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2020/06/25

「京都人の密かな愉しみ」源孝志 他 <12>

<11>からつづく  

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「京都人の密かな愉しみ」 <12>
NHK「京都人の密かな愉しみ」制作班+源孝志 (監修) 2018/03 宝島社 単行本: 186ページ


 ついにこの本を一冊自分のものにしてしまったので、このドラマに対する自分の姿勢が一段アップしたというか、ある段階の終焉が近づいているというか、不思議なこころもちである。

 図書館から毎回借り出す一冊も悪くはなかったのだが、決定的に不足していたのは、この藤沢三八子の画像のついた腰巻である。このカバーがないことには、この本もランクが下がってしまう。

 これで、わがライブラリーも「可笑しな小屋」(2013/12二見書房)や「恐竜の世界へ。」(ペン編集部/編2011/07)と並んで、愛蔵本が一冊増えたということになる。

 なにやなにやらわからなぬままに巻き込まれたこのオムニバス・ドラマ・シリーズであったが、全番組を視聴し、DVDで何度も再確認したあととなっては、わが想いは、この本一冊に集約された、と言っても過言ではない。 

 そしてなお、この一冊をさらに集約するとすれば、タイトルそのものの「京都人の密かな愉しみ」の一句となろう。五七五にあてはまるかな、と思いきや、そうでもない。六四四の十四文字である。それでも、破綻していないとてもつよい何かがある。強いというか、しなやかというか、したたかというか。

 となると、別の「京都人の密かな楽しみ」という本との絡みや、エミリー・コッツフィールドの「いいなづけ」説や、我が親族の茶人家系の京都との絡みなど、いろいろ後を引きそうなテーマは残されているのだが、まぁ、これで一段落ということになろう。

 思えば、私もまた父親で十代目にあたる、350年に到る歴史を持つ、いわゆる旧家の生まれであり、そこには「波の音」「名取駒」「大豪」という地酒の水源になる井戸があった。さらには、中学生のころから、正月飾りのしめ縄を編んできた身となれば、かならずしも、京都に頼らずに、四季折々の地元の歴史も語れる立場でもある。

 この本、この世界を見習いつつ、私は私のドラマのシュチエーションを愉しんでいこうとおもうのである。

<13>につづく

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