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2019/07/28

私的検証③「奨学金徳政令」奨学金に苦しむ555万人をチャラにします。

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私的検証③「奨学金徳政令」奨学金に苦しむ555万人をチャラにします。

 私には二人の子どもがいる。この人たちを育てるために、わが家では奨学金制度に応募した。上の子が高校生時代にも応募した。地元の優良企業が、ごくごく少数だけ「特別」な子に三年間奨学金をくれるというものである。大きい額ではないが、電車の定期分には十分間にあう。

 試験は作文。「お父さんの仕事は不景気で右肩下がりです。お母さんは、最近自転車に乗っていて交通事故に遭い、体調がすぐれません。下の弟は、どんどん食べ盛りです。」これで通った。学年で一人だけ。もらった分は返す必要はない。これは助かったな。

 で、最終的には、二人とも政府の奨学金に最大限の奨学金をお借りして、なんとか社会人になった。あれから10数年。保証人としての私は、返却を担当しているわけではないので、ちょっとは楽だが、いつ当人たちが破綻して、補償人としての責任を果たさなくてならなくなるかもしれない、と身構えてはいる。

 我が家には他にも借入金があった。住宅ローンとか、クルマのローン。これらは限りなく金利の低いものを利用した。人から見れば、えええ、そんな金利で借りることができるの~~~、と言われるほどの低金利である。さらに、3・11震災後は、被災地救済のローンも頼った。これには助かった。されど、返却しなければならないのは事実である。利子がいくら低くても、元金はキチンと返さなければならないのである。

 時代や状況によっては、低金利のローンよりも、奨学金の金利のほうが安くなることもありうる。つまり、わが家一家で全体として借入金が発生するとして、マックスを達成する場合、できるだけ金利が安いほうがよい。つまりは他のローンよりも奨学金を増やして、金利分を減らすということを考える。奨学金がマックスになってしまったのは、その辺に理由がある。

 さて、学校を終わっても、まだ奨学金は残っている。私は子育てするためには、この子供たちにそれぞれ数百万という借金を背負わせて社会に出したわけだから、当然、罪悪感は持っている。働きが足らなかったんだなぁ。ごめんよう~、とも思う。

 されど、進学するなら、それは自分の意志だ。自分で行くなら、自分の責任で資金を調達しろ。そのほうが勉強にも身が入るだろうし、しっかり学問も身に付くだろう。言い訳とも聞こえそうな、親の勝手な言い分だが、幸い、お二人は、それほど脱線せずに、なんとか人生の後半戦に入っている。

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③「奨学金徳政令 奨学金に苦しむ555万人をチャラにします。」 れいわ新選組パンフレットより

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 でも完済しているわけではない。まだ数年以上ある。もしだ、ここで「徳政令」が発せられたリすれば、それはそれで大変ありがたい。すでに完済した人もいるだろうし、始まったばかりという人もいることだろうが、まぁ、ここは「徳政令」という革命である。喧嘩はしないで、とにかく、その仕組みそのものを祝福したい。

 奨学金の金利の問題があるが、金利よりも、奨学金は元金が大変だ。とてつもない金額である。キチンと就職できた人はいいかもしれない。だけど、途中で結婚して家庭に入ったり、人生の進路を変えたりすれば、すぐに破綻ギリギリである。この徳政令は有難い、というより、本質的に、当然という気もする。

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