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2019/08/12

「ひとり舞台」 脱原発-闘う役者の真実 山本 太郎 <2>

<1>より続く

 

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「ひとり舞台」 脱原発-闘う役者の真実 <2>
山本 太郎 (著) 2012/02 集英社  単行本: 232ページ

 やはり、この本を読むのはタイミングではない。読み込めない。メロリンQも知らなければ、ふたりっ子、も知らない。特定のタレントにぞっこんという年齢でもなくなった。3・11の前だか後だか、覚えていないが、太郎がNHKの何かの司会をやっていて、ぐっと抑えた感じで、若者文化の番組を担当している時に、やや好感を持った程度だ。

 おそらく、今回、れいわを立ち上げなかったら、国会の野良犬、山本太郎がいかにパフォーマンスをやってくれたとしても、この人物との距離は縮まらなかっただろう。それはそれでいい。そういう人がいてもいい。

 しかし、何かがブレイクした。突破したのだ。それは、彼が彼であったがゆえに、ある沸点に到達したのだろうし、彼にしかできない何かが、発火したのだ。

 でも、それは彼でなくてもよかったのだ。「勢い」「アングル」「波」のうち、少なくとも「波」は、彼でなくてもよかった。「アングル」だって、他のいくつも考えることができただろう。「勢い」だって、他の誰かが持ちうることだってあったはずだ。

 しかし、今回は太郎の「勢い」しか、突破できない何かがあった。彼は、自ら「アングル」を想定した。その「勢い」」と「アングル」こそ呼応した「波」があった。

 そういうことを理解した。この本は、「勢い」の本である。アングルは「みんなが聞きたい 安倍総理への質問」にゆずるだろう。波は、「僕にもできた!国会議員」に呼応して起こってきた。この「ブーム」はどこまでつづくか。

 力道山型、タイガーマスク型、クラッシュギャルズ型の「つぶし」に気をつけろ。

 千載一遇のチャンスだ。

つづく

 

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