が左利きなのに、ワザと演じているのかどうか、その辺の迫力も、いまいちだったのではないか。

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2020/12/21

2020年上半期に当ブログが読んだ新刊本ベスト10

<2020年上期よりつづく>

2020年下半期に当ブログが読んだ新刊本ベスト10

第1位
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「Cabin Porn Inside」 小屋のなかへ
ザック・クライン 2019/11



第2位

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「緊急提言 パンデミック: 寄稿とインタビュー」
ユヴァル・ノア・ハラリ2020/10



第3位
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「存在の詩」新装復刊 
OSHO 星川 淳 プラブッダ 2020/07


第4位

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「21 Lessons」 21世紀の人類のための21の思考
ユヴァル・ノア・ハラリ 2019/11 
★★★★★

第5位
Mu0003
「ムー」 仙台 巨大気球の正体
ワン・パブリッシング 2020年 10 月号
★★★★★

第6位
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「2021年版 間違いだらけのクルマ選び」 
島下 泰久 2020/12  
★★★★★


第7位
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「道元一日一言」
大谷哲夫 2020/04
★★★★☆

第8位
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WIRED(ワイアード)」VOL.39
Condé Nast Japan (コンデナスト・ジャパン)  2020/12/14
★★★☆☆ 


第9位

「2030年の世界地図帳」 2030年の世界地図帳 
落合陽一 2019/11 
★★★☆☆ 

第10位
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「特選街」 スマートフォンの疑問をズバリ解決!LINEの便利ワザも大公開!
2020年 11 月号
★★☆☆☆


次点
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「糖尿病」 高血糖・ヘモグロビンA1c・合併症 糖尿病治療の名医が教える最高の治し方大全 聞きたくても聞けなかった142問に専門医が本音で回答!
小田原雅人他 2020/8 
★★☆☆☆

 

 

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2020/12/20

WIRED(ワイアード)VOL.39

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WIRED(ワイアード)VOL.39
 2020/12/14 Condé Nast Japan (コンデナスト・ジャパン) (著), WIRED編集部 (編集)出版社 : プレジデント社 (2020/12/14)
発売日 : 2020/12/14
No.4449★☆☆ 

1)一時期はマイ愛読書に、とさえ思った雑誌だったが、どうも違う。書店で見かけても、いいなぁ、とは思うのだが、そこからがいけない。

2)この雑誌はよく「実装」という言葉をつかう。イノベーションの提案はいいのだが、どうも卓上の論理になってしまうことがおおいようだ。そこのところ意識しているために、その言葉を反語的につかうのだろうが、結局、実装できない。

3)だから、私はこの雑誌とは距離ができてしまった。この距離感はおそらく修復されないだろう。

 

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Cabin Porn Inside 小屋のなかへ ザック・クライン

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Cabin Porn Inside 小屋のなかへ
ザック・クライン (編集), 渡部 未華子 (翻訳) 2019/11 出版社 : グラフィック社 単行本 : 326ページ
No.4448

1)大きな書店を書店をブラブラしても、なかなかいい本に出合うことが少なくなった。どうせないだろう、と、結局本屋に足を向けるのだから、どうも本屋アデプトであるらしい。そうして偶然出会った一冊。

2)落胆度が大きかったから、この本にであった時、感動も大きかった。衝動買いだ。通常、私の場合は、いちど帰宅してから翌日以降もういちど見に行くのだが、今回は、たまたまポケットに本代があったため、実に衝動買いをしてしまった。私の場合は、カードはつかわないことにしている。

3)この本の内容は、「可笑しな小屋」の延長線上にあり、ひょっとすると、同じ線上で並んでいるのかもしれない。だけど圧倒的にボリュームがちがう。おお、と思えるような風景が沢山掲載されていた。

4)そしてたまたまこの年末年始を含めて、時間と、空間が、適当に開いているのである。部屋をいじるなら、このタイミングはグッとタイミングだ。私のこころは大きく動いた。

5)ゆっくり読もう。

つづく

 

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サピエンス全史 下

サピエンス全史 下
No.4447★★★★★

1)サピエンス「全史」の全史は、あきらかに大風呂敷だろう。この150億年ほどをいったりきたりすからたしかに時間軸を自由に飛び回っているかに思えるが、決して「全史」とはならない。わずか数百ページの中に、150億年を記録することなど当然できないのだ。かりにこの20万年間のことを書こうと思って、仮に一年を一ページに収めたとしても20万ページが必要となる。一冊500ページの本を200冊書かなければ、「全史」とはならない。

2)そしてもちろん、当時でさえ数億いたとされるサピエンスの一年間の記録を一ページになど納めることはできない。ましてやひとりひとりの行動など記録されていないのだ。それをどう掘り起こそうというのか。だから日本語訳の「全史」はインチキだし、そもそも原書は「全史」などと歌ってはいない。

3)うたう方が無理なわけで、そんなことは最初から分かり切っている。ではなにをしてこの本をベストセラーにしているかというと、その全史を網羅しているかのうように、縦横にサピエンス史を飛びまわるからである。そして、飛び回るだけなら、おそらくこのインターネット時代の、ちょっとした好奇心にあふれた現代人なら、おそらくだれでもできるであろう。

4)このユヴァル・ノア・ハラリという学者が、到達しえたのは、常にどの地点にいても、事実を確認しつつ、それを確定的なものとせず、違う視点からとらえたらどうなるか、という反逆的な視点を常に持ち得たことである。

5)彼が採用する事実や項目は、学問として学者たちが合意に至った信憑性あふれる歴史である。であるから読む者に安心をあたえ、説得力を持ちうる。されど、学者たちも当然間違いうるわけで、それが現在真実と見られていても、いつ翻されるかわからない、という実にあいまいなものなのである。

6)彼の意欲的な文章は、読む者を飽きさせないが、またかなりな疎と蜜のアンバランスさも感じさせる。時には邦訳者の日本語の危うさにまどわされたりする。革命とは、つねにそういうものであった。今まで動かないものと信じていたものが、一日にして動くことは大いにありうる。地球が中心だと思っていたのが、じつは太陽が中心だったとは・・。いやいや太陽とて、じつは宇宙の中心ではないのだ。

7)「21レッスンズ」の最終章を読んでしまったあとでは、当然といえば当然なのだが、作者は、仏教を理解しつつ、他のフィクションと並べつつ、特別な位置において準備していることに気づく。仏教といわずゴータマ・ブッタというべきか、その人が発見した方法論というべきか。

8)アルビン・トフラーが第一の革命とした農業革命をはるかにさかのぼり、認知革命を第一の革命としたノハリ。農業革命は第二だ。そしてトフラーにおいての産業革命を含みつつ第三の革命を科学革命とした。そして、トフラーの第三の革命=情報革命を、次の書である「ホモ・デウス」で詳細に語る。狙いは同じでも、ハラリ氏のほうがはるかに大きな視点にたち、また示唆に富んでいる。

9)トフラーの第三の波は、むしろ未来学としてはその使命を完了したと言っていいだろう。もはや情報社会は到着してしまったのだ。それはまぎれもない事実だ。そしてそれがグローバル帝国、普遍宗教、インターネット交易という新たなる時代へと、続いていくのかどうか。未来を予言しているわけではない。可能性を示唆しているだけだ。

 

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2020/12/18

神谷玄次郎捕物控

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神谷玄次郎捕物控 Vol.1 Vol.2
神谷玄次郎捕物控2 Vol.1 Vol.2 Vol.3
藤沢周平原作 高橋光臣主演 NHKドラマ 2014/04  2015/04
No.4442~6★★★★★

 またまた藤沢周平の世界に舞い戻った。ドラマとは言え、最後はズバッと、やってしまうところがいいなぁ。主演の高橋光臣がカッコいい。藤沢周平の世界では、もう少しトロい主人公が多いのだが、これはなかなかの男前だ。女好きで怠け者、という設定だが、小料理屋の女将とのなかなかの原動力となっている。

 短編で、映像で、寝っ転がってみるにはとても都合がいい。ストレス解消だな。時代劇はいいな。こまかいことはもうどうでもいい。スカッとするね。特に藤沢周平作品は。

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2020/12/17

「サピエンス全史(上)」文明の構造と人類の幸福 ユヴァル・ノア・ハラリ

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「サピエンス全史(上)」文明の構造と人類の幸福
ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) 2016/09 出版社 : 河出書房新社 単行本 : 300ページ 
No.4441

1)ハラリは、認知革命、農業革命、科学革命、と三段階にわける。

2)当ブログの基本としてきたアルビン・トフラーは「第三の波」で、農業革命、産業革命、情報革命、の三段階とした。ハラリは、まずは認知革命を第一とし、産業革命、情報革命は、自らの科学革命の中に包摂してしまった。

3)ともに未来学者としての自らの視点を、まずは農業革命を大きなファクターとしたことは同じとしても、その以前にハラリは、認知革命を第一に持ってくる。そして、トフラーの、産業革命と情報革命は、ちょっと近すぎる感じがする。

4)トフラーの情報革命は、ある意味、時代に追いつかれている。情報革命? で、その次は?という質問に答えきれない。それはそうだろう。トフラーの「第三の波は1980年の作品。いまから40年前の読みに過ぎないのだ。

5)1976年生まれのハラリは現在44才。まだまだ20年以上は、同年代に留まるだろう。でも、大雑把な科学革命、と大風呂敷。だが、ここが曲者。ここからさらに細分化される。

6)ネグリ&ハートが「<帝国>」&「マルチチュード」で明確にした注目点は三点。憲法、貨幣、兵器。マルチチュードが自らのものとすべき着眼点である。ハラリの言語は異なっていても、この選択肢はかなり似通っている。少なくとも、憲法と開閉は、ハラリいうところのフィクションである。

7)ハラリは、「<帝国>」VS「マルチチュード」という視点は明確にしていない。この対立構造において、ハラリは、ある意味、傍観者だ。どちらの肩を持つ、とは宣言していない。しかし、帝国、という言葉遣いを避けない。あるいは、忌み嫌わない。

8)ハラリは、ゴエンカの門下においてビパサナの実践者である。毎朝二時間瞑想するという。それが、これだけの人類史マップの俯瞰者に成り得るのだ、と豪語する。帝国、あるいはグローバル帝国。それはすでに実際に具体化している。その中で生きる人間像を、ネグリ&ハートはマルチチュードというエキススパート群衆を想定しているが、ハラリは、ホモ・デウスというモデルを想定する。

9)サピエンス全史で過去を、ホモ・デウスで未来を、そして「21レッスン」で現在を語ったハラリのその21番目の提言は、瞑想である。瞑想が中心に来る。

10)瞑想を最も人類の中心にくるべきだとするOshoは、木から降りたサルは、未来に向かって、ゾルバ・ザ・ブッダの人間像に向かって進化すべきだとする。Oshoにとっての貨幣とは何か。リッチネス。外面の豊かさは必須だとする。貨幣や憲法が仮にフィクションだったとしてもそれは大いに活用すべきだとする。

11)トフラーはジャーナリスト的な視点から、労働者の現場を注視する。ネグリ&ハートは、反逆者たちの群像を基点とする。ハラリは、人間の意識を視点の中に入れている。Oshoはまさに、意識そのものを人類史の中心に据える。

12)ハラリは学者や研究者の研究結果を材料とする。ネグリ&ハートは闘争史における闘争者を原点とする。トフラーは、ジャーナリスト的視点から、工場の労働者やマーケットに巻き込まれた個人をリポートする。Oshoは、人間そのもの、個人個人そのものの、意識を料理する。

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2020/12/14

「2021年版 間違いだらけのクルマ選び」 島下 泰久 <1>

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「2021年版 間違いだらけのクルマ選び」<1>
島下 泰久 2020/12  草思社 単行本 : 256ページ
No.4440★★★★★

 今年のこの本は12月23日発売ということで、新刊本ベスト10の発表には間に合わないが、購入することは確実なので、内容評価はともかくとして、コメントだけ先行してメモしておくことにした。

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 すごいなぁ、カッコいいなぁ、欲しいなぁ、と思うクルマは一台だけ。2020ワールド・カーデザイン・グランプリを獲得したとか。そうだろうなぁ。いいなぁ、と思う。手が届きそうなところにあるところがいい。チャンスがあったら、ぜひ所有してみたい。

 されどと思う。これまで何度も書いてきたことだが、この車に乗って、市民農園には行けない。孫たちのスイミングや幼稚園の送り迎えはできない。だれかお客さんを駅まで送るなんてこともできない。だいたいが荷物を積むことができない。

 早い話がこの車を所有するなら、まったく遊び車としてだ。例えばバイクとか自転車とかとの同列の存在として考える必要がある。保険、燃費、乗る機会、などを考えるとまったく現実性がない。その現実性がないところがいいのである。

 だから、街を歩いていて、そうそう見かける車ではない。見かけないからこそいいのである。にもかかわらず、人気は相当高い。私も大ファンである。そして、この車が好きだってことと、自分の嗜好性がかなり矛盾していることに気づく。

 私はもうハイブリットどころかEVでなければ乗る気はしないのである。そして5人乗り。これから乗り換えるとしたら、もう私の人生では本当に最後の一台となる。ところが今乗っているHV車がこわれないのである。まだ10年10万キロだから、まだまだ半分あるのだ。だから、今乗っている車が結局最後の一台となる可能性が高くなってきた。

 そして、そうなるなら、遊びでこのロードスターを所有する、ってゆとりもほしいところだなぁ。

 この本、早く出ないかな。毎年のこの時期のわが楽しみのひとつである。

<2>につづく

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2020/12/12

「ウィキペディアで何が起こっているのか」 変わり始めるソーシャルメディア信仰 山本 まさき <6>

<5>からつづく

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「ウィキペディアで何が起こっているのか」
変わり始めるソーシャルメディア信仰 <6> 
山本 まさき (著), 古田 雄介 (著) 2008/9 出版社 : オーム社 単行本(ソフトカバー)236ページ 
★★★★★

 世界のWikipediaでOshoが取り上げられているのは64言語。そのうち、いまだにBhagwan Shree Rajneeshを最初のメイン入口にしているのは、わずか4言語のみである。

Wikiosho-001

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Japanese 日本語 バグワン・シュリ・ラジニーシ Bhagwan Shree Rajneesh
Simple English シンプル英語 Bhagwan Shree Rajneesh Bhagwan Shree Rajneesh
Nederlands オランダ語 Bhagwan Sri Rajneesh Bhagwan Shree Rajneesh
Bikol Central ビコール語

Bhagwan Shree Rajneesh


Bhagwan Shree Rajneesh

Dansk デンマーク語 Osho (Bhagwan Shree Rajneesh) Osho (Bhagwan Shree Rajneesh)
Հայերեն アルメニア語 Օշո (Բխագվան Շրի Ռաջնիշ) Osho(Bhagwan Sri Rajnish)
Հայերեն アルメニア語

Օշո (Բխագվան Շրի Ռաջնիշ)


Osho(Bhagwan Sri Rajnish)

Esperanto エスペラント語 Oŝo Osho
Español スペイン語 Osho (gurú) Osho
Français フランス語 Osho Osho
Български ブルガリア語 Ошо Osho
Ирон オセット語 Ошо Osho
Македонски マケドニア語 Ошо Osho
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Azərbaycanca アゼルバイジャン語 Oşo Osho
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Latviešu ラトビア語 Ošo Osho
Lietuvių リトアニア語 Ošo Osho
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Occitan オック語 Osho Osho
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ქართული ジョージア語 ოშო Osho
العربية アラビア語 أوشو Osho
تۆرکجه 南アゼルバイジャン語 اوشو Osho
فارسی ペルシャ語 اشو Osho
مصرى エジプト・アラビア語 اوشو Osho
پنجابی 西パンジャブ語 اوشو Osho
کوردی 中央クルド語 ئۆشۆ Osho
Azərbaycanca アゼルバイジャン語 Oşo Osho
Türkçe トルコ語

Osho

Osho
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ओशो

Osho
Tiếng Việt ベトナム語

Osho


Osho

नेपाली ネパール語

ओशो

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ओशो

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ਪੰਜਾਬੀ パンジャブ語

ਓਸ਼ੋ

Osho
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ஓஷோ

Osho
తెలుగు テルグ語

ఓషో

Osho
ತುಳು トゥル語

ಓಶೋ

Osho
Srpskohrvatski / српскохрватски セルボ・クロアチア語 Ošo Osho
中文 中国語

奧修

Ossio
吴语 呉語

奥修

Ossio
සිංහල シンハラ語

ඕසෝ


Osō

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2020/12/11

素晴楽堂日記40

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