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2019年4月

2019/04/30

ピタゴラスイッチ

 

 

pic.twitter.com/MKkZY9Tcpm

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2019/04/25

SDGsフォーラム 「新日本保険新聞」

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「新日本保険新聞」2019/02/18 新日本保険新聞社 タブレット版 業界新聞 8p
No.4290★★★★☆

 ネット生活が中心になって、紙の宅配新聞はすべてやめてからすでに10数年が経過した。不便はまず感じない。当然業界新聞などもやめてしまったのだが、どうしても何かの会に付属する会報などは、意味もなく届き続ける。ポストに投函されるDMの類なども、資源の無駄遣いだなぁ、と思いつつ、これはこちらが受取拒否したところで、どうにもならない。

 この新聞もまた、おそらく売れ残った紙面を無差別に送ってくるのだろうが、広告文面とともにDMとして自宅ポストに投函されていたもの。ダイレクトにゴミ箱行きになりそうだったが、「SDGs」の文字が飛び込んできたので、まずはポイ捨てをやめた。

 SDGs。この文字、最近よく目にします。ある友人はこのムーブメントについて力説しているし、身内のひとりはこれを学び直すために、教育機関に一年間も通うという。一流(かどうかはしらないけれど)企業のHPなども、何かの象徴のように、この文字を冠していることがよくある。はてさて、この業界にも、この文字が普及し始めているようだ。

 SDGs。かつてのISOとかCSRなどと、どこかでつながっているようでもあるが、はてさて、今後どのように力を得ていけるものだろうか。

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『隣の人々 静かな駅』演劇ユニット石川組 第一回公演<1>

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『隣の人々 静かな駅』演劇ユニット石川組 第一回公演 <1>
作 石川裕人、 演出 横山真(丸福ボンバーズ)、アドバイザー 小畑次郎(他力舎)出演 絵永けい 宿利左紀子 片倉久美子 長谷野勇希
2019年5月10日~12日(日)会場 せんだい演劇工房10-BOX box-1 上演時間は約65分を予定
No.4289★★★★★

 DMが届きました。第一印象、ほんとニュートンって幸せな奴だなぁ、ということ。3・11からすでに8年。3・11とともに去っていったニュートンも、亡くなってすでに7年目。すでに時代も一回りしたきょうこの頃だが、令和の時代になっても、彼が遺した作品は上演されていく。彼にとって、こんなに幸せなことはないだろう。

 彼は生前100本+の作品を書いたという。おそらく上演されなかったものもあっただろうし、他の演劇グループに書いたものもあったに違いない。この作品も、演劇音痴の私には記憶がないが、どのような経緯で残されたのかは、これから調べてみようと思う。

 内容はともかく、これは見に行こうと直感したので、すぐに予約した。最近の私は夜の時間はちょっと無理。それに日曜はカヤの木祭りがあるので、これも無理。楽しめそうな時間を確保した。

<2>につづく

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2019/04/23

「60代からのiPad」増田 由紀 <1>

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いちばんやさしい 「60代からのiPad」 iOS12対応 <1>
増田 由紀 (著) 2019/02 日経BP社 単行本: 176ページ
No.4288★★★☆☆

 アルビン・トフラー「第三の波」以降、大雑把に①農業、②工業、③情報、としてのざっくりとした時代の区分けの中で、生きる望みを持って期待してきたこの人生だったが、③情報時代は当たり前の時代になって、もはやいまやITと意識のせめぎ合う時代となってしまった。ここまで見届ければ、ある意味もうどうでもいいや、とアキラメもついている。

 されど、その時代の中で、命のあるかぎりしっかりと生き延びていかなければならないのもまた事実である。パソコンまではなんとか理解していたと思うが、ケータイと来て、スマホと来て、そしてタブレットとくると、私はもう、特別に対応しなくてもいいんだけどなぁ、と思いつつ、この時代を生き抜いていくには、ITガジェットを使いこなしていくのも必要なことである。

 仕事上、必要に迫られてiPadを使い始めて、もはや5年。最初に使い始めたタブレットはどうやら時代遅れになっているらしい。たしかに本体重量も重いし、容量も少ない。周辺機器も古くなってきヘタってきた。仕事用としてもすでにOSのアップデイトが効かなくなってきて、そろそろお払い箱、という段階になってきた。

 枕元においていじくるにはちょうどいいタブレットだが、そろそろ買い替えか。それはそれでしかたないとして、まずは確認しておきたいことがある。

①もうすでに本当に使えない段階になっているのか。
②仕事用として、PCで代用できないのか。
③実際、どれだけの経済的負担になるのか。
④代替えとして、さて最新最適モデルはどれか。
⑤キラーコンテンツアプリはどれとどれとどれか。

 その辺を考えつつ、すこし見直してみよう。

<2>につづく

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2019/04/22

Meditation: The First And Last Freedom OSHO Nataraj<7>

<6>からつづく
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「Meditation: The First And Last Freedom」 <7>
OSHO <(English) St. Martin's Griffin; Reprint版 Paper back 2004/12/15 320p
No.4287★★★★★ 

OSHO Nataraj Meditation

An easy and natural way to turn in. This method has three stages, and lasts a total of sixty-five minutes. Dance, giving it all you have got.

 

First Stage – 40 minute: With eyes closed, dance as if possessed. Let your unconscious take over completely. Do not control your movements or witness what is happening. Just be totally in the dance.

Second Stage – 20 minutes: Keeping your eyes closed, lie down immediately. Be silent and still.

Third Stage – 5 minutes: Dance in celebration and enjoy.

 

The description of the meditation is from “Meditation – the First and Last Freedom” by Osho, copyright byOsho International Foundation.

For more on OSHO Nataraj Meditation including how to order the music see osho.com. 

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「禅の知恵に学ぶ」山川 宗玄 <2>

<1>からつづく

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「禅の知恵に学ぶ」 NHKこころの時代~宗教・人生~ <2>
(NHKシリーズ) ムック 山川 宗玄 2019/03 出版社: NHK出版 ムック: 160ページ 
★★★★★

 大変失礼ながら、最初からあまり期待していなかったので、それほど失望の度合いは大きくはない。とは言っても、初回から録画してじっくり見てやろうとしていたのだから、まるっきり期待していなかったということはできない。そもそも、番組前からテキストを購入して放送を待つなんて体験は、ほとんど初めて、と言っていい。

 この方昭和24年東京の禅寺生まれということだから、まずは戦後生まれの我が世代と言っていい。大学では物理工学を学んだということだが、学生運動盛んな時代の大学生活を体験し、一時は北海道での牧場暮らしを考えたという。されど決して楽ではないよとの牧場主の言葉に、決まらない自分の方向性を考えているうちに、仏道に出家するのも悪くないな、と考えた、と、おっしゃる。

 そもそも禅寺出身と言っても次男だったので、出家は必須だっとは言えないが、結局はこの方にとっての必然の道であったのだろう。番組自体は、岐阜県にある教育機関や僧堂についての紹介や老師の教説が中心となっている。その教育機関は、そとからの一般人に対する教育もオープンになっているようで、関心は高まる。

 番組そのものは、テキストとはまったく別建てで進行し、半年間の放送の中で、どのような展開になるのか軽々に判断はできない。OSHOサニヤシンとして、いわゆる伝統的な美や奥深さにともすれば目くらましされそうになるが、そうそう簡単になびいてたまるか、という、へんな反骨心が湧いてくる(笑)

 この方がどうのとか、この番組がどうのとかいう前に、じゃぁ、私はどうなのか、というと、最近はシンプルなのが一番いいな、と思う。踊りはフリーダンス=ナタラジ、読経はジベリッシュ、絵は自由想画法。特にルールはきめないで、何事も型にとらわれない瞑想がいいな、と思う。要は瞬間瞬間の覚醒だ。

 この番組、他山の石として、自らの道を歩む縁となってくれればいいな、と感じた。

<3>につづく

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2019/04/20

「知られざる中世の仙台地方」飯沼勇義<3>

<2>よりつづく

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「知られざる中世の仙台地方」
<3>
飯沼勇義 1986/11 宝文堂 単行本 300p

 飯沼史観において、本当に注目すべきはこの一冊ではないか。最近の私にはそう思える。地元についてのかなり詳しい基礎資料が満載である。チェックすべき、確認すべき点は、山ほどある。すでに30年以上前に著者はその貴重な研究を完了していらっしゃる。

 この本は、郷土史における重要な資料なので、近隣の図書館に複数収蔵されているばかりか、個人も神社仏閣にも各自収蔵されているようである。あまりにも有名な本なので私も欲しいな、と思ったが、すでに出版元も閉店してしまっているし、古書店においても流通していない。

 復刊すべきはむしろこの本ではないか、などと思ってみたりする。たまに思いついてネット検索して古書店などを検索してみるが、まったく入手の可能性がなかった。まぁ、どこの図書館にも入っているから、まぁ、いいか、読みたい時、借りにいけばいいんだ、と納得していた。

 ところがである。ごく最近、ついに見つけてしまったのだ。この本はいつも手元において常に参照したい。それだけエネルギーが満載されている一冊である。さっそく注文した。他の人に取られてはいけない。今回はとにかくラッキーだった。この古書店は実に正直で全うなお仕事をされているお店である。注文して翌日に届いてしまった。

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 しかも、実に美品であった。もちろん初版(重版されたとは聞いてないが)であるが、なんと箱までついているのである。そしてそして、発売当時の帯までついていた。

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 これは著者にも出版元にも、古書店にも、感謝感激である。廉価で、しかも後払いでOKで即直送してくれた古書店には、本当に頭が下がった。私もまた、その好意に感謝して、即ネットで入金した。いやはや、久しぶりの快挙である。

 だがしかし、人間には煩悩はつきものである。わたしぁこの本を汚したくない。どうせ私の読み方だ。あちこち付箋だらけにして、手垢で真っ黒になってしまうのだ。それではいかん。この本は、キチンと、この綺麗なままで、ガラスケースにでも丁重に飾っておくべき一冊なのである。むやみに触ってはいけない。

 そもそも、常に手元において参照したい、という私の目論見は、もろくも崩れてしまった。私はこれまで通り、図書館から、多少手垢のついた、箱なし、帯なし、の今までどおりの蔵書を借り出して活用することとしよう。あはは。煩悩はつきない。

 当面、私はこの書から読み出すべきは、名取熊野堂三社の詳細と、そして源頼朝が馬をつないだとされる柳生かやの木の薬師如来についての来歴である。前者についての情報はこの書に満載だが、後者については、推し量るべき資料がわずかにあるかもしれない、という程度である。

 そして目下のテーマは後者であるので、そこんとこは、とにかく、これから精読していく過程において、何事かが、少しづつ解き明かされていくだろう。

 著者を初めてとして、関係各位に感謝であります。m(__)m

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今日の気分はこの三冊<43>

<42>からつづく

今日の気分はこの三冊<43>

今日の気分はこの3冊 目次

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「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則
ケヴィン・ケリー (著),    服部 桂 (翻訳) 2016/07 NHK出版 単行本: 416ページ 目次

「知られざる中世の仙台地方」 
飯沼勇義 1986/11 宝文堂 単行本 300p
★★★★★

「禅宣言」
OSHO /スワミ・アドヴァイト・パルヴァ 1998/03 市民出版社 単行本 541p
★★★★★

<44>につづく

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2019/04/19

「植物のある部屋」 宝島社<4>

<3>からつづく

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「植物のある部屋」 <4>
宝島社  2015/9/17 大型本: 95ページ
★★★★☆

「Lightning(ライトニング)」男らしい植物(2018/06 エイ出版社)のタダ見ネットを見ていて、欲しいなぁ、と思い、注文しかかったが、ちょっと待った。似たような本が確か手元にあったよね。そうそう、こちらの一冊だ。

 よくよく見れば確かに内容は似ている。あちらを「植物のある部屋」とタイトルし、こちらを「男らしい植物」とタイトルしても、たいして変わらないじゃないか。

 この本についてメモしてから、なんとすでに3年半が経過しているのである。驚いた。そして、この一冊で、わがライフ空間は、どれほど変わっただろうか。う~ん、なんとも言えないが、変わっているんじゃないかな。すくなくとも、納得の一冊とはいかなかったが、影響を受けて、記憶に残ったのはたしかだ。

 さて、あちらどうしようかなぁ。雑誌は雑誌として、ほしいんだよね。

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2019/04/18

「大聖堂の秘密」フルカネリ

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「大聖堂の秘密」 
フルカネリ (著), Fulcanelli (原著), 平岡 忠 (翻訳) 2002/09 国書刊行会 単行本 345ページ
No.4286★☆☆☆☆


 この度の火災に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 久しぶりにSNS上にM君の書き込みを見つけた。最近元気なのかなぁ、と気になっていたが、秘教や密教にも造指が深い君だけに、なるほど、こういう登場のしかたがあったか、と納得の書き込みであった。彼は短文であるが、この動画を紹介していた。

 ノートルダム寺院には、まったく予備知識もなく、今後も自らの興味関心とクロスすることはないだろう。この解説者の岡田斗司夫は多数著書のある方ではあるが、当ブログとしては「『世界征服』は可能か?」(2007/06 筑摩書房) と、「いつまでもデブと思うなよ」(2007/08 新潮社)に触れたことがあるだけである。

 この動画で紹介されている本「大聖堂の秘密」はどうやら最寄りの図書館にも入っているようだが、当面当ブログとしては取り寄せてみる予定はない。

 ノートルダムと言えばカソリックの大本山とされている。ほぼ同時に流れているニュースでは、焚書の話題も流れている。

「Books by Osho Burned by the Catholic Church」 OSHO NEWS Apr 4, 2019 9151

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 カソリックを盛んにやり玉にあげたOSHOだけに、カソリックとしては無視できないだろうが、二つのニュースが同時に流れていることに、なんらかの意味があるのだろうか、と目を凝らしてみたりする。

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2019/04/17

「熊野本宮社 熊野堂十二神鹿踊」<2>

<1>からつづく

Img_8543「熊野本宮社 熊野堂十二神鹿踊」
熊野堂十二神鹿踊保存会 2005/04 名取市視聴覚センター DVD 20分 名取市図書館所蔵
★★★★★

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 これは平成17年度の舞であるから、今から14年前ということになる。舞手は7軒の社家による門外不出の世襲制ということだから、おそらく、数日前に見た今年の舞と、ほぼ同じ人々による踊りということになろう。うむ、たしかにそういわれれば、14年前の方が、すこしは若々しいかもな。

 しかし世襲制ということだから、すでに後継者に受け継がれて、新陳代謝しているかもしれない。みんな紗をかぶって顔を隠しているから、誰が誰やらわからない。老いも若きも軽々しく踊っている。

 本来、鹿踊りというものは、小学生から中学生くらいの人々が踊るものかと思っていたが、地方地方によって違うのだろう。たしか、あちこちで青年が踊っていたり、中年が踊っていたりする。そもそも、その意味は何だろう。

 今回もあらためて十二神という謂れの意味を知りたくなった。

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「名取熊野三社」<2>

<1>からつづく

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「名取熊野三社」<2>宮城県自作視聴覚教材コンクール社会教育録画部門 出品作品
制作 名取市視聴覚振興協議会 ナレーション近藤直子 平成16(2004)年度 DVD 15分 名取市図書館所蔵
★★★★★

 このDVDについての二年前の自分のブログの書き込みを見て、ははぁ、と思った。今となっては当たり前となっている事実について、二年前の私は知らなかったのだ。これは驚き。

 下余田に小さな熊野三社があったこと。新宮社や那智神社に名取老女の碑や宮があること。あるいは高舘神社に向かうところのあの込み入った交差点は五方の辻ということ。今となっては当たり前に思っていることが、実は二年前の私は知っていなかった。 

 これはすごいと思う。遅々として進まないと思っていたわが歴史の知識が、すこしづつ蓄え続けられているらしい。しかも、知識だけではなく、キチンと実施的に確かめているからね。これはすごいと思う。

 ふるさとガイドの会一員として、こんなことでいいのだろうか、と思っていたが、確かにほんの少しづつではあるが、進化しているのである。これは正直うれしかった。記録は残しておくもんだ。

 ということは、またこれから数年過ぎれば、なんだ、当時はそんなことも知らなったのか、と自分を卑下するかもしれない。まぁ、それもよからん。徹底的な自己幻滅に陥ることなく、進退を繰り返しながら、わがふるさと愛は、進行中である。

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「熊野堂神楽」(ロングバージョン)<2>

<1>からつづく

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「熊野堂神楽」(ロングバージョン)<2>
名取市熊野堂神楽保存会 2006/08/20 東北歴史博物館特別展「熊野信仰と東北」公演 名取市教育員会 DVD 93分 名取市図書館所蔵 
★★★★★

 このDVDを見ていて考えた。神楽や舞楽、あるいは能舞台という、観客ありきの芸能はともかくとして、もし自らの瞑想としての踊りなら、もうこれはフリーダンスであるナタラジ瞑想で充分なのではないか。

 

 そして、もはや老体を鞭打ってお経などを覚えることなど必要ない。ジベリッシュ瞑想やデババニ瞑想で充分なのではないか。格式ばった坐禅など、あたらしき地球人には必要ないのだ。やるならクンダリーニ瞑想で充分だ。アンガーマネジメントなどと、持って回ったテクニックなども必要ない。それこそダイナミック瞑想があるではないか。

 いきなり脱線してしまったが、今日は、これが私のさとりとなった。

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「熊野堂神楽」<2>

<1>からつづく

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「熊野堂神楽」<2>
名取市自作教材グループ 1993/05 DVD 20分 名取市図書館所蔵
★★★★★

 動画の中で、舞手のおひとりが語られているように、県の無形文化財に指定されていて、そのクオリティを維持していくのが大変だ、ということである。門外不出の世襲とされていて、なお、その後継者たちが、仕事上、県内外に拡散されていくなか、どのようにこの神楽は維持されていくのか。

 今回は、この神楽の系統も気になった。この神楽は山形の立石寺や慈恩寺などの系統を組みながら、角田金津(つまり日高彦神社など)への影響を秘めており、どのような変遷をたどったのかは興味惹かれるところである。

 前回、気になっていたこの巫女の舞の舞手の方は、当時の宮司さんのお嬢さんであったと見聞したが、その宮司さんのあと、ごく最近まで宮司さんなしの神社となっていた。ことし春から、新たなる(再任?)宮司さんが任務されることとなったらしいが、定かではない。

 内外からの要望が高まるなか、暴発しない程度で構わないから、どうか脈々と、しかも力強い系譜として、伝統が続いていってくださることを願いたい。

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「伝統を受け継ぐ」名取熊野新宮社<2>

<1>からつづく

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「伝統を受け継ぐ」熊野新宮社 <2>
名取市自作教材グループ 1995年 DVD 13分 名取市図書館所蔵
★★★★★

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 この動画が作られてからすでに四半世紀が経過しようとしている。時は平成7年、まだ21世紀にもなっていなかった。あの時から始まった平成の御代はいま終焉しようとしており、まもなく令和という時代がやってくる。

 個人的には、このような神社仏閣を訪ねる時、その建築物の様式などが重視され、ともすれば、その精神性、スピリチュアリティに触れられるが少なく、また触れたとしても、恐る恐る、という場面が多いように思う。

 それはまた、不用意にいわゆる宗教性に踏み込んでいくと、神仏分離ならぬ、政教分離として、一般の公としては、あまり触れてはならないことになっているからである。だから、建物がいつできたかとか、何々様式で、珍しいとか、そのような、いわゆる「客観的」なデータで、それこそお茶を濁していることが多いように思う。

 そのような苦情を呈したくなるのは、何を隠そう、自分自身が、そのようなデータを暗記するのが、特に苦手であるからである。むかしむかし、ある人が、なにかの拍子でそうなった、程度の説明なら得意だが、何年の何の月に、何の誰べいが、どうした、とかの記録が、どこそこのあれこれに記してある、などという説明は、もう無理である。

 まずはこまかいデータは、印刷物なり、キチンとした資料を見ていただくとして、ふるさとガイドの会の一員としては、皆さまようこそいらっしゃいました。これって、面白いですよね、興味深いですよね、私も実は大好きなんです。詳しいことはわかりませんが、このような物事があり、このような出会いがあったこと、お互いによろこぶべきですね、お祝すべきですね、程度の自己表現ができればいいかと・・・・。

 そしてまた、このような映像が残されていくことに、大変ありがたく、感謝の念に堪えません。あっと言う間に光陰は過ぎ去ります。その時その時、関わった人々、時には熊野参詣をした人々だっただろうし、名取老女だっただろうし、平泉の恩恵だっただろうし、山形の慈恩寺のおかげだっただろうし、伊達藩の庇護だっただろうし、宮大工だっただろうし、そしてずっと守ってきた地域の人々、そのような人々の恩恵に、今私たちは浴しているのだ、ということを確認することになる。

 あらためてこのようなDVDを残していただいていたことを感謝いたします。

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「名取熊野堂舞楽」<2>

<1>からつづく

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「名取熊野堂舞楽」<2>
制作 名取市教育委員会 ナレーション 大友光子 2002/04 DVD 名取市図書館所蔵
★★★★★

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 前回このDVDに当ブログが触れたのは2017年2月、わずか2年前のことであった。そして今年は、なんと「中の人」としての参加となるとは、なんと急展開のことか。

 中の人とは言っても、舞楽そのものは門外不出で、社家七家による世襲とされているので、舞を踊るわけではない。そのご案内のお手伝いをさせていただく、という程度のことである。それにしてもなんともはや、面はゆい気分である。

 今年は4月21日の日曜日、12時から開催され、近隣の人々の舞と祭りがつづく。この舞楽と神社の成り立ちについて、ふるさとガイドの会の一員として、私の頭にはどれほどのこのがインプットされているだろうか。

 せいぜい、チラシを配ったり、参拝者に声をかけて集まっていただく程度の御役目だが、それにしても、「中の人」としての覚悟と責任が必要となる。今日、またDVDを見てブラッシュアップしているところである。

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『求塚』 能楽 観阿弥・世阿弥 名作集 観世流

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『求塚』 能楽 観阿弥・世阿弥 名作集 観世流
出演: 観世清和, 角幸二郎, 坂口貴信 発売日 2013/09/27 販売元: NHKエンタープライズ 形式: DVD 時間: 111 分
No.4285★★★☆ 

 にこにこ動画では参考になるような動画あるようだが、ここに貼り付けることはできないようだ。ストーリーを知ってしまえば、興味ますます深々というところだが、肩ぐるしいイメージのある能楽だと、ちょっと気おくれしてしまうところが、確かにある。

 ストーリーの展開が興味深いので、111分という時間が割りと短く感じられる。お決まりの、僧と幽霊のお話しで、そこにまつわる地理や歴史を、簡単に一足飛びに超えて見せる。

 最近、ようやく、能っていいかも、と思い始めたところである。近くの演劇工房で、実は今日から「能のおけいこ」が始まるので、参加しようかどうか、ごく最近まで悩んでいたが、結局諦めた。

 震災前はやはりZENに収斂していっていた。震災後も結局はZENに収斂していった。震災から7年も過ぎて、再び三度、門戸を開いて新鮮な空気をいれれば、いちいちにごもっともな道がいくつも現れる。

 春の陽気のままに誘われ、あちこち散策すれど、結局身一つの老齢なれば、あれもこれもと多欲に走ることはできない。シンプルに、自らが、やれること、やるべきこと、そこに結局は収斂されていくのである。

 能のおけいこを結局諦めたのは、実はもっと身に迫った危機だった。つまり、私は自分が正座できないことに、改めて気づいたのである。半跏と言わずまずは胡坐で瞑想はできるのだから、あまり考えてはこなかったが、実は私は正座が出来なくってからもう10数年が経過しているのである。50過ぎたころから、足が痛くて、坐れないのだ。

 客の立場なり、葬儀なり、正座であるべき場には何度も遭遇してきたが、現在はそれを強要される事態はまずない。椅子席か胡坐でなんとかやり過ごすことができるのである。坐禅だって、椅子禅があるではないか。なにも堅いことは言うまい。

 されど、能に到ってはどうなのか。能の舞台に立つ人々が、胡坐では様にならないのではないか。それがシテやツレばかりではなく、ツツミやタイコの人々だけではなく、ウタイの人々だって、胡坐をかいている人は一人もいない。みんな正座である。日本の文化は正座なのか・・・?

 なんにせよ、私には正座ができない。この現実をしっかり受け止めなければならない。今後、能については、観劇、劇場にいくチャンスも多くなければ、ひたすら自宅でDVDを鑑賞することになろう。まぁ、それで我慢するところで、花もあるようだ。

 翁舞ひ松の花咲く素晴楽堂   把不住

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2019/04/15

「スペクテーター」<43号> わび・さび

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「スペクテーター」<43号> わび・さび
エディトリアル・デパートメント (著, 編集) 2019/2/4 幻冬舎 単行本 p188
No.4284★★★★ 

 この雑誌はとてもいい感じなんだが、なかなか買いたいという衝動が湧く号は少ない。特集雑誌なので、自分の関心範囲ちょっと外れると、もう見向きもしないで終わってしまう。

 今回のわび・さびは、まぁまぁ、わが射程範囲の中に登場したひさびさの特集といえる。カラーページが少ない(ない!)のも、なんとも寂しいが、これもまたこの雑誌の特徴だから、わがままは言うまい。ましてや今号のわび・さび特集には合致しているかもな。

 この雑誌、よくよく見ると「単行本」となっている。出版社は幻冬舎だが、配給ルートを提供しているだけで、実際の編集は、赤鬼・青鬼(と勝手に当ブログはニックネームをつけている)二人の恣意的な編集が続いている。

 わび・さび。いいんじゃないかな。スペクテイターでの、この特集。いいたいことはいっぱいある。だけど、雑誌そのものがこのように主張している、という事実を、しっかり受け止めたい。不足なのは、わび・さびなのだから、当然なのだ、と納得できる。

 いいと思う。

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「Lightning(ライトニング)」男らしい植物

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「Lightning(ライトニング)」
ライトニング編集部 (編集) 2018年6月号 雑誌 エイ出版社 (2018/4/28) 雑誌
No.4283

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 多数の雑誌をちら見・タダ読みできるアプリがある。私にとっては定番アプリなのだが、その数が半端じゃないわりには、本当に読みたい雑誌は少ない。読みたいと思っても、ちら見モードであり、まともに本文を読み通すことはできない。だったら最初から本屋に行って立ち読みすればいいのだが、たまに、面白い本が全文タダ読みできることもあるから、やめられない。

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 このライトニングとやらのこの号は久しぶりのヒット。この世にこのような名前の雑誌があるということを初めて意識したが、なんともこの「男らしい植物」というタイトルがいいではないか。たしかにこの雑誌は一年前に出た古本である。されどタブレットで読めば、新品そのもの。それに時事問題を扱っているわけではない。この春の登場なら、1年前だろうが、10年前だろうが、それほど意識することはない。

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 特集は多肉植物中心で、なんだか盆栽を連想する造りとなっている。盆栽はちょっと敷居が高いが、多肉植物を盆栽風に取り扱うのはこれはイイね。

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 なんだかハマりそうだな。タダ読みアプリとは言え、公開期間は限られている。これは買いだな。

 

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2019/04/12

「京都人の密かな愉しみ 桜散る」監督: 源孝志


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「京都人の密かな愉しみ 桜散る」
監督: 源孝志  出演: 常盤貴子, 団時朗, シャーロットケイトフォックス, 深水元基, 銀粉蝶 2017/5 NHKBSプレミアム   DVD 時間: 118.00 分
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 桜が咲いてから、その上に春の雪が降ることを、桜隠しというらしい。
これが季語だ。

 この桜散るを見たのが最初だった。「逢瀬の桜」も素敵だし、メインドラマの終わり方もこれでいいのだろう。清哲も、これで人間として、立派に生きていける。京都がフランスに行き、いつの間にやらイギリスが京都にやってきた。

 これ以降の新作が 修行中BLUEとなるが、まだ手元には入ってきていない。番組としては録画もしたし、何度も繰り返し見た。しかし、どこか全体として見逃している部分があるのではないか、という、ちょっとした隙間がある。

 まだまだ、このドラマ終わらない。少なくとも私の中では。

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<2>につづく

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今日の気分はこの三冊<42>

<41>からつづく

今日の気分はこの三アイテム<42>

今日の気分はこの3冊 目次

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 朝起きて、枕元を見て、ふと考えた。枕元にあったのは、スマホとマラ(数珠)。肌身離さず持っていたいもの、ということになろうか。スマホは持っていたい、というよりは、持っていないと、緊急性の意味からも必帯すべきものとなる。マラはメンタルなもの、これは自らのアイディンティティみたいなものだ。この二つは、この頃、常時身に付けているものとなろうか。

 はてさて、例によって、物事を三つ並べて考える癖のある当ブログとして、この二つが日常大事だとして、もう一つ何か大事なものがあろうだろうか、と考えた。日常的に、業務的にも、クルマは必要だろう。クルマのミニカーでも並べてみようと思ったが、それよりも実際的なものキーであろう。キーホルダーには、他に家の鍵とか、免許証とか、小銭とか入ってはいるが、とにかく大事なものはクルマであり、それを動かすためにはキーが必要となる。

スマホ、マラ、クルマ、と並べてみて、はてさて、このトリニティ、一体どういう関係になるだろうか。スマホは最近とみに急上昇中である。これがなくては生活が成り立たなくなっている。外界との連絡、コミュニケーションのレベルではこれでほとんど成立する。

 クルマ? これもまた実際的な日常アイテムとしては必要不可欠となる。これなしで暮らしている人も多数いるわけだが、私のライフスタイルでは無理だ。どこにいくにもこれでいく。業務も、生活も、プライベートも。スマホはどこまでもいけるが基本バーチャルである。半面、クルマはリアルではあるが、空間的に限定的である。二つはいずれ融合するように見えていて、実は、まったく別レベルの存在であろう。

 スマホは、ごくごく最近の登場。最長と考えてこの四半世紀。最短と考えてもこの10年。はてさて、これからどうなるだろう。基本、スマホを身から離す時代はくるだろうか。目が見えなくなり、耳が聞こえなくなり、外界に対する興味を失ってしまえば、その時はスマホは不要となるかもしれない。あるいはスマホを超えていく存在の登場。今は敢えてAI関連としか言えないが、そういう素晴らしいものが登場しないとは言えない。その時、スマホが不要となる時代が来るかもしれない。

 さて、クルマはどうだろう。現在だって、クルマを所有しない人たちはたくさんいるわけだから、私もまたクルマがなくても生きてはいくだろうが、どうも想像しにくい。公共の交通機関だけを使って生活が、業務が、プライベートが成立するとはとても思えない。だが、いつかは運転できなくなるだろう。90歳、あるは80歳? 少なくともそれ辺りまでなんとか運転はしていたいが、95歳とか100歳とかなれば、それはもう無理かもしれない。

 そしてトリニティのもう一つの極、マラはどうであろうか。これは、物質的になければ生きて行けない、というものではない。実用的でもなければ、日常的な必須アイテムでもない。日常的に不要で、実務に不要で、もちろん業務にも役立たず。コミュニケーションにおいては、むしろ邪魔者になったりするかもしれない。でもな、この三つのなかでは、最後の最後まで、私は肌身離さずマラを堅持し続けるだろう。

 正直言って、最近のITやAIの進歩はすさまじい。私はもうこの分野の進歩は必要はない、とさえ思ってしまう時だってある。むしろ、これなしに生活できないだろうか、と夢を見ることさえある。だが、それは無理だろう。当面はこの分野の移行に付き合い続けなければならないだろう。

 クルマに関しては、素敵なEVが登場しないかな、という期待感はあるものの、現在の手元のクルマ一台で不自由することはない。進歩は必要ないが、必要なのはメンテナンスである。それなりの経費はかかるが、それはプロに任せればいいことだ。あとは、これまでのキャリアの中で培った技術を回転させていけばいい。

 マラはどうだ。なにかの依存症の代替品のようでもあり、なにかの象徴であるようでもあり、まったくの無用の長物であるようでもある。だがしかし、この三つの中で、もっとも大事なものと言えば、クルマでもなければ、スマホでもないだろう。それはマラであろう。

 そしてそれは、不思議なことに、それは物質的な姿を持っていなくても、その存在は消えることがない、ということだ。むしろ姿を隠してこそ、その存在、その輝きは増し始める、ということになる。

 この三つのアイテムは、いずれ私から離れていくだろう。日常的に必要なものは他にもある。老眼鏡も必要だし、二色ボールペンも必要だ。名刺入れ、ハンカチ、ティッシュ、帽子、カバン、・・・。だが、いずれも、いずれは私を離れていく。どれも残りはしない。

 私がもっとも大事にすべき、それは一体なんだろう。

<43>につづく

 

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2019/04/10

「京都人の密かな愉しみ 月夜の告白」 監督: 源孝志

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「京都人の密かな愉しみ 月夜の告白」 

  監督: 源孝志  出演: 常盤貴子, 団時朗, シャーロットケイトフォックス, 深水元基, 銀粉蝶 2016/11 NHKBSプレミアム DVD 時間: 118.00 分 
No.4281      

 何度見ているのだろう。   すっかりこのシリーズは私の精神安定剤だ。精・神・安・定・剤・・・。なるほど、言い得て妙だ。このDVDなら、「月待ちの笛」だよなぁ。

 本来であれば、「エピソード1」から「夏」と来て、「冬」、その「冬」を鑑賞してから、この「月夜の告白」を見るべきなのだが、なかなか「冬」の私の番が来ない。

 そもそもオムニバスドラマなので、順番など、どうでもいいのだが。

 何度見ても、これまで見逃していたシーンがある。いつも、ながらしながら鑑賞しているからそうなってしまうのだろうが、作り込みがきっちしているから、ということもできる。

 あちこちあれこれみて、イラついていてから、ふとこちらに戻ってくると、とても落ち着く。なるほど、精神安定剤だ。

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2019/04/09

「お釈迦さまの脳科学」 釈迦の教えを先端脳科学者はどう解くか? 苫米地 英人

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「お釈迦さまの脳科学」 釈迦の教えを先端脳科学者はどう解くか?
苫米地 英人 (著) 2010/10 小学館 新書: 190ページ
No.4280★☆☆☆☆

 OSHO本をパラパラしていたら、出版社のカタログが落ちてきた。ふむふむ、別段に珍しい内容ではなかったが、これはなんだ? という人物の名前が目についた。ええ~、この人がコメントしているの? 

 インドで受け継がれてきたDhyana<ディヤーナ>の伝統のひとつの結実がOSHOの思想です。苫米地英人(認知科学者)

 ふーん・・・?


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 まずはなにあれ、この出版社のブログでも紹介されているこの本をめくってみることにした。だが、ここでは多くを語らないでおく。

 読書にも好き嫌いがある。この人の本は当ブログにおいては一冊しか紹介していない。できれば黙って通り過ぎたいタイプの本である。

 後半において、著者は、止観という言葉を、瞑想や禅と同意義として用いている。天台の僧侶であるならば、それはそうならざるを得ないだろうが、まぁ、ひとつの本を、あれこれ批判的に、客観的に、読み解く態度が必要となる。

 この本はすでに10年前の本なので、割り引いて考えなければならないだろう。この人、最近はどういう本を書いているのだろう、と思わないでもないが、まったく追っかける気にはなれない。

 誰が誰に対して書いた本なのだろう。OSHOの紹介文は、一体どこに書かれた文だったのだろう。その肩書は認知科学者でいいのか? 脳機能学者? 計算言語学者? 会社代表? 気功師? 天台僧侶? カギュー派阿闍梨? よくわからんな。

 いろいろな表現があり、いろいろな思考があるだろう。それはそれでいい。しかし、私ならOSHOの紹介者としてこの人を採用はしないな。

 もちろん、多くの意味はない。好みの問題だ。

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2019/04/08

「京都人の密かな愉しみ」 夏  源孝志監督 他

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「京都人の密かな愉しみ」 夏
源孝志 (監督) 出演: 常盤貴子, 団時朗, シャーロットケイトフォックス, 深水元基, 銀粉蝶 2015/08 放送 NHKBSプレミアム 形式: DVD 時間: 118.00 分
No.4279

 このバージョンの中では、「真名井の女」もよかったし、「木屋町 珈琲夢譚」も良かったね。っていうか、オムニバス・ドラマ、どれも良かったのだが、最初は、どうも、ひとつひとつのドラマと藤沢三八子のストーリーがつながらないので、一体どうなっているんだ、と疑問だらけだったが、最初から、特段のつながりはなかったのだ。

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 真名井の女は夏にふさわしく、怪談仕立てなのだが、決して大げさではないのだが、コワかった。つうか、その製作者の意図に沿った形での世界に、キチンと誘われた。コーヒー屋さんの話も、さもありなんという気がしたが、家元が余りにも有名な役者なので、逆にリアリティに欠いたかな。全然知らない役者だったら、すっかり騙されたかも。

 一本のストーリーとして見るのか、ちょぎれちょぎれの断片として見るのか。お好み次第だ。もっと深く、という要求はないわけでないが、適当に浅く、喜劇仕立てなのか、いいのかもな。ひとつひとつが、謂れがありそうで、なんとも興味惹かれる。

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「京都人の密かな愉しみ」源孝志 他 <5>

<4>からつづく 

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「京都人の密かな愉しみ」 <5>
NHK「京都人の密かな愉しみ」制作班+源孝志 (監修) 2018/03 宝島社 単行本: 186ページ

 たまたま遊びに立ち寄った友人S君に聞いてみた。この番組、知ってる? どうやら知っているどころか、全番組録画しているらしい。一言居士である彼の、ご説は始まった。あの番組はすごい。着ている着物だけでも何百万もする。出演している役者陣もそうとうにすごいね。あれだけ集められるのは、さすがNHKだからだ。

 テレビだけじゃなくて、実際行ってみればいいじゃない。オレなんか、毎年京都に行ってるよ。あの時のあの場面のあのあそこは、放送される前の年に行ってるよ。いいところだよ。あの寺と、あのお菓子屋は、結構離れているんだよね。結構遠いよ。よくあそこまで行ったよね。

 とかなんとか、誉め言葉なんだか、自慢話なんだか、分からない話が始まる。いや、別にこちらは、決して、京都ファンではないのだ。むしろ、京都人、というところは飛ばして、「密かな愉しみ」だけのファンだと言っても、可笑しくはない。ドラマの場所が、京都以外のどこかの街で、しかもドラマのクオリティがこれだけ高ければ、きっと誰でも好きになるんじゃないだろうか。

 そうそう、そういえば、「植物男子ベランダー」って番組も好きなんだよね、と話題を変えてみた。そうすると、どうやらこちらの番組も彼もお気に入りらしい。ふ~ん、結局は同年配の長年の友人である。テレビ番組の嗜好も似通っていてもおかしくはない。。

 オレはさ、どうも、このオムニバス番組が好きらしい。どうしてこういうタイプの番組が好きになるのかな。と問うてみたが、こちらは、あまりに明確な回答はなかった。オレはさ、なんだか大河ドラマのような長尺のストーリーを追っかけるのがどうも億劫になっている。途中でブツブツ切れて、あとからタロットみたいに、自分なりに再構成してみるのが好きなのかもしれない。そう思った。

 そもそも、この番組、一番最初に、最終回の「桜散る」から見たんだよね。あ、それじゃ結末が分かっていたんじゃない。いやいや、そうじゃないんだ。むしろ、わかりにくかった。どこをどうつなげれば、どうなる? っていろいろ悩んだよな。それに、あの「逢瀬の桜」が良かったんだ。あのころちょうど仏像を彫っていたからね、あの演劇少女の父親が仏師だってところが、ハマり口だったな。

 悲恋というのかな、悲しい恋物語がいっぱい詰まっていてさ。なんだか胸キュンとなるよ。あの娘さんもかわいかったな。夏の井戸の話も怖かったな。うん、あれは誰それの息子で、なかなか好演だったな。へ~、息子なのか。とにかく引き込まれたなぁ。

 まだまだ続いているんだよ、知ってる? 知ってるよ、Blue修行中、って奴だろ。これまで二作がDVD化されているが、まだ、レンタルショップにも並んでいないんだよね。楽しみにしているんだ。ほかのDVDは近くの図書館で5巻とも借りることもできる。この本もあるからね。すぐ借りられると思うとうれしいよ。

<6>につづく

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2019/04/02

「岩波講座 憲法〈3〉ネーションと市民」「大規模震災と行政活動」川岸 令和 他

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「岩波講座 憲法〈3〉ネーションと市民」 
川岸 令和 他(著) 2007/6 岩波書店 単行本: 281ページ
No.4277★★★★★

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「大規模震災と行政活動」  
鈴木 庸夫 (著, 編集) 2015/03 日本評論社 単行本: 284ページ
No.4278★★★★★

 新しい年号が決まった。令和である。なるべく例のない名前が選ばれたそうだが、敢えて、図書館でこの単語を検索してみた。すると、なんと川岸令和という学者さんがおられることが分かった。かわぎしのりかず、と読む、1962年生まれの早稲田大学の憲法学者である。

 下では「災害と情報ーー東日本大震災を契機として」という40ページほどの論文を掲載されている。上では「国民主権とデモクラシー」という25ページほどの論文を書かれている。よく読んでいないが、結構真面目な、好感をもてそうなタイトルである。

 わが図書館ではこの二冊がヒットしたが、主著となるような個人名を冠した本は見つからなかった。

 なにはともあれ、新年号「令和」を記念して、この二冊をメモしておくことにした。

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「京都人の密かな愉しみ」源孝志 他 <4>

<3>からつづく 

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「京都人の密かな愉しみ」 <4>
NHK「京都人の密かな愉しみ」制作班+源孝志 (監修) 2018/03 宝島社 単行本: 186ページ

 いよいよこの世界に嵌ってきた。現在DVD3枚と、書籍2冊。これにDVD2枚がプラスできるから、これらを繰り返し見て行けば、かなりの期間楽しめることになる。

 「エピソード1」→「夏」→「冬」→「月夜の告白」→「桜散る」となる。これに「Blue修行中 送る夏」→「Blue修行中祝う春」とつづくわけだ。これを、私は、あれこれまぜこぜに見ていたものだから、実は、なにがなにやら分からないところもあった。

 最近になってようやく全体像が見えてきて、なるほどそういう構造であったか、と少しづつ分かってきた。それに、自分の好きな部分を繰り返し見る事もできるし、自分の好きな順序でさえ見ることができる。これがオムニバススタイルのいいところである

 結局は、「桜散る」が一番好きだが、「エピソード1」の「わたしの大黒」や「桐タンスの恋文」などが、こんなに早く登場していたのか、と全体を並べて初めて分かった。「夏」の「真名井の女」や、「冬」の「えっちゃん」、「月夜の告白」の「月待ちの笛」なども、実に心打つ。「桜散る」の「逢瀬の桜」は絶品だ。

 結局、最終回で、結論めいたところも良かったが、これからさらに展開することだって、きっとできるはずだ。「Blue修行中」はこれからもっと続編ができるだろうし、まだまだ期待したいドラマシリーズである。

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<5>につづく

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「能面の見かた」 日本伝統の名品がひと目でわかる 小林 真理他 <1>

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「能面の見かた」 日本伝統の名品がひと目でわかる <1>
小林 真理 (著), 宇高 通成 (監修) 2017/01 誠文堂新光社 単行本 174ページ
No.4276★★★★★

 美しい本である、上達者から見れば、ほぼ初歩的な本であるのだろうが、 こうして全体を網羅的に眺めることができるのはうれしい。特にお面が実に綺麗に撮れている。一言に能狂言と言われるが、現在のところ、狂言は後回しで、能楽だけを眺めている。雅楽や神楽、邦楽、などの全体を見る必要があるのであろうが、今は、できない。

 能面と言っても、実は、翁面が一番気になっており、それは、また再チャレンジして彫ってみたいな、と思っているからである。彫ると言っても、実際に取り掛かってみると、実に体力も気力も必要になる。実際の仕組みはこうなっているのか、と納得するには、やはり、一つや二つは彫ってみる必要がある。それで少しはわかるが、分からないことのほうが多くなる。

 この春から、また近くの能楽堂で能のおけいこが始まる。私も参加したい気分があるのだが、最終的には参加できるかどうか分からない。日程や、気力、体力、財力。でも、多少齧ってみることによって、より理解が深まるなら、おけいこにも参加してみたいものだと思っている。

<2>につづく

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