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2019年7月

2019/07/31

新米レスラー「ヤマモト~、タロ~~~~~」

  ミスター高橋に「悪役レスラーのやさしい素顔」という本があることを思い出した。
 
 彼流に言えば、スタープロレスラーが成功するには、得意技としての「勢い」があり、強いものをやっつけるという風景や「アングル」があり、新しいファンの熱い支持である「波」を作るという三つの条件が必要となる。

 今回の政治「ショー」を、一人のファンとして楽しむなら、これらの視点から見ていく「余裕」もほしい。

 山本太郎という新米プロレスラーがトップスターになるのは、ヒールとしてか、ベビーフェイスとしてか。結果としては、どっちでもいい。

 彼の「消費税廃止!奨学金チャラ!時給1500円」というわかりやすい「得意技」は、力道山の空手チョップに匹敵する。これは破壊力のある「勢い」だ。

 そして、並み居る外国勢をバッタバッタとなぎ倒すという「アングル」。ここはまさに、トンデモ与党(アベ+公明)を切り倒すという風景こそ、そのアングルだ。タイガーマスクの三次元殺法、長州力の「維新軍団」にも似ている。

 そして、新米レスラー「ヤマモト~、タロ~~~~~」は、「津波」のような新しい「政治」ファン層を開拓した。女子プロレスブームを起こしたクラッシュ・ギャルズにさえ匹敵する。

 長与千種の「敗者の美」は、プロレスファンを、女子層に広げたばかりか、中学生、小学生の女の子たちさえ、熱狂させた。

 ええい、このブーム、見逃してはなるものか。私はこの「ショー」を、かぶりつきで見てやるぞ。

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2019/07/30

N国に思う

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N国に思う

 N国なんて、まったく関心がなかった。だって、選挙公報が来なかったから、N国も、安楽死も労働党も知らなかった。これは選挙管理委員会が悪い。投票後にN国を知った。でも私の意志はそのような方向にはなかった。

 あんまりはっきりは言いたくないけどね、私もソレしたことある。だれもスクープしてくれなかったし、確かに私は慎重だった。誰にも盗撮されないように、したさ。

 でさ、ソレって、罪なの? やりたきゃ、やりゃいいんじゃないかな。若い人の激情なんてそんなもんだろう。やりてぃよ。むしろ、それを盗撮して、出版して、それでゼニをもうける、ってシステムのほうが、僕の趣味には合わない。

 はっきり言います。私は、ほとんど録画したテレビで暮らしています。ニュース以外は、ほとんど録画です。しかも録画の中心はNHKBSかNHKETV。ケヴィン・ケリーをマトモに取り上げるなんてNHKしかないだろう。寅も好きだが、どうも最近はCMが多すぎて、録画する気になれない。録画するならNHKだ。

 まあ、N国の言っていることは分からないでもないが、私は、N国には一票もいれません。

 それにしてもNHK視聴料は高いよな。

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私的検証⑧「原発即時禁止・被爆させない」

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私的検証⑧「原発即時禁止・被爆させない」

 この政策も、これ以外にない。これは決定事項だ。なぜにそうならないのか、今の私には分からない。実行力がないのはだれだ。

 今日瞑想していて、ひとつの理解が湧き上がってきた。原発ってシステムは、自民党というシステムと同じなんだな。自民党を倒さなければ原発はなくならないし、原発をなくさせるほどでなければ、自民党は倒せない。

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私的検証⑧「原発即時禁止・被爆させない」
東電原発事故による被災者・被害者の支援の継続・拡充を。「れいわ新選組」パンフレットより
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2019/07/28

私的検証⑦辺野古新基地建設中止

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私的検証⑦辺野古新基地建設中止

 この政策には説明がついていない。これはこれで決定であり、なんの注釈もいらない。そのとおりだ。これしかない。

 18才の私は1972年の5月15日、沖縄が「日本」になって2か月後に、80日間ヒッチハイク日本一周のプロセスの中で沖縄コザを訪ねた。一週間滞在した。

 中年になった私は、90年代末、沖縄での米軍演習を減らすために、敢えてこちら地元の自衛隊演習場への転出を確認した。沖縄のロック歌手を呼んで、「すべての武器を楽器に!」というコンサートの企画に参加した。

 今日、私は沖縄について、考えると、涙がでてくる。
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⑦辺野古新基地建設中止 「れんわ新選組」パンフレットより
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これはこれで決定であり、なんの注釈もいらない。そのとおりだ。これしかない。

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私的検証⑥「『トンデモ法』の見直し・廃止」

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私的検証⑥「『トンデモ法』の見直し・廃止」

 私のように、多少なりとも太郎に親近感を感じ、選挙が公示される前に大体の情報をキャッチし、ネットであふれるほどの同意者の出現に出会い、街頭での熱狂を体験した人間に比べ、まったく前触れもなく、突然車いす議員二人の登場をマスメディアで知ったような立場の人にとっては、れいわ新選組という政党こそ、「トンデモ」政党、と思っているのではないだろうか。
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⑥「『トンデモ法』の見直し・廃止」
  TPP協定、PFI法、水道法、カジノ法、漁業法、入管法、種子法、特定秘密保護法、国家戦略特別区域法、所得税法等の一部を改正する法律、派遣法、安全保障関連法、刑訴法、テロ等準備罪など。「れいわ新選組」パンフレットより
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  これらの法律のそれぞれの「トンデモ」性をキチンと私に教えてくれる身近な友人はいるだろうか。一つ二つは分からないでもない。しかし、全部が全部のトンデモ性をひとつひとつ指摘するほど、私には執着力はない。政治や法律は、本当は最初から、遠く離れてしまいたいエリアなのだ。絶対的な当事者にならない限り、私はこれらの法律のひとつひとつにこだわることはしないだろう。できない。

 でも、大体が信頼できる政党であるならば、方向性を示してくれたら、あとは信頼して任せるしかないのではないだろうか。床屋に行って、大体こんな風にしてと言って、あとは薄目を開けてチラチラ確認しつつ、あとは椅子の上で居眠りしてたってしかたないではないか。細かいことはプロに任せるよ。

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私的検証⑤「一次産業個別所得補償」

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私的検証⑤「一次産業戸別所得補償」

 これは、農家向きのスローガンだろうか。農政は難しい。この瑞穂の国、稲穂が波打つべき国土は、今、大きく揺らいでしまっている。今日も郡部の親戚の農家一家を訪ねてきた。かなり集約化して、大型化した、今となっては珍しい農家だ。彼らの「戸別所得」が補償されるなら、私は大歓迎だ。

 だが・・・・。彼らの収入や所得を算定すること自体、なかなか難しいぞ。そもそもが数字に乗りにくいのが第一次産業だ。何でもかんでもゼニで換算するなんてできない。だからこそ第一次産業なのだ。おばあちゃんが一家の留守番をしていたって、数字には乗りにくい。将来、売れるかどうかわからない杉林の下刈りなんて、すぐに収益にはつながってこないぞ。

 海だって、毎年毎年違う。あんまりざっくりとした表現では、何を言っているのか、分からなくなるのではないか。

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⑤「一次産業個別所得補償」
 食料安全保障は国を守る上で最重要事項。あまりに低すぎる食料自給率を100%目指し大改革。
 第1次産業に就けば安定した生活が送れるよう政府が個別に所得補償。「れいわ新選組パンフレット」より
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 農家に生まれ、実家を離れ、実家が農業を廃業し、農村が崩壊して、老齢化し、農家の後継者が減り、やがて無人化されつつある状況を自分なりの身近な風景としてみている私としては、実はこの政策には若干違和感がある。若干どころではない。農業に対する姿勢が全く違う。

 農家に生まれ、農業学校を卒業していながら、私自身が市民農園に参加したのは3・11以降である。いつかやろう、やろう、と思ってきたのに、踏ん切りがつかなかった。忙しい、面倒くさい、ゼニになるというより、ゼニがどんどんでていくような農業には、なかなか振り向くことができなかった。

 だが、いざ始めてみると、これが楽しい。失敗の連続だが、楽しい。まだまだ一人前の口をきけるような立場ではない。一生まともな畑仕事にはたどり着けないだろう。職業人としては半端で、むちゃむちゃ勉強不足で、失敗しても懲りない、バカな市民農園参加者だ。でも楽しい。なんだか楽しい。ゼニのことを考えたら、プラスマイナス、マイナスだろう。

 私は経済面から農業(一次産業)を考えることは絶望している。それはもう、この人生ではしないだろう。だが、面白そうだから、残りの人生、できるだけ深く関わろうと思っている。ただし、政治は政治だ。経済は経済だ。彼らが「政策」を表現しようとすると、こういう文言になるのかな。

⑤「一次産業個別所得補償」

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私的検証④「公務員を増やします」

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私的検証④「公務員を増やします」

 私は生涯、公務員になりたいと思ったことはない。公務員っていいなぁ、と思ったことはない。むしろ、公務員にはなりたくない。公務員なんて、なんだかなぁ、と思ってきたほうだ。わが家の息子は、幼稚園時代の七夕の短冊に「サラリーマンになりたい」と書いた。ジョークが上手な彼のことだから、彼一流のユーモアだった可能性もあるが、父親である私にとっては、かなりショックだった。

 公務員でも、サラリーマンでも、他のなにかでなくて、自由業、という肩書が欲しかった。結果としては、自由業というほどカッコよくはなく、せいぜい自営業を自称する程度で終わったが、それにしても、自営業ってなに? 肩書で人間をカテゴライズできる? 

 戦後、公務員なんてなる人は少なかったと聞いている。それはそうだろう、破綻した国家に身を託すなんて、カッコ悪かっただろう。もっと自由にやりたかっただろうし、自立できない奴がコウムインなんてものに「なり下がった」のではないか。(これはかなり言い過ぎだが)

 高度成長時代まではサラリーマンのほうが、公務員より面白かったはずだ。職種にもよるだろうが、民間のほうが給料が良かった。公務員のほうがよさそうに見えてきたのは、おそらくバブル期を過ぎて、民間が低迷してからだ。一度上げてしまった公務員の給料体系を下げることができなくなったし、ある意味優秀な人材がコウムインという流れに向かった。

 私はバブル崩壊直後にある駐屯地の心理カウンセラーを5年程務めたことがある。バブリーな時期にその駐屯地に集まってきた隊員たちの質は決して高くなかったという。むしろ駐屯地内での自殺が多発したことが報じられている。そのためにカウンセラー制度が採り入れられ、私たち外部カウンセラーも大量に投入された。

 自衛隊も消防も警察も、学校の先生も、一部の清掃局員も(昔は全員だったと思う)公務員だ。そもそも公務員を増やす、というスローガンにはどういう意味があるのだろう。大きな政府を作るということなのか?
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④「公務員を増やします」
  原発作業員、介護・保育士など希望者全員を公務員化。国がケチる分野がこれからの成長分野。
 1万人あたりの公務員数をみると、日本は英国の約3分の1、米国の約2分の1です。
 公務員を増やす。安定雇用も経済政策です。 れいわ新選組パンフレットより
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 学生たちの就職先として公務員の人気が高いから公務員を増やします、と言っているようにも聞こえるが、そうではなくて、どうしても必要なのに身分が不安定な分野に従事してくれる人々を政府が強烈にサポートしていきますよ、と理解したほうがいいのだろう。何でもかんでも、民営化というひとつの潮流に対する、もうひとつ別のカンターカルチャーとして表現しているのかもしれない。

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私的検証③「奨学金徳政令」奨学金に苦しむ555万人をチャラにします。

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私的検証③「奨学金徳政令」奨学金に苦しむ555万人をチャラにします。

 私には二人の子どもがいる。この人たちを育てるために、わが家では奨学金制度に応募した。上の子が高校生時代にも応募した。地元の優良企業が、ごくごく少数だけ「特別」な子に三年間奨学金をくれるというものである。大きい額ではないが、電車の定期分には十分間にあう。

 試験は作文。「お父さんの仕事は不景気で右肩下がりです。お母さんは、最近自転車に乗っていて交通事故に遭い、体調がすぐれません。下の弟は、どんどん食べ盛りです。」これで通った。学年で一人だけ。もらった分は返す必要はない。これは助かったな。

 で、最終的には、二人とも政府の奨学金に最大限の奨学金をお借りして、なんとか社会人になった。あれから10数年。保証人としての私は、返却を担当しているわけではないので、ちょっとは楽だが、いつ当人たちが破綻して、補償人としての責任を果たさなくてならなくなるかもしれない、と身構えてはいる。

 我が家には他にも借入金があった。住宅ローンとか、クルマのローン。これらは限りなく金利の低いものを利用した。人から見れば、えええ、そんな金利で借りることができるの~~~、と言われるほどの低金利である。さらに、3・11震災後は、被災地救済のローンも頼った。これには助かった。されど、返却しなければならないのは事実である。利子がいくら低くても、元金はキチンと返さなければならないのである。

 時代や状況によっては、低金利のローンよりも、奨学金の金利のほうが安くなることもありうる。つまり、わが家一家で全体として借入金が発生するとして、マックスを達成する場合、できるだけ金利が安いほうがよい。つまりは他のローンよりも奨学金を増やして、金利分を減らすということを考える。奨学金がマックスになってしまったのは、その辺に理由がある。

 さて、学校を終わっても、まだ奨学金は残っている。私は子育てするためには、この子供たちにそれぞれ数百万という借金を背負わせて社会に出したわけだから、当然、罪悪感は持っている。働きが足らなかったんだなぁ。ごめんよう~、とも思う。

 されど、進学するなら、それは自分の意志だ。自分で行くなら、自分の責任で資金を調達しろ。そのほうが勉強にも身が入るだろうし、しっかり学問も身に付くだろう。言い訳とも聞こえそうな、親の勝手な言い分だが、幸い、お二人は、それほど脱線せずに、なんとか人生の後半戦に入っている。

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③「奨学金徳政令 奨学金に苦しむ555万人をチャラにします。」 れいわ新選組パンフレットより

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 でも完済しているわけではない。まだ数年以上ある。もしだ、ここで「徳政令」が発せられたリすれば、それはそれで大変ありがたい。すでに完済した人もいるだろうし、始まったばかりという人もいることだろうが、まぁ、ここは「徳政令」という革命である。喧嘩はしないで、とにかく、その仕組みそのものを祝福したい。

 奨学金の金利の問題があるが、金利よりも、奨学金は元金が大変だ。とてつもない金額である。キチンと就職できた人はいいかもしれない。だけど、途中で結婚して家庭に入ったり、人生の進路を変えたりすれば、すぐに破綻ギリギリである。この徳政令は有難い、というより、本質的に、当然という気もする。

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私的検証②「全国一律!最低賃金1500円『政府が補償』」

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私的検証②「全国一律!最低賃金1500円『政府が補償』」

 私は時給で働いた記憶はほとんどない。高校生時代の車販売店での新車みがきアルバイトは一日800円だった。高校生は一日800円で、大学生が一日1000円と言う差別があって、それはおかしいだろうと、高校のもう一人の友人と賃上げを要望したことがある。だめだったけど。

 その後は、ありとあらゆるアルバイトをしたが、ほとんど日当一日ナンボだった。昼時間の忙しい時間だけの蕎麦屋「精光庵(せいこうあん)」の出前持ちは、たしかに時給だった可能性がある。だが、なんせ昼飯つきで、そもそもがあの、あんかけカモ南蛮蕎麦が目的だったので、完全なる時給バイトとは言えない。

 最近、ふと身の回りを見てみれば、あっという間に時給労働者が圧倒的に増えている。うちの奥さんは十数年おなじ仕事をしているが、いまでも時給だ。すこしづつ増えているが、時給10円上がっただけで、感動している。また「有給」というシステムがあるだけで、大変助かっているという。

 で、ふと考えてみた。私は自営業であるから、日当も時給もない。納税上、月給が決まっており(ボーナスなし)、最低生活だけはなんとか続けることができている。だけど、ライフ&ワーク・バランスをとっくの昔に「達成」している(好き勝手やっているだけ)私の働き方改革は、いろいろな形に変形してきた。

 有資格者として行政に関わる仕事は、継続的でもなく、散発的で、回数も少ないが、最低賃金の数倍以上ということは珍しくなかった。だが、ボランティアで弁当持ちで働くことも結構あるので、給料の計算はしたことがない。まぁ、ガラガラポンで、最終的に、どっこいどっこいだったら、いいだろう!

 で、年に何回かしか回ってこない近くの行政関連の施設のレセプショニストは、数時間拘束で、一回3000円である。ここから100円、源泉徴収される。だが6時間拘束されることもあるので、場合によっては時給500円となることもしばしば。最低賃金どころではない。これはひどいだろう、とも思うが、会館のイベントを無料で間近から見ることもできる場合もあるので、メリットもある。最近は、市民(シロート)オーケストラや、あんぱんまん人形のお芝居をガードしながら見た(笑い)

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②「全国一律!最低賃金1500円『政府が補償』」
   全国一律当面1500円とし、これによる事業主の赤字は政府が補償。
   地方活性、景気回復、東京一極集中是正の切り札。同時に、最低賃金法に則り生活保護基準も引上げ。
   年収200万円以下世帯をゼロに。 「れいわ新選組パンフレット」より
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 さて、時給1500円が補償されるとなると、これは助かりますね。普通に考えて一日8時間労働として日当12000円。一か月20日働いたとして、240000円。ここからいろいろ引かれるとしても、これまでの薄給よりはるかにいい。まてよ、これじゃぁ、いままでの私の日当よりよくなるので、私も時給計算で、もうすこし上げてもらわないとなぁw

 でもさ、時給850円のところ1500円として、650円を政府が補償するとしたら、大変な計算になる。が、そもそもがベーシック・インカムで、みんなにお金を配っちゃおうという政策だとするなら、これはこれでいいんじゃないか。これだったら、財布の紐はゆるむよ。消費税なし、奨学金チャラ、時給1500円。これだったら、みんな一息つけるぞ。うしうし。そうそう、我慢していた、あれもこれも買えるんじゃない。気分の悪かった借金分もローンも早めに返して、すっきりするか。

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2019/07/27

私的検証①「消費税は廃止」

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私的検証①「消費税は廃止」

 消費税で思い出すのは、そのスタート当時、社会党の土井たか子委員長が、「ダメなものはダメ」の一点張りで、声高々に否定していたこと。あの印象は強いが、いつの間にか3%になり、5%になり、今ではなんと8%にさえなっている。ああ、こんなものかな・・・。土井さんも、いつの間にか議会の議長に祭り上げられて、結果的に私的な発言を制限されてしまった。

 私の友人の間では、小沢一郎に好感を持っている人も少なくないが、私はダメだ。ずっと前いつだったか、いずれ消費税は20%にする、せざるを得ない、と彼が発言したことが、頭にこびりついている。ああ、それってダメじゃん。その後、彼がどんなに言葉を翻しても、私の信頼は戻らなかった。彼と一緒にいる間の山本太郎は、正直、私の中では一文安かった。

 今回、どういういきさつがあったかどうか知らないが、とにかく彼らが紐付きではなくなって、私にとっては、非常に分かりやすくなった。もちろん太郎も、自由に言いやすくなったんじゃないかな。彼は決して口汚くは言わないが、二人は決別した、というべきなのだろう。

 いつか、あの沖縄のロックシンガーが参議院に立候補する時、あらゆる政党の関係者と会ったが、一番素晴らしい政治家は小沢だった、と直接聞いた。おそらくその通りなのかもしれない。そして、小沢派から立候補して当選した。その後、ロックシンガーは目立った活動も記憶に残さないまま、一期で終わってしまった。人寄せパンダだったのかな。

 さて、私は消費税に対して是々非々の立場を取ってきた。福祉のためなら、消費税はやむなしかな、とやや許容的であった。もっと砕けていうなら、私たち夫婦は自営業なので、国民年金である。生涯現役で働き続けることを目指すとしても、二人の年金だけで暮らさなければならない時代がやがてやってくる。そんな時、消費税で私たちの年金を増額してくれるかもしれないし、と、甘い期待を持っていた。

 つまり、私たちの年金の不足分を、みんなが消費税で割り増してくれるなら、めでたしめでたし、なんて、なんとかの皮算用をしていたのである。いや、今だって、そういう計算をしている人が多くいるに違いない。

 ところが、今回、山本太郎は、そうではないよ、と暴露してしまった。消費税全体の84%は大企業の減税や、戦闘機を買ったりする分に回されている計算になる、という。これには参った。この秋に消費税10%にアップしたら、どうなってしまうのだろう。ますます詐欺口実が進行することになる。

①消費税は廃止
 物価の強制的な引き上げ、消費税をゼロに。物価が下がり、実質賃金は上昇、景気回復へ。
 参議院調査情報担当官の試算では、消費税ゼロにした6年後には、1人あたり賃金が44万円アップ。(れいわ新選組)

 いきなり消費税廃止は無理だろうから、まずは政権をとらなければならない。そこまで何年かかるか。あまりに長ければ、絵に書いた餅ということになる。いやいや、次の衆議院選挙の直後かもしれない。ということは、現衆議院議員の任期は最長2021年10月。2年以内。

 来年のオリンピックのことを考えれば、その前か、その後か。その時、れいわが大躍進して、山本総理大臣が出現すれば、このビジョンは、ますますリアリティが増し、絵に書いた餅ということではなくなる。可能性は十分ある。

 現在、消費税は20兆円といわれている。国民1億3000万人でざっくり割ると、ひとりあたり15万円。一家4人家族なら60万円の減税となる。この部分を大企業やら国債発行やらで賄うことができるのであろうか。いや、してもらわなければならない計算となる。

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2019/07/26

「ブッダ-最大の奇跡」超越の道シリーズ OSHO<2>

<1>よりつづく

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「ブッダ-最大の奇跡」超越の道シリーズ <2>
OSHO (著), スワミ・ボーディ・デヴアヤナ (翻訳) 2019/04  市民出版社 単行本(ソフトカバー): 264ページ

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「心理学を超えて」OSHO(1) ウルグアイ講話録

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「心理学を超えて」OSHO(1) ウルグアイ講話録 
OSHO (著), スワミ・ボーディ・デヴァヤナ(宮川義弘) (翻訳) 2019/07 市民出版社 単行本: 457ページ 
No.4306 


<2>につづく

 

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地球人スピリット・ジャーナル・ダイジェスト版<76>「返の巻」について

<75>よりつづく

「地球人スピリット・ジャーナル」
ダイジェスト版

<76>把不住述懐「返の巻」について

 とても不思議な不思議なカテゴリだった。すでにカテゴリ別や巻別にして編集することの意味を失ってしまったカテゴリともいえる。

 大きくは、れいわ新選組が登場したことが影響した。私にとっては突然の登場だった。

 OSHOの新刊本にしても、読み終わってあと、一行もコメントできなかった。

「再読したいこのカテゴリこの3冊 「返の巻」編 は次の三冊

「ブッダ-最大の奇跡」超越の道シリーズ
OSHO (著), スワミ・ボーディ・デヴアヤナ (翻訳) 2019/04  市民出版社
 
「禅の知恵に学ぶ」 NHKこころの時代~宗教・人生~
(NHKシリーズ) ムック 山川 宗玄 2019/03 出版社: NHK出版 
 

「1985年のクラッシュ・ギャルズ」
柳澤 健 (著) 2011/09 文芸春秋 

 OSHO新刊本は文字通り、今後「再読」。禅の知恵は、現在テレビ放映中につき、味わいながら、精読中。クラッシュ・ギャルズは、目からウロコだった。知らないこともおおいなぁ。新しく知ることの楽しみを知った。

 次のカテゴリは「逝の巻」とする。

 5月12日、日曜日。母さとりが行年98歳で亡くなった。まさに逝ったという気分。これからが本番だ。

 母の日でもあったし、柳生かやの木の祭りの日だった。母は自分が代表している薬師瑠璃光如来のお祭りが無事行われたのを確認したうえで、さんさ時雨の歌に送られて、逝った。

 日々好日。

<77>につづく

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再読したいこのカテゴリこの3冊「返の巻」編

<前>からつづく  
再読したいこのカテゴリこの3冊 
「返の巻」

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「ブッダ-最大の奇跡」超越の道シリーズ
OSHO (著), スワミ・ボーディ・デヴアヤナ (翻訳) 2019/04  市民出版社 

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「禅の知恵に学ぶ」 NHKこころの時代~宗教・人生~
(NHKシリーズ) ムック 山川 宗玄 2019/03 出版社: NHK出版  
★★★★★

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柳澤 健 (著) 2011/09 文芸春秋 単行本 p294 
★★★★★

 

 

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2019/07/22

今回の参議院選挙で思ったこと(ちょっと長いよ)

今回の参議院選挙で思ったこと(ちょっと長いよ)

 私は保守風土の中で育った。大人のやっている選挙は興味深く見ていたが、私の周りには保守以外に投票する人はいなかった。保守と言っても、たくさんの人々がそれぞれの地域を代表してでてきていたので、保守間の戦いがあり、それはそれで面白かった。

 高校生時代に生徒会長選挙に立候補して以来(三位で落選)、私はそれなりに世の中の政治にも興味を持っていた。テレビから流れる巨人の試合しか見ていない田舎の子どもにとっては、巨人、大鵬、卵焼き、しか知らないように、私は巨人ファンだった。

 しかしハイティーンになって、アンチ巨人という立場があり、巨人が負けさえすればそれで快感(特に流峰なんか)という人物がいる事を知って、驚いた。特に野球ファンにはならなかったが、巨人以外にもプロ野球チームがあることを、痛感した。

 保守政党しか知らなかったが、成人して投票権をもつようになってからは、よくよく気をつけて投票するようにした。すくなくとも人物をよくみた。保守に投票したこともあったし、トンデモない泡沫候補にも何度も投票した。もちろん、名前のある政党のほとんどに投票した体験がある

 その時、一生懸命考えて、こいつだな、この人だな、まぁ、いいんじゃない、と一票を投じてきた。振り返れば、自慢じゃないが、投票歴100%だ。白票を入れたことはない。もちろん、この人は完全なんて人はいなかった。据え膳食わぬは男の恥、的な考えがあり、多少まずそうでも、おいしいおいしいと言って食べた

 少なくとも、少ない選択肢の中から、まぁ、この人だろうな、という人を見つけて、必ず投票してきた。私は戦後生まれの、科学と民主の子である。投票は民主主義の根幹である。これを否定、拒否することはできない。

 まぁ、そうは言っても、今回の参議院の前も、う~~ん、まずそうなメニューばっかりだなぁ、とため息をついていたのだ。もっとおいしいもの食わしてくれや。私は待ちの姿勢だった。

 ところがどんなものか、今回は、突然選挙告示直前になって、わが友人たちのSNSが騒ぎ出した。宇都宮弁護士の時も、三宅洋平の時も、期待したけど、期待はしたけど、なんだかなぁ、という気分だった。十何年前かは、沖縄の著名なロックシンガーの選挙活動にも参加した。チラシまき、ポスターはり、選挙ハガキ、電話かけ、いろいろやったな。

 で、参議院を6年やって、その後が続かなかった。彼が6年間で、どんな活動してくれたかなぁ、と思うと、実は、今回はそのこと自体がトラウマになっていた。まぁ、政治なんて、期待する方がどうかしているんだよ。そういう結論がでていた。

 しかし今回は違った。私は踊った。お、いいじゃん。これでいこうよ。いいよを押し、シェアした。選挙フェスにも行った。ビラを撒いた。電話かけをした。ポスターを自宅に三枚も張った。

 で、思ったことが一つある。私は自分の意志をしっかり持っているが、いままでF票とやらを取りに行ったことはない。私は私の考えで、あの人はあの人の考えでいいじゃない。そういう風に長いこと思ってきた。それはそれでいいと、今でも思っている。

 しかし、気づいたことは、投票に行かない人は実に身近にいるのである。選挙どうするの? と聞くと、なんだかなぁ、という、基本、私と同じ考えだ。なんだかなぁ、と言って彼は寝ているが、なんだかなぁ、と言っても、まあ私は私自身の投票率100%を更新するために(爆笑)まずは投票所にいく。最近はほとんど期日前投票だ。

 ところが、彼らは、投票先を見つけられないでいるのだ。今回私が声をかけた数十人のほとんどは、地方区はともかく(って二択だからね、ほとんど私と同じ)、比例区はまったく関心がない。受け皿がないよ、とあきらめている。

 私も、SNSで話題にならなかったら、つまらんところに一票を投じていたに違いない。知らないんだもの、しかたないだろう。大体において、私んところには、選挙公報が届かなかった。これを待っていたが、全然来ないので、期日前投票に行ったら、投票所には、選挙公報は山積みになっていた。係員はすでに配っているはずだと豪語する。

 しかし、これは我が家だけの現象ではなかった。他の友人宅にも起きていたようだ。おい、まずいだろう。広報も届けなかったら、誰が立候補しているか、分からんだろう。他の人はどんな意見なんだろう、って知ることができないよ。

 私の周りの人達の、二人に一人が投票に行かなかったら、投票率50%になる。当たり前のことだ。政治にまったく関心がない人が50%いるわけじゃない。投票に行く環境を作ってもらえていないのだ。三人に二人が関心を失えば、30%になるのは当たり前じゃないか。

 ちゃんとお知らせして、ちゃんと受け皿を作ってくれたら、選挙率なんて、一変に上がる。まったく選挙に関心のない困ったチャンが、世の中にはびこっているわけじゃない。ただ行くチャンスを失っているだけだ。

 あなたは生涯の投票率、何パーセント?、50%超えしてる? もし半分くらいだったら、他の「無関心」層という確固とした岩盤があるわけじゃないことがすぐわかる。みんな関心を持っている。持っているが、投票所までいく楽しみを作ってくれていないのだ。

 私は、今回、ぜひ投票したい、というムーブメントに出会えて幸せだった。それをみんなに伝えたいと思った。そして、今後、この動きがもっともっと強くなって、私を幸せにしてほしいと思った。

 

 

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2019/07/18

山本太郎 れいわ新選組 街頭演説 宮城・仙台駅西口デッキ 2019年7月17日

 

 

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2019/07/14

「一彫入魂 面打ち・仏像彫刻を楽しむ」 (定年前から始める男の自由時間ベストセレクション) <4>

<3>からつづく 

 

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「一彫入魂 面打ち・仏像彫刻を楽しむ」 (定年前から始める男の自由時間ベストセレクション) <4>
塩飽 晴海 (著), 2008/01 技術評論社 B5変形  大型本: 144ページ
No.4307★★★★★

 わが最寄りの図書館には、この同じタイトルの本が二冊ある。2005年版と2008年版だが、違うのは本の大きさとページ数であり、内容にはほとんど違いはない。ムック形式の2005年版に比べ2008年版は小型単行本になっているが、それだけページ数が増えているので、内容にまったく見劣りはない。いやむしろ編集上、画像がさらに大きくレイアウトされている部分もあるので、新しい分だけ新鮮だと言えるかもしれない。

 さてわが「趣味」であるはずの「面打ち・仏像彫刻」はどうなっているのか。掛け声ばかりでなかなか前に進まない状態に陥っている。母の介護・葬儀があったこともあるし、もう一つの「趣味」である畑仕事もなかなかに気になる季節でもある。されど、もっとも大きな障害は、体力・気力と技術の衰退であろう。

 仏像彫刻や面打ちは、私にとってはとても体力のいる作業となる。そもそもの彫刻刀などが揃っていないせいもあるのだろうが、とにかく筋肉痛になる。場合によっては、朝に起き上がれないほどに疲れ切っている我が姿をみることもある。用材や着想の準備もなかなか時間と勉強が必要となる。

 仏像となれば仏教一般の知識も復讐しなければならず、面打ちとなれば、能狂言の基本中の基本から学んでいかなければならない。むしろ、そちらを学ぶことが目的なのであり、彫刻や面打ちが目的なのではない、などと口実をつけてはみるが、やはり、そうそう簡単に進められる「趣味」ではない。

 されど、これらの道は、奥が深い。そもそも時間をかけてゆっくり進んでいくべき道であり、焦ってはなるまい。心のどっこかに引っかかっている限り、いずれこの道は再会されるはずである。

つづく

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2019/07/13

山本太郎サポーターズクラブ☆MQ

 

山本太郎サポーターズクラブ☆MQ

 

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20190518「お昼は牛タン!」山本太郎代表・れいわ新選組

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【参院選2019・れいわ祭】れいわ新選組候補者全員集合! 7月12日

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2019/07/11

山本太郎となかまたち

 田舎道を走っていたら、あれ、あのポスターが・・・!

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2019/07/09

【政見放送】れいわ新選組 代表 山本太郎

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2019/07/02

「NHK趣味の園芸やさいの時間」 知りたい!農薬 ホントのところ

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「NHK趣味の園芸やさいの時間」 知りたい!農薬 ホントのところ
2019年 02 月号 出版社: NHK出版  雑誌
No.4305★★★★☆

 耕運機や刈払機まで撤退するならば、次は農薬だろう。市民農園は農薬禁止なので考える必要はないが、クラインガルテンは基本、何をやってもいい、自遊空間だ。まったく側面の違う二つの環境を、同じ対応で乗り切ることは、もはやはっきりと無理と分かっている今、さて、大きな次なるテーマは農薬だ。

 農薬、特に除草剤について、どのような態度をとるかである。樹齢1300年の保存樹木に対し、どうやら今年はじめて除草剤が使われていることが分かった。まず敷地内の草がまったく生えてこないのだ。除草剤、しかも埋め込み式のシステムが使われてしまったらしい。

 必要以上の雑草が伸びてこないのはそれはそれでいい。しかし、樹木そのものに対する影響はどうなのか? その古木の命を縮めることにはならないのか? また、地上におちた実を拾って食用に給していいものなのか? そもそも、それを使う必要があったのか。

 その辺の理解を進めるには、この特集は、ひとつのきっかけになってくれるはずだ。無視はできない。キチンと対応しておかなくてはならない。おそらく、微弱な、目的がはっきりしている農薬なら、許容範囲なのであろう、というのが、当ブログの基本的な姿勢だ。されど、自分が使うとなれば、そうそう簡単には踏み切れない。踏み切るには、それなりの必然性があり、多く同意が得られるような場合に限られるだろう。

 まずは極端なアレルギーだけは外しておきたい。

 

 

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「WIRED (ワイアード) VOL.33」 「MIRROR WORLD - #デジタルツインへようこそ」

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「WIRED (ワイアード) VOL.33」 「MIRROR WORLD - #デジタルツインへようこそ」
WIRED編集部 (編集) 2019/6/13 Condé Nast Japan (コンデナスト・ジャパン) (著), 出版社: プレジデント社 雑誌 p194
No.4304★★★★★ 

 この本が手元に届いてから一週間か10日経過してしまった。全部読み込んでからメモしようと思っていたが、どうもそれは先々になりそうだ。最初に手に取った時の感想が薄れてしまうので、まずはここに先行メモしておく。

 この雑誌は面白い。あなたの愛読書は? と問われたら、まずは私ならこの本を挙げておく。だが・・・・。愛読というほど愛読はしていない。読めないのだ。確かに文字は小さいし、長い文章が多すぎる。だが・・・・。

 外面のテクノロジーの世界と、内面の神秘の世界の融合を標榜する限り、特に外面のテクノロジーの最先端をレポートしようとするこの雑誌はうってつけのアイコンである。だが、一読者としての私は、どうもミスフィットを多く感じる。

 元編集長のケビン・ケリーや、歴代日本版編集長たちも、いとおしく思える存在ではある。だがしかし、現在の私とは、大きく齟齬が起きている可能性が高い。どちらがどうの、ということではなく、とにかく現実としては、そうなのだ。

 なぜか。まず、原因の一つは、私自身が、文字から離れつつあるからだ。自分の思いをメモしておくには、メモは多いに役立つ。だがしかし、外部情報としての文字は、最近、うっとうしさのほうが上回っている。この雑誌のイラストや画像も他誌にないような斬新さがある。されど、その斬新さが、私にぴったりきているとは思えない。

 私の最近の行動パターンのひとつに市民農園の畑仕事がある。わずか5坪、畳十畳ほどのわずかなスペースを動かすだけなら、それほどのテクノロジーはいらない。鍬と小さなシャベルとハサミ程度の道具があれば、それで足りる。

 されど、私は同時に遠隔地に50坪ほどのクラインガルテンの畑を借りている。一時間をかけて通うにはそうそう頻繁には行けない。一か月に数度、あるいは冬季間などは数か月に一度などというサイクルになってしまう時がある。その度に私が悩むのは、雑草の繁茂の速さだ。毎回、短い滞在時間のほとんどは、除草作業に終わってしまう。ああ、これではいけない。

 ずっと悩んできたが、最近、ようやく重い腰を上げて、耕運機と草刈り機を導入することにした。これがないことには、圧倒的に雑草の勝利であって、私はクラインガルテンからの撤退の危機に追い込まれているのである。除草マルチはほぼ効果はなかった。除草剤にはまだ手を付けていないが、いずれはキチンとその対応を考えざるを得なくなるだろう。

 耕運機も草刈り機も、もう何十年前のテクノロジーではあるが、人力をはるかに凌駕する効果を生み出す。このテクノロジーを受け入れてこその、わがクラインガルテンである。もちろん、自転車で10分の市民農園の5坪を回すだけなら、それほどのテクノロジーはいらないし、邪魔にさえなる。

 さて、わがクラインガルテンの向こうには、もっと大きな可能性が残っている。農地はもっともっと大きく空いているのだ。5アールだろうが、50アールだろうが、やろうと思えば、やれないことはない。されど、そうとなれば、最近ようやく手にいれた耕運機と草刈り機だけでは、当然間にあわないだろう。トラクターも必要になるし、肥料体系、資金体系も大切になる。当然のことながら、滞在時間、関わり方の重層化が必要となる。

 まあ、その時はその時だが、少なくとも私は50坪のクラインガルテンにふさわしいテクノロジーをようやく入手し、うまくかみ合わせようとしている現在の段階である。規模や目的に合わせてテクノロジーを活用していくのは、現代人の当然の権利でもあるし智慧でもある。

 さて、ここに立ち返って見た場合、この「WIRED」に展開されているテクノロジーは、私の世界観にはフィットしない。大きすぎるし、邪魔にさえなる。そしてまた、それほどのテクノロジーを云々すること自体、実に大きな回り道、問題解決の先送りに見えてくる。もう大きく問題意識がズレてしまっているのではないか、と思う。

 最近の私の個人的な大きな課題は三つある。一つは、自分の終活として、どこのお寺に墓地を買うか、がある。買うと言っては妥当性がないが、はやい話が自分はどこのお寺に最後のお世話になるか、ということである。べつにお寺でなくてもいいのだが、最近は二つの寺のうちのどちらにするかというポイントに集約されつつある。

 この決断にテクノロジーは必要であるか。少なくとも、この雑誌で取り扱われているテクノロジーは、わが人生の終活には必要であろうか。それは、ない。

 中古になりつつあるわがマイホームのリフォーム、つまり外壁の塗り替えも、大きな個人的な課題である。この課題についても、大きなテクノロジーは不要である。あるいは、もうひとつの課題、インドを再訪したい、という希望にも、当然、このテクノロジーは必要ない。いや、むしろ象徴としての我がインド再訪などは、このテクノロジー自体を再考する機会にしようとするチャンスなのである。

 つまりだ、なにはともあれ、この雑誌は面白いなぁ、と思いつつ、わが人生の晩年の主テーマにはなり得ないだろう、という大きな読みがある、ということだ。まずは、このことをここにメモしておく。

つづく・・・・かも。

 

 

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