「カウンセリング概説」平野 馨
「カウンセリング概説」
平野 馨 (著) 1985/03 東京布井出版 単行本: 144ページ
No.4373★★★★★
これも30年ぶりの天井階からの落下組。KO大学に学んでいた時、カウンセリングルームを担当していた方の一冊。私が読んでいたのは1986年当時である。この本の特長は、巻末に十牛図が解説されているところ。私はすでにOSHO「十牛図を語る 究極の旅」を読んでいたので、大いに、そのシンクロと楽しんだ。
本来カウンセリングなどというのは、コンパクトにこの程度に納まるべきものであろうと思われる。あまりに複雑に考える必要はない。すでに30年以上前の教材だが、現在、心理学やカウンセリングを学ぼうとしたり、公認心理師をめざそうとした場合、30年前どころか、100年前、あるいは19世紀あたりの学説から始めなければならないので、この本も決して古いとはいいがたい。
当然、改訂版や類似の本がすでにたくさんあるのだろうが、根本はそれほど変わらないはず。あえて、ふたたび、学び直さなければならない領域なのだろうか・・・?
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