「ソトコト」 (2019年6月号) SDGs入門 <1>
「ソトコト」 (2019年6月号) SDGs入門 <1>
2019/5/2 雑誌 出版社: RR (2019/5/2) 言語: 日本語
No.4297 ★★★★★
「ソトコト」とは、どんな雑誌なんだろう。
1999年に創刊したソトコトは、来年20周年を迎えます。
世界初の環境ファッションマガジンとしてスタートしたソトコトは、スローフード、ロハス、ソーシャル、ローカルなど、
時代を彩る様々な情報を発信してきました。 ホームページより
じゃぁ、ソトコト、って何? と思って、チラッとみたが、すぐには分からなかった。そもそも書店の店頭で見かけることも少ないし、内容もイイ感じなんだが、ちょっとジジイ向きではない。むしろ対極の若い女性をターゲットにしているかのようで、すぐに手を取ってみるという感じではない。
この雑誌で、SDGs特集を組むということはよいことだと思うし、この雑誌のバックナンバーを考えれば、ここで特集を組むのは必然であると思う。ただ、当ブログとしては、まだそもそものSDGsについての姿勢がまとまっていない。
すでに当ブログではSDGsについて多少は触れてきたし、他の書籍にも目を通してはいるのだが、ここにメモしておくほどのところまで進展しなかった。なぜか・・・?
SDGsとは何か・・・はともかく、この特集号のタイトルにあるごとく「誰ひとり取り残さない、社会のつくり方」というキーワードに集約しておこう。
言葉としては美しい。だけど、そこに実体が伴ってこそ、力ある言葉となる。誰が誰をとり残さないのか? ここんところが明確ではない。なんとかファーストの時代には、SDGsは真逆のキャッチフレーズと言えるだろう。誰ひとり、と言った場合、70億なり80億の人類全員をホントに指しているかい?
この運動は国連が主導しているという。国連と言えば、1991年に参加した国際シンポジウムの時の実感から、ほとんどシュプレヒコールだけで、結局、なんにもできないのではないか、という危惧が湧いてくる。
SDGsを始めるべきは、ソトコトの読者なのだろうか?
本当に入門するべき人は、実は、他にいるんじゃないのかい?
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