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2019/09/05

「暗号貨幣( クリプトキャッシュ )」が世界を変える! 中村 宇利

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「暗号貨幣( クリプトキャッシュ )」が世界を変える!
中村 宇利 (著) 2019/07 出版社: 集英社 単行本: 256ページ
No.4324★★★☆☆

 何時もいくわけではない図書館だったので、ちょっと時間が10分ほどあったので、一気に10冊ほど借りてきた。進化本コーナーから1冊、政治関係コーナーから9冊。慌てていたとは言え、それなりに選んだつもりだったが、ほとんどスカ本だった。そもそも面白い本は、借り出されていて、棚には並んでいないのだ。

 政治本コーナーなんて、そもそも行く習慣がなかったし、時期を逃した本ばっかりだったので、まるで読む価値なし。反省反省。 新刊本コーナーも、結局のところは、テーマが広すぎて、こちらとのマッチングがうまくできない本ばかり。やっと、この本一冊を掴んできた。

 この本もまた、決して我がターゲットを射抜いてくれている本ではない。ただ、いままで仮想通貨と言っていたものを、暗号通貨、と呼び直しているところが目新しいかな、という程度。クリプトキャッシュ、なんて言われても、すぐに忘れてしまいそう。クリプトキャッシュ、クリプトキャッシュ、と何回か呪文のように暗記したところで、たいしてご利益もなさそうだ。

 一時、埋蔵金といわれたり、最近では、MMT、現代貨幣理論と言われたり、いろいろおいしそうな話の臭いばかりかがせられるが、本当はどうなのかなぁ。仮想通貨も、そもそもは投機とか、マネーゲームではないはずなので、根本的な解決になる以外には、私の関心が続いていかない。

 暗号通貨と言い慣わされても、基本が基本だけに、内なる沸き立つものがない。いずれ実際に流通するものになるのかもしれないが、どこかの自動車メーカーがスーパーカーを発売したとか、ハリウッドスターが共演者を求めているとか、ホッキョクグマが急増殖しているとか、いうレベルにしか聞こえない。早い話、どうでもいいや、というお話し。

 もともとはそれほど冷めていなかったのだが、どうも最近はダメだな、この手の話。世界を変える、などという表現は、いよいよ嘘くさく感じる。

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