「仏像がわかる本」 基本の種類と見わけ方 岩崎 和子
「仏像がわかる本」 基本の種類と見わけ方ある。
岩崎 和子 (監修) 2001/10 出版社: 淡交社 単行本: 204ページ
No.4265★★★★★
お身内の方からの贈本である。ありがたい。それにしても、こういう方が身近にいらっしゃったとは、ビックリ。始めてその話題を聞いた。
この本なかなか素敵である。35歳で悟りを開いたエライ人「釈迦如来」から始まるのは当然としても、次に登場するのは、「この世」の悩み、すべて解消します「薬師如来と十二神将」なのである。これには感謝。
その他、阿弥陀如来、弥勒菩薩、弁財天など、合わせて12のホトケさまについての、実にわかりやすいガイドブックである。1949生まれの著者、40代に雑誌に連載した記事が50代初めに一冊の単行本となって出版されている。
気が付いてみれば、わが図書館にも他にも多数著書が納められている。時間があれば、またおっかけをするタイミングが来るだろう。
ビギナーと専門家と、アシスタント的な三人の女性が、各寺院を周遊し、それぞれの仏様と遭遇するという設定である。あくまでわかりやすく平易で、しかもキチンと的を外さない論旨はさすが。
この本を読むと、自分の知識が、いかに偏っているかがわかる。満遍なくひととおり仏像の世界にも目を通して、ごくごく当たり前に、このようなトリビア(?)が口から飛び出してくるようになったら、大したものだと思う。
なにはともあれ、大変貴重な本、ありがとうございました。大事にして、愛読させていただきます。 合掌
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