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当たっていようが、外れていようが、どっちでもいいのだ。所詮、下衆の勘繰りにすぎない。
名づけようもないものに名前をつけ、語りようもないものを語ろうとしているのだ。どこに議論の余地があろうか。
それはただ、風に吹かれて音を出し、耳に飛び込んでくるまま、受け入れる以外に、方法はないのだ。
語ろうとする努力は、愛の結果に過ぎず、愛があるからと言って、理解できるものとは限らない。
あいまいなものは、あいまいなままにしておくに限る。
説明できるものなど、なんの意味もない。
解釈も必要なければ、表現さえ必要ない。
ただただ、黙して、去ろう。
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