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2020/01/03

「HAPPY NEW ERA」年賀状から見る我が半生<3>37分の28

<2>よりつづく

目次

2019newera  

 すでに一年前の企画であったが、そのスタートすら、すっかり忘れていた。年明けて、いきなりこの企画へのアクセスが集中してきたので、その存在を思い出した。

 昨年、母親が亡くなり喪中であるために、年賀状は書かないし、いただくのもごく少数である。これ幸いと段ボールをひっくり返して眺めてみると、私たちが結婚してから毎年年賀状を書いてきたはずだが、その原稿などが残っているのは、37枚中28枚。残り9枚は、ざっと探してみたのだが、今のところ出てこない。

 もう少し丁寧に探索すれば、あと数枚は出て来るだろうが、まずコンプリートするのは無理そうだ。そもそもいつぞやは、いわゆるあの断捨離とやらの口車に乗って危うくすべて廃棄するところであったが、わが家の奥さんのストップがかかり、狭い我が家の一角を占め続けてきたのが、この年賀状入り段ボールである。

 37年分である。一枚一枚とは言わないまでも、大雑把にめくっていくと、あれあれこの人からも年賀状が来ていたのか、と懐かしくなることが多々ある。結婚し、子供が生まれ、その成長過程の写真などの年賀状は、どうしても捨てるに捨てられない。いろいろ問題ありの年賀状も数枚以上ある。なにせ、長い人生である。仲良くなったり、喧嘩したり。

 それにつけても、我が家の年賀状も振り替えてみると、なんだかなぁ~、と思ってしまうことも度々だ。それはそうだろう、毎年毎年、年末になって、もう締め切りぎりぎり、というところまで追い込まれてからの作成である。とにかくアリバイ年賀状になってしまっていたのは、事実なのだ。

 それでもやっぱり、その年々の我が家の風景が思い出されて、なんとも懐かしい記録となっている。今年は、新しい年賀状も少ないので、この時間を利用して、もう少し、整理してみようかな。

つづく

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