「5Gビジネス」亀井 卓也
「5Gビジネス」
亀井 卓也 (著) 2019/06 日本経済新聞出版社 新書: 256ページ
★★★★☆
1)最近は、ヘタな本を読むよりも中田敦彦のユーチューブを見ているほうが分かりやすい。この人物は、確か漫才師だったかなぁ、という程度でプロフィールのほとんどを知らない。そして、どのような経緯でこのようなユーチューバーになったのかは、これからしらべるつもり。
2)そんな人物が紹介していなければ、このような新書に手を伸ばすこともなかっただろうが、結果としては、本自体より、この人物の紹介のほうが楽しくて、わかりやすい。そして、まあまあ、結果として、個人の私は、特段に益のある情報をこの本から得るということはほとんどなかった。
3)わかり切った歴史と、役に立たなそうな専門用語、そして無責任な未来予想に満ちた本であり、この著者が野村総合研究所という肩書を背負って書いている限り、キモのキモの部分は書いていないし、総花的で、玉虫色な記事で満載である。
4)されど、今回のパンデミックの中で、5Gのことを考察するのは、それなりに楽しい。陰謀論から都市伝説、抽象的な炎上商法から差別発言まで、さまざまな角度からいろいろなことが言われているが、とにかく、パンデミックと、この5Gについては、目を離さないほうがいいようだ。
5)もうすこし鳥瞰的に俯瞰してみれば、このパンデミックと5Gの関係が、もう少し見えてくる気がする。もうすこし、情報量を増やす予定。
6)それにしても、地味な読書ブログスタイルというのは、もう古いなぁ、と我ながら失笑。
| 固定リンク | 0
「15)辷の巻」カテゴリの記事
- 今日の気分はこの三冊<48>(2020.04.11)
- 「ペスト」カミュ <2>(2020.04.11)
- 「人間の贅沢、ひとつ」「と・も・た・ち」放送大学<10>(2020.04.11)
- 「京都人の密かな愉しみ 桜散る」監督: 源孝志 <2>(2020.04.11)
- 再読したいこのカテゴリこの3冊「辷の巻」編(2020.04.11)
コメント