「京都人の密かな愉しみ」源孝志 他 <11>
「京都人の密かな愉しみ」 <11>
NHK「京都人の密かな愉しみ」制作班+源孝志 (監修) 2018/03 宝島社 単行本: 186ページ
★★★★★
せっかくDVD5巻が揃ったのだからと、もっと深みへとハマっていきたかったが、ほどほどのところで、返却しておいた。どうもあまりに奥が深すぎる。ほどほどのところで退却しておいたほうがいいのではないか。自己内部のアラームが鳴り始める。
もうすこしやりたかったことは、京ことば、京料理、京野菜、ロケ地観光、寺社リスト編成、二十四節季、着物、和菓子、などなど。番組の中から再編成して、自ら理解しておきたかったのである。
しかしである。この本一冊を見れば、ある意味DVD5本分のダイジェストが詰まっているとみる事もできる。よくよくできた本である。この一冊があれば、まぁ、要所要所のこの番組のエッセンスをしっかりと捉えることができるのは必定である。
そして、この番組の底流として流れているのは、禅である。
「曹洞宗仏徳山 興聖寺」 道元禅師の教理を伝える宇治川河畔の名刹 曹洞宗の開祖である道元禅師が、深草の地に建立した観音導利院興聖宝林禅寺を起源とする。(中略)ドラマで清哲やヒースローが同寺に逗留したように、現在も道元禅師初開の道場として全国から修行僧が集まる。(中略)春は新緑、秋には美しい紅葉で彩られ、今も昔も訪れた人々を魅了している。p120 「『京都人』」の世界を堪能する! 京都案内手帖」
なるほど。もうこの本は、図書館本では間に合わなくなった。一冊わが蔵書として入手することとした。合掌(笑)
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