「禅の知恵に学ぶ」山川 宗玄 <5>
「禅の知恵に学ぶ」 NHKこころの時代~宗教・人生~ <5>
(NHKシリーズ) ムック 山川 宗玄 2019/03 出版社: NHK出版 ムック: 160ページ
★★★★★
現在、当ブログにおける人気記事の上位に常駐しているのが、この方の本である。本というよりも、テレビ番組の影響なのであろう。だから本の紹介をしても正確ではない。テレビ番組の内容について紹介すべきなのだろう。
ただ、当ブログは必ずしもレビューをやっているわけではない。本なり番組なりに対峙した時に、我が身よりでてきた何事かをメモするのが目的だから、必ずしも、内容の反映になるべきだとは考えない。
本来、この本についての紹介はもっと早く進むべきだったのだが、ここまで遅れているのは、それなりに訳がある。
ひとつには、母の介護と死、葬儀とそのあとかたづけ。これはここ数年続いてきたことで、いつかは迎える終局であったので、まったく想像つかなかったわけではない。されど、父を亡くして57年、決してよくあることではない。慣れないことの連続である。
そこに多少絡みついていたのが、新年号の発布。大正、昭和、平成、と生き延びてきた母親が平成で終わるのか、次なる御代へと続くのか、かなり興味深いことであった。おかげさまで、平成が終わり、令和が始まり、最初の母の日を迎えることができた。
その母の日は、母が代表を務める小さな薬師如来のお社のお祭りだった。数十名の人々が集まり、無事祭りが完了した報告を受けて、母は逝った。行年98歳の母は、祝い唄に祝賀されて逝った。
葬儀の準備に振り回されて全く知らなかったが、実は、葬儀の次の日、実は山本太郎が私たちの街にやってきていたのだ。私はまったくその話題についていけていなかった。あとで知ってびっくり。
7月になって、参議院選挙が行われた。山本太郎とれいわ新選組の登場で、いきなり当ブログはスイッチバックした。突然の方向転換である。きりもみ状態の中で、当ブログは新たなる一つの方向性を見つけつつある。
そんな中にあって、この「禅の知恵に学ぶ」シリーズ。なかなかここに簡単には戻れない。簡単に戻れないからこそ、このシリーズなのであろう。この視点こそ、大事な定点なのである。
いずれここに戻るだろう。多少、あちこち振り回されることは歓迎だ。
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