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2020/06/08

ニンニク

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去年の秋に何気なくニンニクの種を5個買って、畑に埋めておいた。はじめてだったので、どんな成長をするのか興味深かった。

何もしなくても茎は伸びて、それなりに成長を遂げた。雪降る時もあるし、風吹く時もある。収穫時期もよくわからないが、ソロソロだよ、という声。

今年は赤サビが発生したから、ここまでだ、もう抜いたほうがいいよ、と教えてもらった。...

そこで、慎重に茎を引っ張って見た。これがなかなか抜けない。おお、これはひょっとするとどでかい実になっているかも、と期待した。

まわりから、スコップで遠巻きに掘り出し、ようやく引っこ抜いてみれば、あれあれ、割と小粒な、可愛い奴が5個。こんだけ作るだけで、8ヶ月もかかるのか。

まぁそれにしても、ニンニクになったのは間違いない。少し乾燥させたあとは、これで黒にんにくを作る予定。

閑話休題。今日久しぶりに早朝座禅会に参加した。緊急事態も緩和されて、参加者も戻りつつあるというが、まだまだ少ない。禅堂でもソーシャルディスタンス。座席は一つおきだ。

とはいえ、禅は禅である。警策も入れば背筋も伸びる。寺でも葬式の列席者が減っているらしい。ほとんど身内だけ。葬儀会館を使わず、直接お寺で読経してもらう故人も増えたという。

もともと、これが当たり前の姿だろな。そもそもひとり葬儀会館だけが受けにいって、増えすぎた。ビジネスマインド、ありすぎだろう。アフターコロナ、ウィズコロナ時代には、もう葬儀会館はこれ以上増えないだろう。

わずかな時間ではあったが、座った。三密を避けて朝粥のお振る舞いはなかったが、私はとりあえず、キーホルダーに入っていた小銭を全部賽銭箱に納めて来た。

ニンニクは、忍辱にも通ずるという。何かに我慢するというより、我が身を処する事、我が心を見通すことに通ずるという。うちのニンニクは、小さいけど、どこか座った仏さんに見えてこないか? ひとり笑った。

 

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