国際シンポジウム「スピリット・オブ・プレイス仙台」<6>
SPIRIT OF PLACE SENDAI いのちのつながり、場の響きあい
国際シンポジウム「スピリット・オブ・プレイス仙台」報告書<6>
1991/11/25~11/27 仙台国際センター
当ブログでは過去に何度か展開してきたこの環境心理学の動きであるが、他に大きな動きがないので、特段に注目されるべき動きにはなっていない。ただし、個人的には、記念碑的イベントであり、このシンポジウムに参加したことが大きな転機になったことはたしかである
すでに中心人物たちが鬼籍に入られた現在となっては当時の再現も不可能だし、また、その必要もなさそうに思う。されど、バブル崩壊直前の最後のイベントとして、最大限評価されてしかるべきイベントだったと思う。
功罪相半ばする企画ではあったが、少なくとも環境心理学という概念を持ち込んだのは、この時が初めてではなかっただろうか。今回ググってみて、初めて、日本環境心理学会、なる団体が存在することを知った。着々と時代は進行しているのである。
ここから直接につながってくるものはないが、この時点で、これだけの人々の協力があり、関心が集まり、実質的に後々への影響を残したことを考えれば、再評価され、再認識されるべき動きであったと思う。
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