「そもそもオリンピック」アーサー・ビナード & スズキコージ <2>
「そもそもオリンピック」<2>
アーサー・ビナード (著), スズキコージ (イラスト) 2020/02 玉川大学出版部 単行本: 34ページ
★★★★★
この本を理解するには、ストーリーはともかく、イラストのスズキコージという人物を理解しなければならないのだろう。だれかお笑いの人の顔も浮かんだのだが、検索してみれば、まったく別な人のようだ。
そもそも、この本は、アーサー・ビナードのストーリーに沿えば、1928年アムステルダムオリンピックに参加した三段跳びの織田幹雄の金メダルからの視点で、その歴史を振り返ろうという趣旨である。
1964年の東京オリンピックにしたって、マラソンで銅メダルに輝いた円谷幸吉の悲劇が胸に突き刺さる。そもそもオリンピックとは何だったのか。一矢を報いようとした、アーサー・ビナードとスズキコージには、ここでは素直に拍手を送っておくべきなのだと思った。
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