「プレジデント」世界が証明! つらい毎日が楽しくなる 心を整える「禅・瞑想」入門<4>
「PRESIDENT (プレジデント)」世界が証明! つらい毎日が楽しくなる 心を整える「禅・瞑想」入門 <4>
2016年4/4号 プレジデント社 雑誌 月2回刊版
★★★★☆
またまた気になり始めて、図書館からこの本を借り出して手に取った。これで何度目だろう。気にはなる。だけど手にすると、熟読する気になれない。今回その理由が少しわかった。それは、この雑誌の蔵書状態が悪いのである。表紙などクシャクシャになっている。読む前に、心が痛むのだ。だから、瞑想や禅、などという前に、雑誌としてのこの一冊の保存状態が悲しくなるのだ。
そこで、検索してみると、もともと数百円の雑誌ではあるが、中古でも超美品と称するバックナンバーが送料込みでもほぼ半額で流通していることが分かった。さっそく今回は一冊入手して手元におくことにした。
いざ自分の書棚の一冊として手に取ってみると、最初から、この雑誌の紙質がとても薄く、柔らかいということに気づいた。決して質が悪いわけではない。郵送料などを気にしているのか、最初の最初から薄い紙を使っているのである。表紙だけではなく本文の印刷紙も薄い。光沢もあり、デザインも決して悪くないのだが、紙質が薄い。
このために、この雑誌は丁寧に扱われる必要がある。図書館なんかで雑に汎用されると、すぐにぐちゃぐちゃになってしまうのである。この雑誌は、美品を手にすべきだ、と納得することになった。
さて、超美品と称する一冊を手にした我が書棚ではあるが、いざ熟読しようとすると、内容的にはおざなりで、以前から分かっていたとは言え、なんとも、内容も薄い。一般雑誌の、ビギナー用の入門特集なのだから、文句をつけるほうがどうかしているのだが、少なくとも、この道何十年も経過した一家言居士は、もはや、この手の入門書にケチをつけている場合ではないのだ。
もっと自分の道を前に進めるべきなのである。ただ、逆に言えば、あまりマニアックな孤高の世界も当ブログの好みではない。ごくごくマーケットプレイスにあって、自らの道を究めるべきなのである。であるからこそ、一般マーケットにこのような一冊が流通していれば、そこと横並びに調整しつつ、わが歩調も合わせていくべきなのだと思う。
わが書棚に置いておくには、美品であれば、私はそれはそれでいいと思う。
もっと先をいくべきなのである。
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