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2020/11/19

「21 Lessons」 21世紀の人類のための21の思考<3>

<2>よりつづく

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「21 Lessons」 21世紀の人類のための21の思考<3>
ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) 2019/11 出版社: 河出書房新社 単行本: 472ページ
★★★★★

 

 ようやく私の番になった。14年前の「ウェブ進化論」のように、この21章を、ひとつづつ解体してみようかな、という小さな誘惑にかられたが、今回はそれをする必要はあるまい。お目当ての21章を読めばいいのだし、加えて、そこにいたるプロセスを、適当に斜め読みすれば、それで足りるのである。

 そして21章とやらも、実は、すべてが重要なわけでもなく、ほんの数行に限られるのであり、しかももっとも重要なことは、その数行にさえ書いていないのである。やっぱり書けていない、ということを確認し、ここにメモしておけば、今回のこの本の読書は足りるのである。

 例のWikipediaの一件をここにメモしておくにも、実は骨が折れる。同じことを二度書き、三度書きしていれば、感動も薄まり、多少は虚偽も交じってしまう。決して虚偽をメモしようと思っているわけではないのだが、時間が経過すれば、それは虚偽にならざるを得ない。

 虚偽の内容について、虚偽の人々に囲まれて、虚偽の時間を過ごす。もうそろそろいいだろう。自分のタイムアラームが鳴り渡った。

 自分は知っているのだから、それでいいのだ。誰かに理解してもらおうなんて思わなくていい。分かってくれるならそれもいい。だが、あえて理解してもらう必要もないし、理解できない苦しみをこちらに投影されたとしても、私にはどうしようもない。縁なき衆生は度し難し。


  上弦の月に腰掛け茶を啜る    把不住

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