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2019/02/11

「そして花々が降りそそぐ」 OSHO <1>

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「そして花々が降りそそぐ」―和尚講話録
Osho (原著),    マプレムプラバヒ(翻訳)  2005/11 市民出版社 単行本: 437ページ 講話時期74/10/31~ 74/11/10 「And The Flowers Showered」
No.4264★★★★☆

 

 近所の古本ショップが閉店することになった。基本嫌いなので、ほとんど行ったことがなかったが、何かに引かれて店内に入ってみた。と、すでに二十数年経過したらしいが、この度、閉店することになったという。

 

 これも奇縁かな、と雑貨コーナーでは、篆刻用の石材を求め、古書コーナーも回ってみた。あいも変わらず、私には不平のある品ぞろえだが、一冊だけ、おっと思うような本があった。それがこの本である。

 

 OSHOの本にしてはちょっと安すぎるのではないか、というような値付け。すでに閉店バーゲンに入っているからでもあろうが、一週間までは、さらにこの値付けから20%値引くという。すぐ買ってもよかったのだが、ひょっとすると他の人も狙っているかもしれないから、それなら他の人に譲ろうと思った。

 

 しかしながら、スペシャル・バーゲンの日になってもこの本は残っていた。私は実に安価でこの一冊を手にしたということである。この本はすでに図書館から借りて読んではいるが、手元に持ってはいなかった。

 

 私はいつの頃からか、OSHOの新刊が出ても購入を控えるようになった。読み切れないし、もし読みたくなったら、図書館から借りればいい。そういう姿勢になってからは、あまりOSHO本を揃えなくなった。その中の一冊としてこの本もあった。

 

 今回あらためてこの本を手にしてから、さてこの本の講話はいつの時代であったのだろうと、検索してみた。なんとそれは74/10/31~ 74/11/10の時代の本であった。私は私なりに記録しておいたので、すぐその時代を決定づけることができたが、この本にはそのことについては何も書いていないし、おそらく初めてOSHOを手にする人は、まったくその時代性を頓着することはないだろう。

 

 日本で一番最初に翻訳された「存在の詩」は75/02/11~75/02/20の間の講話である。つまり、この本は「存在の詩」の数か月前の講話だった。決して、80年代末のZENシリーズの一冊ではない。そこのところはちょっとマークしておく必要がある。

 

 文中には、洞山や難船など中国唐代の禅マスターたちの話題が織り込まれている。ブッタや、マハビーラなどの2500年前の教祖たちと、例えばオイゲン・ヘルゲルのような弓の話など、実に混然と混ざり込んでいる。これがまぁ、OSHOのスタイルではあるが、これでは、私などはいくら読んでも、そこからもっと深くいく、ということはできなかったであろう。

 

 文脈のあちこちを探っていけば、言葉そのものにこだわる読者の方がどうかしていることは理解できるのだが、それでもやっぱり、私の個人的な好みとしては、もうちょっと人脈や系統を整理しておきたかったものだ。

 

 1974年の講話が、2005年に出版され、さらには2019年の今日、ようやく手にとって再読してみる。このプロセスの、個人的な、独自性を、楽しんでいこう。

 

<2>につづく

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