「今さら聞けない 農薬の話」 きほんのき
農文協 (編集) 2019/12 出版社: 農山漁村文化協会 単行本 143ページ
No.4388★★★★★
農薬のことを気にしていたら、奥さんが図書館から借りてきてくれた本。いやいや、こんな本を読まずとも、本来であれば、農業用毒物劇物取扱者たるわが身としては、この程度の知識は当然身に付けていなければならないはずの知識なのだが、もうすっかり昔のことである。何や何やらわからん、というのが正直なところ。
市民農園とは言え、わが農園は、農薬禁止なので、もともと農薬は一切使わないのがルール。いまさらいちいち聞いても詮無いことである。最近気になっているのは、例の樹齢千三百年超といわれるカヤの木のことである。
どんなわけか、昨年度は、当番により、カヤの木の根元の除草のために農薬がまかれたのである。それなりの専門家が考慮しての上のことなので、過剰な心配は不要であろうが、それでもやっぱり、カヤの木の根元の土をいじって遊ぶ幼児たちのことが気になる。
それに、カヤの実を拾ってそこからアクセサリーを作ったり、その実を絞ってオイルを作ってみたりする人々にとって、直接口に触れる実なので、それと直接接触してしまう農薬は、まったく無害と考えていていいのか。問題はここんところである。
本日、その撒かれた農薬の名前が分かった。それは「カソロン粒剤」。どの程度の濃度で、どの程度の頻度で、どの程度の量がまかれたのかは、いまのところは不明。しかし、まずは名まえが判明しただけでもまずは第一歩だ。当ブログとしては、ここにその農薬名を今日ここにメモしておけば、まずは前進と言える。
こまかくは今後、いろいろ調べてみることにする。
<2>につづく
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