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2020/11/13

「糖尿病」 高血糖・ヘモグロビンA1c・合併症 糖尿病治療の名医が教える最高の治し方大全 聞きたくても聞けなかった142問に専門医が本音で回答!小田原雅人他

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「糖尿病」 高血糖・ヘモグロビンA1c・合併症 糖尿病治療の名医が教える最高の治し方大全 聞きたくても聞けなかった142問に専門医が本音で回答!
小田原雅人 ほか5名 (著) 2020/8 文響社 単行本(ソフトカバー) – 2020/8/6単行本(ソフトカバー) : 208ページNo.4435★★☆☆☆ 

知人がやってきて、お前もこの本を読め、と言う。いいよ、オレは、この頃は本はあまり読んでないし・・・・。とボカす。オマエもこういう傾向があるから、あとから後悔しないように、今から改善しておけと、いう。それはそうだわな。あんたのいうことは間違っていない。だけどなぁ、こういう本、わたしゃ、苦手なんだよ。


 8才の時に親父が死んで、大きくなったら、マラソンの選手になって病気にならないようにするし、医者になっておとうさんの病気を治すような人になる、てなことを口走って、周囲は喜んだという。いや、私もすこしは記憶がある。されど、わたしゃ、医者になんてなんなくてよかったよ。(なりたくてもなれなかっただろうがw) とにかく、こういう医学用語が苦手なんだよ。と、逃げ回る日々。

 されど、こうして、中年期も過ぎ、老年期も前期から後期へと移行し始める人生の岐路において、たしかになぁ、最近、周囲では、なくなる友人知人が増加傾向にある。どうかすると、私の周囲の人々は列を成して順番待ちのような状態だ、そう、火葬場と葬儀への長い列である。

 葬儀は最近、極めて簡素になる傾向があるし、密葬というのか、周囲に知らせないであの世とやらへいく人々も増えている。知らぬが仏とはいうものの、いつかは私もあの世とやらへ、いくのである、とそういう噂やニュースを聞く度に、反省し、いえいえ猛省し、二度と過ちは犯すまい、と、一度は誓ってみるのだが、どうもどこからか心が緩み始め、最後は、いいじゃないか、親鸞いうところの、阿弥陀様にでもお願いして、救ってもらえばいいじゃないか、などと、こじつける。

 だけどなぁ、やっぱり、苦しんだり、傷んだり、悲しんだりはいやだな。予防できるものであれば、これは予防しなければな。知人の好意はありがたいのやら、迷惑なのやら、どっちなのか、分からない。だけど、気にかけてくれているうちが花かな。もう手遅れかもしれないよ。その時はその時でいいじゃないか。いつかは逝く道、もう惜しんだりばかりもしていられない。

 このコロナ禍において、なんとも身につまされる日々ではあるが、なんとかかんとか、楽しいことの糸口をみつけながら、なんとかかんとか、日々を送っていくのである。ここで一句。

 落ち葉さえ舞いつつ踊り赤青黄  把不住
 

 

 

 

 

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