「緊急提言 パンデミック: 寄稿とインタビュー」 ユヴァル・ノア・ハラリ <1>
「緊急提言 パンデミック: 寄稿とインタビュー」 <1>
ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) 2020/10 河出書房新社 単行本 : 128ページ
「反逆性」VS「中立性」とやらは、どうであろうか? これもまた、若く新鮮な若者は「反逆性」こそが持ち味なのであり、「反逆性」がなければ、世界的なベストセラーになどなりようがないだろう。それに引き換え「中立性」などとは、まだまだ自らの思索に自信のない若年の思索か、はたまた老人の一歩引いたところでの諦念とでもいうものではなかろうか。
「時代性」VS「立証可能性」はどうであろうか? Wikipedia的「立証可能性」とは、誰かに依存し、しかも古い手垢のいっぱいついた資料が必要である、ということを意味している。それに引き換え、ここでの「時代性」とは未来性でもある。直観にすぐれ、人類未踏の、まだ試論、実験的、危険性を伴った先験的、洞察である。それを立証するのは、ずっと後から追いかけてくる臆病者たちのやることである。
ユヴァル・ノア・ハラリ はWikipediaの編集者たりうるだろうか? 中立性、立証可能性、独自研究の排除、なんて自らの信条にしたりするだろうか。
では、わがOshoはどうであろうか? 中立性、立証可能性、独自研究の排除、などという編集ラインになじむものであろうか?
今回のWikipediaのOsho記事における出来事も、この辺にその一因が隠されていて、こんぐらかった乱麻を断ち切る刀は、このあたりに隠されているように思う。
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