雑誌「明星」1991年7月号
雑誌「明星」1991年7月号
集英社 雑誌 218p
No.4312★★★☆☆
失敗談。
そもそもが「ひとり舞台」(山本太郎 2012/02 集英社)p92において、この画像が張り付けられていたのが始まりである。
ここにある(『明星』1991年7月号)の表記が、惑いを生む。すでに4300冊以上を追っかけてきた当ブログの習癖として、追っかけられそうな書籍は追っかけてやろう、という邪心が常に生まれるのである。
さっそく近くの公立図書館を調べると、この歌謡界(アイドル界?)ファン雑誌のバックナンバー揃えているところがあったのだ。そこで手を尽くしてリクエストしたところ、やはりそうであったかという結論。つまり、蔵書しているはずなのだが、見当たらない、というリポートだったのである。
しかたないなぁ、と何気なくネット検索すると、なんと、その1991年7月号という雑誌が、ネットオークションに流れていたのだ。しかも、のこり時間10分だった。値段500円(+郵送代)。当時の雑誌代よりは高いものの、こちらの好奇心を満たしてくれるには、まあまあの値段である。
さっそく落札して、入手し、一ページ一ページ確認したところ、この画像はなかった。私の失望は大きかった。なぜにそのような結果になったか。
次第にその理由が分かってきた。この当時の「明星」には歌詞集みたいなものの「付録」が定番だったのだ。しかも、この画像は、どうやら「Dancing’TV Book」(ダンス甲子園大特集)という付録の中にある画像であったようなのだ。
なるほど、そうであったか。ここまで分かった段階で、私の追っかけは、もう委縮しているので、さらに検索はしないつもりだが(いつ病が再発するかは定かではない)、もし、だれか手元にこの冊子があって、上の画像を見つけることができたら、何らかの方法でアップしてくれると嬉しい。
なんせ、1991年の段階で、1974年11月生まれの山本太郎、16歳にして「政治家を目指」していたという傍証になるのではないか、と私は個人的に思う。すでに小学6年生で総理大臣を目指すと校長先生に宣言したそうだから、当たり前とは当たり前だが、桃太郎に「日本一」の旗を作ってあげたおじいさんや、キビ団子を作ってあげたおばあさんに、似たような心境が、私の中にも湧き上がるのである。
鬼が島に行って、鬼を退治してきてほしい。宝物の土産も、ひそかに期待はしている(笑)。
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