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2020/07/04

「週刊 仏教新発見 改訂版」創刊号 01 法隆寺再建の謎に迫る<26>

<25>からつづく
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「週刊 仏教新発見  改訂版」創刊号 01 法隆寺再建の謎に迫る<26>
朝日ビジュアルシリーズ 2015/12 朝日新聞出版 ムック 48ページ
★★★★☆ 

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 40分の1から20分の1へ、ということは、面積で4倍、体積で8倍のものを作ればいい、ということではなかった。視線が4倍にも8倍にも行き届いてしまう、ということであった。当然、ミスや不手際も8倍見えてくる。

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 前回は、最初の工作だったので、当然すぎるほど不手際があったのだが、その最大の失敗は、一階部分の格子天井の位置を間違ってしまったということだった。

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 資料が少ないから、仕方なかったとは言え、二回目の今回は、そんなことばっかりも言っていられない。複数の資料に当たりながら、より自信を持って制作を進めていく必要がある。

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 それでもやっぱり失敗の連続で、作り進んでみたものの、それを外してやり直し、行きつ戻りつして、なかなか思ったように進行表通りには進まない。

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 そして、集まってきた材料次第で、無駄にしないように活用方法を考え直していく必要がある。あれがこう、これがああ、本体はともかく、わが作品は我が作品、自らの独自性を、無理をしない程度に発揮していく必要がある。

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  法隆寺・五重塔・模型で検索すると、4年前に比べると、より多くの情報がアップされているようだ。とくに制作している人たちが増えているようで、その制作過程の画像の増加が半端じゃない。しかも、みんな、なかなかの腕前だ。これじゃぁ、わがブログの登場など恥ずかしくて、と気おくれしてしまいそうだ。  

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 自分の作品を、割りばしアート、と割り切る人もあれば、廃材アートと名づけている人もいる。廃材というと、そもそもが材料で、それが余った半端材料というニュアンスがある。ところで我がアートは、廃物アート、と名づけている。つまり、廃材ですらない、そもそも無価値なもの、処分するのに費用がかかりさえするもの、という意味合いがある。
 
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 いい加減、いやになって、もうやめようかな、と思うこともないではないが、数日休んでいると、ここで投げ出してしまうのも、なんだかシャクだから、もう少し続けてみよう、という気になる。

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<27>につづく


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