「カウンセラーのための104冊」氏原 寛 他
「カウンセラーのための104冊」
氏原 寛 他 1987/01 出版社: 創元社 単行本: 241ページ
No.4367★★★★☆
この本もまた天井階から落ちてきた本である。もうすでに30年ぶり。アマゾンで見ると中古本は1円から。1円なら入手する価値あり。もっとも送料が300円以上するが。メルカリでは500円くらいか。当ブログとしては、すでにこの本を紹介しているか、と思ったが、他の本との比較で登場しただけらしい。それでもすでに12年前のことである。
もっともこの本には改訂版がでているらしく、そちらとの比較も面白かろうが、まぁ、そう焦らずにこの本で足踏みするのも悪くはなさそうだ。と言うのも、今回、放送大学を通じて公認心理師資格を検討してみると、必ずしも、この30年前の世界を遥かに凌駕しているどころか、まだ、この本にさえ到達していない、と思われる部分も見受けられるからである。
つまり、余人はともかく、当ブログとして、今回、再び三度、この心理学なり、関連資格なりの世界に舞い戻ったのは、一点、公認心理師という国家資格ができた、というところに集約されるのである。心理学という現実性と限界性、カウンセリングというイメージと実体。とにかくこの日本という国家が資格として唯一認めたのが、今回のレベルなのである。
ここんところは、しかとチェックしておく必要があるのではなかろうか。当ブログとしては、すでにOSHOの言っているように「心理学を超えて」なのであり、何を今更、ここまでバックギアをいれなければならないのか、と自問する。されど、自未得度先度他の菩提心から鑑みるに、ここで再び三度、心理学、カウンセリング、臨床心理なる世界を、見渡しておくのも悪くないと思う。
この本を手掛かりとして、リストをつくりながら、もう一度、チェックしていくのもいいだろう。
つづく
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