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2019/02/20

「オン・ザ・ロード1972」<62>08/08 出雲大社 広島島根県境

<61>からつづく

Jkk1
「オン・ザ・ロード1972」 80日間日本一周ヒッチハイクの旅
「時空間」創刊号 1972/11/20 時空間編集局 ガリ版ミニコミ 102p 目次  全日程
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<62>1972/08/08 出雲大社 広島島根県境

 この日は広島から、いきなり島根県の出雲大社へヒッチハイク。別段に観光旅行や神社仏閣を回っているわけではなかったが、やはり有名な観光地には行ってみたくなる。出雲大社は、出会いの神様ということだが、こちらでの出会いはなし。

 しかしまぁ、あとになって気が付けば、出雲大社は実に重要な歴史的ポイント。この時行かなかったら、一生行くチャンスを失ったかも。

このあと鳥取のサクランボユートピアに向けて出発。だいぶ日が暮れてしまった。地図を見る限り、あの山を超えれば目的地なのだが、どうもこの時間からでは難しい。山を越えると言っても、急こう配のヤブの中を超えて行かなければならないのだ。

 こりゃ、無理だ。遭難するかも。今日はこの辺でビバークだな。ただ、田舎町の小さな町ゆえ、適当な公営地がない。そこで、すでに雨戸を閉めてしまった商店に掛け合い、軒下のベンチを借りたい、と申し出た。

 出てきたのは、中年の小母さん。気の毒そうにこちらを上から下まで眺め、いいから中に入りなさい、と家の中に入れてくれた。

 実はその夜、彼女はこの家に一人だった。訳も分からない若者が突然やってきて、軒下を貸してほしいと言っても、気持ちが悪かったのだろう。断ることもいかず、家の中に泊めてくれることになったのだ。ありがたいものです。

 山奥の静かな地方だった。布団も貸していただいて、横になるとすっかり寝入ってしまった。真夜中に、柱時計が、ボーン、となって、ちょっと目が覚めた。

 翌日は軽い朝食もごちそうになりました。いやはや申し訳ありません。どうもごちそう様でした。

<63>につづく

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